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コンセプトづくりの旅

まだまだレジンテーブルの製作に取り掛かれてないですが、作品づくりをするに当たって、どんな人にどんな作品を提供していくか、コンセプトを考えてみました。

コンセプトがしっかりしてくると、自分の作る作品を一言でいうとどういったものなのか、作品に一貫性をもたせることができますし、コンセプトを気に入ってくれる人が明確になります。

レジンテーブルの製作を練習するにしても、コンセプトに沿った作品を作る練習をすれば、脇道にそれる事なく、作品を磨き上げられると思っています。

と、いうことで今日はそのコンセプトを具体化するための材料集めをしてきました。

どうしてコンセプトが必要になったか?

はじめからコンセプトと言えそうなものは、なんとなくありましたが、うまく言語化できていませんでした。

改めて言語化してみると、唯一無二自然を感じられる。この2つがキーだと感じていました。デザイン性の高いレジンテーブルですが、割と似通った作品が多いのも事実です。

Google 画像検索の結果

材料、工法に大きな違いはないので、私も同じ作り方、似たような作品を作ると、すでに実績のあるたくさんの製作者やメーカーに埋もれてしまい、お客さんに選んでもらうことが難しくなりますね。

差別化を図るためにユニークで、自然を感じられるもの。と考えていましたが、テーブルに使われている木材の形は同じものはないですし、自然を感じる事もできるので唯一無二、自然を感じる以外の事を考える必要がありました。

なので、自分ならではを考えないと、将来 EC で販売したい、ビジネスとしてやっていきたい、ということを実現するのが難しくなります。

コンセプトづくりの材料

唯一無二自然を感じられる。そして自分ならでは、を具体的にするために、とある場所に行ってきました。

海じゃないですよ。

ここは日本一水深の深い田沢湖です。
日本一なことがあるのに、知名度はちょっと低いかも。

昔からこの湖の色に魅力を感じていました。吸い込まれるような深い青色と、透明感のある緑色がとても神秘的ですよね。雪が積もると更にきれいなんですよ。

Wikipedia から拝借

打ち出したい自分ならではは、私の住む秋田県の自然を切り取ったかのような作品、その地方独自の素材を活かした作品。かなと思いました。

時期は違いますが、水の張った田んぼに映る初夏の夕焼けも秋田らしい風景だなと感じます。

四季の移ろいを感じられる作品というのも面白そう。

素材で言うと秋田杉とかヒノキでしょうか。
使って良さそうないい感じのフリー画像がなかったので、木目の美しさは検索してもらうとして。。。

コンセプトを文章にしてみると

コンセプトを形作る要素は整理できてきました。文章にするとこんな感じです。

自分の気に入ったデザイン、どこにもない唯一のデスク、テーブルを見つけたい。
しかし、量産された製品、無機質なデザイン、よく似たデザインの製品ばかり。
そこで、秋田の四季折々の豊かな自然を切り取ったような、自分だけの手作りのデスク、テーブルを提供していく。
つまり、、、つまり、、、

この文章もまだまだ推敲が必要で、しかしからそこでが少し離れている感じがします。
それと、つまり一言で言うと、がうまく言葉にできていないんです。。。Only one. Made By Akita. といったコンセプトが候補にありますが、まだしっくりこない気がします。。。

そんなこんなで、作品づくりの軸になるコンセプトを具体的にするために、あちこち周ったり、本を読んだり、文章にしてみたり、あれこれしてきました。
軸ができることで作品の方向性が決まってくるので、あとはコンセプトを具現化した作品づくりに集中していきたいですね。

ではでは。


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