見出し画像

●真の守護神とは「改心の理9」

これまで、霊魂(一霊四魂)に備わる本質的な働きと、精霊の働きが明らかにされずに曖昧な解釈しかされてこなかった為に、自らの身魂を改め正しく修正する事がとても困難となっておりました。

また、現世(この世)に生まれる際に人間のみが天之御中主大神様から直霊(本霊)を授かって誕生すると伝えられて来ました。

そして霊魂には本守護神、正守護神、副守護神という精霊が備わっており、その中の副守護神は悪霊であるとも言われてきました。

しかし本当は、神様より全ての生物に対して霊魂「一霊四魂」と「本守護神、正守護神、副守護神」の精霊を神様から授かっているのです。

この神様から授けられる「一霊四魂」と「本、正、副の守護神」とは、天照大御神様と須佐之男神様との誓約にてお生まれになられた「五男三女の神々様」にあらせられるのです。

また、五男三女の神々様は「人間の祖神」であると言われてきましたが、これは人間の生誕時に五男の神々様の御分霊である「一霊四魂」と三女の神々様の御分霊である「本、正、副の守護神」を授けられているという事なのですが、

この事は、これまで誰にも分からず知られてこなかったのですが、時期が来ましたので今まで秘められてきた真実の理をここに皆様にお伝えをさせて頂きます。

※ 「一霊四魂」および「本、正、副の守護神」の事を精霊と言いますが、分かりやすいように、「一霊四魂」の事を「精霊魂(せいれいこん)」、「本、正、副の守護神」の事を「精霊体(せいれいたい)」と致します。


●一霊四魂(精霊魂)の五男の神様とは「天照大御神様」の御分霊であらせられます。

・「直霊」は「天之忍穂耳神様」(あめのおしほみみのかみさま)

・「荒魂」は「天之菩卑能神様」(あめのほひのかみさま)

・「幸魂」は「天津日子根神様」(あまつひこねのかみさま)

・「和魂」は「活津日子根神様」(いくつひこねのかみさま)

・「奇魂」は「熊野久須毘神様」(くまのくすびのかみさま)


●精霊体の三女の神様とは「須佐之男神様」の御分霊であらせられます。

・「本守護神」とは「多紀理毘売神様」(たぎりひめのかみさま)

・「正守護神」とは「多岐都比売神様」(たぎつひめのかみさま)

・「副守護神」とは「市寸島比売神様」(いちきしまひめのかみさま)


●また、人間に授かった一霊四魂と精霊体とは御三体の神様の現れの神々様であらせられるのです。

・五男神の「直霊の神様」とは「天之御中主大神様」(あめのみなかぬしのおほかみさま)の現れの神様

・五男神の「四魂の神様」とは「高皇産霊大神様」(たかみむすびのおほかみさま)の現れの神様

・三女神の「精霊体の神様」とは「神皇産霊大神様」(かみむすびのおほかみさま)の現れの神様


■人間として初めて現世に生まれる場合は、

母体が受胎した時に自身の極めて神聖で無垢な御霊の中に、直霊以外の「四男の神々様」の御分霊である四魂を授けられ、

同時に「三女神」の御分霊である本守護神、正守護神、副守護神の精霊体も授かります。

そして、胎児が母体内で成長し身体形成がされる頃まで、少しずつ「四男三女の神様」より御分霊の受霊を給わり

胎児の身体形成が出来上がった時に初めて、「直霊の神様」が御鎮まりになられます。


■人間が輪廻して現世に生まれる場合は、

母体が受胎した時に、自身の輪廻した一霊四魂の中にさらに五男の神々様の分御霊として授けられ、

自身の輪廻した精霊体である「本、正守護神」に、新たに三女神のご分霊である「本、正、副の守護神」の精霊体を授かり、

その「本、正の守護神」は自身の「本、正守護神」と融合します。

そして、胎児が母体内で成長し身体形成がされる頃まで、少しずつ五男三女の神様より御分霊の受霊を給わります。

※ この五男三女神の神々様の御分霊は現世の全ての人に授けられますが、動物にも五男三女神の神々様の御分霊を授けられます。
しかし人間の精霊とは異なりかなり霊力が劣るものとなります。


