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2022/12/04 湘南国際マラソン@大磯②

(ある意味、これが本当の大会レポートです。茶番っぽくなっちゃった①はリンクからどうぞ)

3時間後。無事起床。
ホテルを4:30に出発。

無事、バスにも乗れました。

ここから約2時間かけて、大会会場へ(バスの中で寝られたのも大きかった)。
そして、到着。
バスを降りたら驚いた。とんでもない人なのである。

行列になっているのがお分かりだろうか。
これが混雑「中」レベルなのか。

ランナーの荷物置き場とか、準備場所はここから離れているので、流れるように移動。
ちなみに、バスの到着場所は、大磯ロングビーチの駐車場だった。

どんどん移動である。

富士山も綺麗に見えたよ。
フィニッシュ地点が見えてきました。
青空も広かってきて、良い感じ。

ここにゴールする瞬間、自分は何を思うのか。
半年前の自分とどのように変わっているのだろうか。
新しい自分に会える気がしてワクワクします。

朝日も最高でした。いっぱい撮っちゃいました。最高にキレイでした。

さて、移動はまだまだ続きます。
大磯プリンスホテル?の敷地内を歩いて、やっと準備場所に到着。

これ乗ったことあるかも。

準備体操を行い、アップをし、体を温めスタートに備えます。
今日はG-SHOCKとメタスピードエッジで。ピッチ走でどんどんいこう。

わりと先頭にいられたのはよかった。

9:45。開会式。
10kmの参加者はおよそ5000人。フルマラソンに負けず劣らずの盛り上がりだった。

今回は、実行委員長の挨拶も聞けた。
海沿いの湘南バイパスを走れるなんて!

9:50。号砲。

スタート時は、先頭集団に引っ張られる。
でも気をつけないといけない。自分のペースを崩しては、やりたいレース展開ができない。

今回は1kmを4:20で行く。最終目標は45分を切ること。
序盤のバーストはかけない。抜くこともあるし、抜かれることもある。これがレースだ。ややペースが速いか。まぁ多少なら誤差範囲だ。

そんなことを冷静に考えられるほどに慣れてきたのかと思うと、この半年で得たものとか、変化とかを価値あるもののように感じる。
足がよく動く。フォームは良い。風が心地よく、日光が暖かい。

5km折り返しで少しずつ疲れが出始めた。
腹筋の痛みを感じる。普段よりも速いペースで進んだからこその疲れだろう。
そんなことは承知の上。
1kmが4:30周辺になってきたが、それでもなんとか進められている。
疲れてきて、ペースが落ちた時に、それでもやや落ちたペースで維持できるかどうかというのは肝心だと思う。
今までの自分だったら、崩れように遅くなったと思う。「きつい」という感覚を感じながらも維持を続けるというのが苦手だった。

もしかしたら、何事も同じなのかもしれない。
勉強も仕事も。なんだってだ。
でも。自分は維持してきた。勉強も仕事も「キツくなってからが本番」と思えるメンタルでいられた。
なぜか? キツくなっても継続する経験をしてきたからだ。

そうなのだ。マラソンも同じなのだ。
どれだけ自分を追い込んできたか。そして、どれだけそのきつい状況を乗り越えてきたのか。その経験が自分を強くさせる。

今思えば、真夏の長距離トレーニングは非常に意味があったのだ。
暑い中でも、ペースを崩さない練習に取り組んだ。30km走った時だってある。
毎日の筋トレも効果があったと思う。筋肉の痛みはわかっている。その時にどういう感覚になるか。その感覚を知った上で、どれだけ追い込めるかということも自覚してきた。

そうした過去の積み重ねが、レース中の自分を作っている。
この半年間は無駄ではなかった。常に前向きだったわけではないし、進歩の歩幅も大きかったわけではない。歩幅が数cmだとしても、それが毎日だとしたら、ずいぶんな開きになる。それを自分は得ていたのだ。

腹筋の痛みを感じつつ、そんなことを考えた。
スピード重視の長距離走。単なる長距離とは違う分、やや無酸素運動的ものも入ってきただろう。今の自分では、このペースを無酸素運動に感じてしまう。となると、これからの目標は「速いペースだとしても、体が有酸素運動と捉えられるようにする」ということになるだろう。

しかし、キツかっただけではない。
今回だって、周りのランナーに「背中が語る言葉のない励まし」を受けたのは間違いない。
特にキツくなってきた8km付近では、やや集団になった。あそこで改めて「よし!」と思えたのは大きかった。

そして、沿道の声援である。
係の方の応援が常にあった。一般の方の応援もあった。自分は、応援されたらなるべくジャスチャーで返すようにしている。

「ありがとう。あなたの声援をエネルギーにして、最後まで頑張ります。」

というメッセージが届くようにと願って。

でも、応援は見返りを求めるものじゃない。いい意味で一方通行でいい。
応援し、応援されの関係は、お互いに「いい気持ちが残る」と思っている。
その関係が常にあればいいい。大会中でなくとも、どこででも。

世の中は「ささくれだった人間関係」なんて揶揄される。
大会中の沿道の声援のようなものが、日常生活にも溢れていればいいのに、と思う。

ゴールが近づいてきた。
声援のボルテージも上がってきた。時計を見る。43分過ぎ。

これなら45分は切れる。そう思った。

最後の坂を上って、ラストのストレートを行く。
そう、最初に撮ったあのゴールだ。

自分がフィニッシュするとき、時計は差していた。

00:44:18と。

そして、この日の10kmの旅が終わった。

完走メダルをもらい、父と合流。

やっぱ痩せたなって思う。

ちなみに、完走メダルは非常におしゃれなものでした。
(別日に撮影)

かわいいでしょ。

さ、やることはやった。
この後は、出店を楽しもうじゃないか。

何ヶ月ぶりかのビールも飲みましたよ!

湘南国際マラソン。本当にいい大会でした。

ちなみに、結果ですが…
「一般10kmの部」の参加者は2,001人。で、私はというと、44分16秒。
見事、PBを更新することが出来ました!

まぁ、TOP100に入れたからいいか。

次回は、香取。小江戸を10km走ります!
頑張るぞ〜!!

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