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できることをコツコツと

巷では今年は暖冬と言う話を聞きますが、しっかり冬ですね。
今朝の気温は-5℃でした。寒い!!


前回の記事からのアップデート

前回の記事で、作る作品の軸となるコンセプトを探すために内省をしたり、ヒントになりそうな場所に行ったりしました。

冬の田沢湖の青い湖面
初夏の水田

そして、日本らしい自然の息遣いを感じることができて、日本ならではの素材を使った作品を作ろうと考えました。田沢湖の深い青や雪原の白、新緑の緑を表現したいと思っています。

コンセプトを決めてから、日本らしい素材を探しました。

木材

元々、杉を使おうと考えていましたが、硬いレジンと柔らかい杉を一枚にした場合、研磨作業で水平を保つのがなかなか難しいらしく、木材には硬めの木材を使うことがおすすめのようです。

海外のサイトなどではウォールナットを使ったテーブルをよく目にしますが、硬く木目も美しいウォールナットはレジンテーブルの木材としては都合がいいようです。

日本ならではの木材を考えるとケヤキがいいかもと考えています。

硬さもあり、ケヤキを使ったレジンテーブルはあまり見ないので良さそうかなと思いました。
普通に流通しているケヤキだけじゃなく、地中に数百年から千年近く埋もれて発掘されることで流通する神代ケヤキも個性的でいいかもしれません。

近く、ケヤキの板、端材を材木屋さんに見に行こうと思っています。

着色剤

レジンテーブルで使われる専用の顔料は、透明度の高い液体の着色剤と、粉末の着色剤があります。

作りたい色としてはマットな色味にしてみたかったので、粉末のものを考えていましたが、粉末の顔料はパールカラーのものが多く、イメージしている色味とは違っていました。

そこで、専用の顔料ではなく日本画で使われている岩絵具が使えないかと思いました。
しかし、岩絵具は鉱物由来の顔料なので結構割高(15グラムで6000円とか)でした。特に一番使うであろう青系の岩絵具は他の色と比べて高いんですよね。

代替品として新岩絵具というものがあるんですが、こちらは原料に鉛を含んでいることがわかり、カッティングボードやコースターなどの食品が触れそうな作品には使えなそうでした。

岩絵具

ただ、色は少ないながらも鉛を含まない岩絵具もあるようで、製造しているメーカーさんに問い合わせてみましたが、食器で使われる無鉛の上絵の具と同じように使えるとのことでした。

天然の岩絵具に比べれば安い(15グラムで900円くらい)ものの、値段的には専用の顔料のほうが分があるので、まずは専用の液体の顔料で作ってみて、岩絵具は後々トライしてみようと思います。

とはいえ足踏み中

とはいえ、木材を切ったり削ったりといった大掛かりな作業はこの季節、正直難しいです。。。

室内でできそうなのがコースターやカッティングボードを作ったりといったことなので、まずはこうした作品を作りながら練習をして、試行錯誤を繰り返していけたらなと思っています。

この足踏みをしている感じがなんとももどかしいですが、できることをやろう。。。

目標は来年の5月に何かしらの作品を Creema のようなプラットフォームで販売することです。期限を決めないと、練習ばかりをズルズル繰り返して、趣味の域を脱しないかなと思いました。
最終的な目標は、作ったものでしっかりと収入を得ることなので。

ハンドメイドもレジンも全くの初心者なわけですが、楽しみながらコツコツがんばりたいですね。

ではでは。

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