■人間の個性

現世に初めて人間として生まれる場合は、極めて神聖な無垢の御霊である為に「個性」と言うものは無いが、

輪廻する者は、現世に再度生まれる時には、性質的な傾向の個性を有しているものです。

個性は、母体の思想や生活や家庭環境などによる後天的な影響を大きく受ける事になります。

また、肉親及び家系の遺伝的な霊的影響も少なからず受けるものです。

つまり、個性とは先天的な御霊に本質的に備わるものではなく、後天的な環境や肉体的な影響によるものとなります。


■五男の神々様の御働き

「改心の理 8」でお伝えしましたが、人間の霊魂(心)には御魂本来の本質的な「正欲」(正しい欲)を有しております。

・幸魂には「寿」という、幸いを外部(他者)に与えて共に末長く幸わい喜ぶ(寿)という真の本能である正欲があります。

・奇魂には「名」正名(名を正す)という「物事の正邪を判断し美しい心とする」真の本能である正欲を有しております。

・和魂には「富」という、自らの心をより大きく感性豊かに富むという真の本能である正欲を有しております。

・荒魂には「位」という、誠心誠意の心を本位(判断の基準)とする真の正欲を有しております。

★この霊魂自体に備わっている本能である、本質の御働きこそが「五男の神々様の御働き」であり、

この御働きによって自らの「心」を健全に正しく保たれ、さらに心を発展させ成長する事ができるのです。


■三女神の神々様の御働き

これまで「本守護神」の事を「天国の団体に交通している精霊」、また日月神示では「神的自分」と言われ、

「正守護神」の事を「善良なる精霊」、あるいは「霊的自分」と言われ、

「副守護神」の事を、「地獄と交通する悪の精霊」「人間を亡ぼさん事を考え危害を加える悪霊」「良い霊が悪くなつた精霊」

、あるいは「幽界的自分」であると誤った事を伝えられてきました。

★これは当時、精霊体が三女神の神々様であらせられるとは知らずに真の御働きが深くまで理解できなかった為であります。

・「本守護神」は、天界に存在している精霊であり、「天的、神的自分」であります。

・「正守護神」は、中有界(精霊界)に存在している精霊であり、「霊的自分」であります

・「副守護神」は、現世の肉体に寄り添っている精霊であり、「現世の自分」となります。

※ 分かり難いかと思いますが、これは別々の場所という訳ではなく、同じ所で次元が異なる世界なのです。

また、精霊とは自分の分身であり分霊であり「本、正、副守護神」の精霊の意識は、現在の自分の意識とは異なるものです。

※ 先ほどお伝えしたように精霊体は母体内で受胎された時より、少しずつ三女神の神々様の御分霊の受霊を給わり成長します。

また、母体が受胎した際の各三女神の精霊体の御容姿は、柔らかな光を発する玉の姿であり、その光はどのような姿にも自在に変われます。

その精霊体は、人間の成長と共に成長し、成長した本、正、副守護神の精霊体は人間の容姿にたいへん酷似しております。

この「本、正、副の全ての守護神」は人間を守る為の善良なる本質の精霊体であり生涯変わる事はありません。

・「本守護神」は、神様からの内流や智慧証覚などの閃きなどを介して人間に伝える為の御働きをされます。

・「正守護神」は、中有界(精霊界)で自分自身の心を守っている精霊体であります。

・「副守護神」は、人間の身体を御守りしている精霊体であり、人間に危害を加えることはありませんが、

人間自らの自愛の精神や過剰な「私欲」による思想の乱れにより、副守護神を穢してしまい本来の御働きを弱めてしまう事になるのです。

その為、副守護神自体に悪霊が取り憑いてしまい、この悪霊自体が悪さをしますが人間からは副守護神が悪さをしているように思えるのです。

つまり、自身の自愛や欲徳、悪しき思想が悪霊を引き寄せて自らに危害を加える事になるので決して副守護のせいではないのです。

寧ろ、そのような状況であれ必死で人間をお守りされようとしているのです。

※ この時に現れる悪霊の性質や行為などは、自らの精神(心)に同じ要素を持ち合わして居る事を見せられているものであり、
これも自らの悪しき心に気が付く為に、大神様の大いなる御慈悲であらせられるのです。

