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読書81 『空中ブランコ』

    奥田英朗著

伊良部総合病院の地下にある神経科。
精神科医、伊良部シリーズの二作目で第131回直木賞受賞作。

・空中ブランコ
跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り。

・ハリネズミ
末端神経症の若頭。

・義父のヅラ
大学の付属病院勤務の、伊良部の同級生。

・ホットコーナー
スローイング・イップスに苦しむプロ野球選手。

・女流作家
強迫症の女流作家。

伊良部シリーズがよく「おもしろい」と聞いていて、ずっと読みたかった作品です。

「おもしろい」が、一体どういう類のものかがわからなかったのですが、私的には吉本新喜劇を観て笑うのと同じ類で、もう、キャラと行動が、めちゃめちゃおもしろかったです。破茶滅茶すぎて🤭電車や人混みの中では笑い過ぎて、恥ずかしいので読めないと思いました🤭
受診する人の悩みは、それぞれ深刻ですが、伊良部さんに振り回される感じでした🤭すち子さんとか、しげぞうじいさんと被ってしまう🤭

印象に残ったのは「義父のヅラ」の、やってはいけないことをやりたい衝動に困って、受診をするのですが、その心境は少しわかるような気がしました🤭やってはいけないことと言っても、犯罪ではなくて、例えば、ちょっと気取った感じの人に〝膝かっくん〟とか🤭

他のシリーズも、読みたいと思います。他の作品と、イメージがなんとなく、ぼんやり混ざっていましたが、実際に読んでみて輪郭が見えたような気がしました。

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