見出し画像

資材の選定・発注を効率化することで、建築士の労働時間を減らせないかを考える

建築士の労働量を知って衝撃を受けた冬

画像2

建築士といえば、残業なんて当たり前で終電まで仕事をせざるおえないことがしょっちゅうらしい。

それを知ったのは、インテリアの卸事業で建築士にヒアリングしてたとき。

私も起業家として、世間一般とされる労働量の1.7倍ほどは働いているが、企業のトップであり好きでやっているから働けるものである。

それに対して、企業に所属していながらそれほどの労働量をこなせるモチベーションはどこから来ているのだろうかと気になったのを覚えている。

それから、建築士にはひたすらリスペクトの眼差しで接することができるようになった。労働時間もそうだが、緻密なあの設計業務も本当にすごい...

また建築士のアシスタントという、相当条件の悪い立場で仕事をしてまで建築士になりたいという大きな夢がモチベーションになっているのかもしれない。

ぜひ、建築士の方々になぜ建築士になったか、どういう目標があるのかをお聞きしたい。

資材の選定・発注を効率化できないか

手掛ける案件の完成前に忙しくなるのは理解できるが、より効率的にこなすことはできないのだろうか。

建築に関しては素人なので、顧客への接触〜着工までの手順など表面程度しか把握していない。

しかし、他業界の素人だからこそ、業界経験者の当たり前の基準やプロセスにはまらない生産性アップのアプローチを取れるのではないかと思う。

建築士の仕事を抽象的に分解すると、こんな感じだろうか。

・顧客とのコミュニケーション

・設計・施工

・資材の選定・発注

・雑務

今回は、資材の選定・発注のアプローチから効率化し生産性をアップできないかを考えた。

全ての資材を選定・発注するのに、どのくらい時間がかかっているのかはわからないが、いまだに膨大なカタログで選定し発注時は請求書や見積書を電話やFAXもしくはメールで行っていることが多いはず。

もちろん、カタログの方が選びやすいケースもあるだろう。

しかし、飲食店の発注やドラッグストアでの商品発注などがデジタルに置きかわり簡単にいつでもスマホで選定・発注ができる世界になりつつあるのに対して、建築業界は止まっている。

だからこそ、まだ建築士の仕事の効率をよくできるポイントは多く存在するはずだ。

まずは、インテリアの選定・発注を楽にしたい

画像1

資材の選定・発注の中でも、まずはインテリアの選定・発注業務を効率化していくことに注力していくのはどうだろうかと考えた。

本当はもっとも業務時間の多い部分から解決していきたいが、まずは小さくニッチで解決しやすい部分からアプローチし、最終的に業務の大部分を占めるものを改善する流れで行なっていく形が現実的。

インテリアの選定・発注も建築資材同様にカタログで選定して見積もり請求書を作成し発注する形を取っている。

リテラシーのある若年層は、インテリアの通販サイトで選定し、発注は別のメーカーや商社に発注している。

この非効率な方法をデジタル化することで、効率化ができると考えて、自分で建築士向けのインテリア卸通販を作った。

https://a-mour.co.jp/

まだサービスの完成度はかなり低い状態だが、このサービスを使えば、こんなメリットがある。

・商品の選定が早い

・一括で発注できる

・見積書・請求書の作成が不要

・メールや電話・FAXでの連絡が不要

・発注までのスピードが早い

これによって、従来のインテリアの選定・発注業務が1/2の時間で終われるようになるはず。

とはいえ、建築士の労働時間の大幅削減には程遠い。

まずはこれを足掛けに建築資材の選定・発注を効率化し、最終的に業務全体を大幅削減できる解決策を生み出したい。


【建築士・インテリアコーディネーターの方々へ】

建築業界の現在の状況、内装資材の購入業務などを話してもいいよ!という方がいらっしゃればぜひ仲良くさせていただきたいです。

もちろん、適当な雑談もウェルカムです。

▼TwitterでDMしていただけると幸いです(怪しいプロフィールですみません..)

https://twitter.com/Takada04941788

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?