また、生物の自己保存の働きである「食欲、睡眠欲、性欲など」の生理的欲求は、副守護神による身体を健全に保つ為の本能的で無意識で純粋な衝動であります。

この自己保存の御働きこそが、三女神の神々様の御働きであり、常に寄り添い身体を健全に正しく保ってくださる神々様なのです。


■これらの事について「稚姫君神様」より以下のようにお知らせを頂いております

●【副守護神が人間に危害を加えることはありません。
それは守護するという、本来の道(理)から外れてしまうからに他なりません。】

●【人間が副守護神を強く穢してしまうと、本来の御働きが出来なくなってしまい、その時に他の悪霊に取り憑かれ、

まるで副守護神が、人間に悪さや霊的悪影響を与えているかのような、錯覚や勘違いが生じて来るのです。

人間が副守護神に感化されやすいように、副守護神も又人間によって感化されやすいのです。】

●【憑霊と思われる中に、自らの欲に囚われて憑依される事はありますが副守護神が、悪霊化して憑依することはありません。

副守護神は人間を守護するものであり、寧ろ憑依されないように御守りされております。】

●【生物の自己保存の働きである「食欲、睡眠欲、性欲など」の生理的欲求は、身体を健全に保つ為の本能的で無意識で純粋な衝動であります。

この自己保存の御働きこそが、三女神の神々様の御働きであり、常に寄り添い身体を健全に正しく保ってくださる神様なのです。】

●【人間の本質は善であり、したがって副守護神の善良なる本質も生涯変わる事はありません。

されど人間は弱き者、自愛や欲得に流されて副守護神を穢しその御働きを弱めてしまっているのです。】

今まで、さまざまな真の事が秘されてきましたが、既に世の立替が行われており、これから本格的に隠されてきた真実が露わとなり一時的に平和な世になります。

その後に真の岩戸が開かれて「弥勒の世」に移行しますが、その際に各々の御霊相応の世界に行く事になります。

その中で、弥勒の世の住人となる為には、どうしても「御霊本来の本質的な心」になる、または「それに近づく事」が必要になります。

この事を日月神示(一二三神示)では、「生まれ赤子の心になるように」、または「改心するように」と言われているのですが、

今まで、具体的にどのように心を正し、改めたら良いのかが曖昧であり、正す為の基準が示されてこなかったので、

各々の思う処の改心しか出来ずに、自身では改心したつもりで安心している方々がとても多くおられるのです。

この「生まれ赤子の心」になる為の改心とは、「改心の理 8」でお伝えしました「霊魂(一霊四魂)本来の本質の働きに自らが成る事」であり、霊魂(一霊四魂)本来の本質の働きを理解して、そして「自分もそのようになるようにと強く意識して成りきる事」なのです。

この事を日月神示(一二三神示)では、

「神の申すこと一つもうたがはず生れ赤子の心のうぶ心になりて、神の教 守ることぞ。ミタマ磨きと申すのは、神からさづかってゐるミタマの命令に従ふて、肉体心すてて了ふて、神の申す通りそむかん様にすることぞ。」
※【ひふみ神示 第八巻 磐戸の巻 第十六帖(252)】

※ 神からさづかってゐるミタマの命令に従ふて・・とはこの五男の神々様の霊魂(一霊四魂)本来の本質の働きの事になります。

■稚姫君神様より

●【今の世の人々の心が抜けているのは、大切な神様(五男三女神々様)の本当の恩恵を知らされていないからなのです。

それ故、体主霊従の世になっているのです。

拝礼時の祖霊の祈りの中で、五男三女神々様の御神名を申し上げ、感謝を申し上げる事により自らの心と体が正常に保たれるようになり、

霊主体従になられた時に本当の改心が始まるのです。

何卒、日々の拝礼におかれましては、そのようにお心掛けくださいますように、お願い申し上げます。】

●【この世の終末を感じさせられる今の世ですが幸いにも、こちらの高地秀には、多くの神々様がお鎮まりになられ、

正しい信仰、神々様の御働き、人としての心の在り方、進むべき道(理)等皆様を御導き、御指導なされる師がいらっしゃいます。

御教えを学び、深く理解して、その理(道)を多くの方々にお伝えして富士の裾野を大きく広げてゆくのが皆様なのです。

人々が神々様を敬い、神々様が人々を想い共に、三千世界に花を咲かせることを願っております。】


■世界中の全ての人類は、生誕時より五男三女神の神々様により厚く弛まなく守護され導かれてきたのですが、

その真の恩恵も知らずに蔑ろにして、他に御利益を求めて神社に出むき祈るも、

大変に勿体ない事に、自らの内に真に守護してくださる御神霊が既に居られる事を知らずにいるのです。

これは、今の真心の抜けた世の中を象徴する如くであり、私欲に囚われて自らの心に目を向けず省みずに、

既に真心﹅(ホチ)が抜けてしまっているという事なのです。

一刻も早く、五男三女の神々様の恩恵に気が付き感謝申し上げる事で、初めて自身の真の霊魂の改心が始まるのです。

この五男の神々様による一霊四魂(精霊魂)の本質の御働きにより自らの心が正しく健全に保たれ、

三女の神々様による、本、正、副守護神(精霊体)の御働きにより自らの身体や心が守られ、

そして、この五男三女神の神々様のお働きにより、神様からの内流を受けられ自己保存の御働きをされるのです

この自己保存の働きこそ、日夜、弛む事無く人が横道に逸れないように常に御守りされる

五男三女神の神々様の大いなる御加護であり、唯一の「真の守護神」の神々様であらせられるのです。

(これらの事は未だ嘗て誰にも伝えられなかった人間の根源の理なのです。)

厳瑞



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?