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RANTING ABOUT MY LIFE: 生き方の話

ご無沙汰ぶり。
先月の終わり近くに、43歳を迎えた。はっと思い出したこのnoteのアカウントに徒然なるままに歳を重ねる事への思いをぶちまけたいと思います。

ここ数年、自分の年齢を意識することがそれまでよりも
だいぶ増え、それによって人生というものを深ーく考えるようになった。

性格上、考え出すと何日も何ヶ月も何年も悶々と考えたり、調べたり、読んだりしてその意味や方法を見出そうとする。

そんな自分に取って、この「人生」について考えるということは非常に厄介なもんだなと、気づいた時にはすでに手遅れで見事なMid-life crisis (中年期クライシス)に陥ってしまっていた。

多分、このクライシスの扉を開けたのは38〜39歳くらいから。

なんで中年になると人はこのクライシスに陥るんだろう?と思いつつ、自分の心当たりを思い返してみると…


理由その1:
第1子が産まれて、自分だけの人生ではなくなったというライフイベント面の影響。これは大きいかも。
仕事、家事、そして育児。この三つを妻と共にこなしていくには、それまでの「自分時間」の多くを犠牲にする必要があると感じたことで、人生の時間を無駄に出来ないなと考え出した。

理由その2:
仕事のやりがいを感じにくくなり、仕事人生がこのままで良いのか、本当に自分がやりたいことはこれなのか、と問い始めた。
20年弱サラリーマンやっていて、働き方=生き方だと考えた時に今の自分がどれだけ満足しているか、憧れていた生き方を生きられているか、自問し始めたこと。

理由その3:
人生100年時代と言われるようになり、40歳を迎えるにあ自分の残り時間を確認。100年ー40歳=60年。あと60年を、長いと見るか、短いと見るか。今の暮らしをそのまま続けるなら、長いなって思った。逆に、今とは違う生き方を目指して新しい挑戦に取り組みたいと考えたら、短い。これまで社会人の端くれとして生きてきた自分が20年くらいかけて培ってきたものがあるとしたら、新しいスキルを身につけたり、新しいライフスタイルを実現するには同じかそれ以上の時間がかかると思った。


正直、社会人になるまで、自分の人生をどう生きたいか?なんてこれっぽちも考えたことなかったし、社会に出てからも働くことに対してよくわからない抵抗感を持っていたりもした。やりたい仕事に就けないなら(クリエイティブな仕事をしたいと思っていた)残業を極力避けたり、目の前の仕事をどうやったら最低限の力で乗り越えられるか、という省エネマインドセットで生きてきた。

そんな自分でも、幸い、今の職業は入社当初からとても楽しくやり甲斐があると思えている。だからこそ、10年間も同じ会社に所属できている。(転職族の自分に取っては快挙)
担当するブランドへの愛着もあるし、もっと世の中に知って欲しいと思って自分なりの試行錯誤をしてきた。それでも、自分のオフタイムや休日はできるだけ犠牲にしたくない。ワークライフバランスを均等に保ちたいという価値観はずっと持って働いてきた。

ところが、
40歳を迎え、なんとなく「このままの自分じゃあ、ダメなんじゃないか」と漠然とした不安が募るようになる。

何も成し遂げてない。何もインパクトを残していない。世の中の役に本当に立っているのか。ちゃんと信念を持って生きてきたか?逃げてないか?
子供に見せているその背中は、子供に何を伝えているのか?

40年間、ぼーっと生きてきた人間が、ここへきて突然訳のわからない焦りと不安に襲われる。これが、Mid-life crisisなのだ。





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