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読書36 『マーダーズ』

   長浦京著

 総合商社勤務の阿久津清春。柚月玲美のストーカー事件に巻き込まれて、玲美の恋人の振りを強要される。
 警視庁勤務の現職警察官、警部補の則本敦子。清春と敦子には面識はなかったが、玲美は二人の伏せている過去の証拠を持っといることを伝えて、協力を求めてきた。

 玲美の狙いは十九年前、玲美が七歳の時に行方不明になった母と姉のこと。母は遺体で見つかり、姉の行方は未だわかっていない。これまで警察、興信所、探偵など頼んだが、何の情報も得られなかったという。

 清春と敦子の、決して知られてはいけないこととは?玲美はなぜ、二人の秘密を知っているのか?
 玲美の母はなぜ遺体で発見されたのか?
 玲美の姉は生きているのか?
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 すごい迫力ですごい展開で、最後までどうなっているのかわからない。騙して騙されて、誰が味方で誰が敵か。仕組んでいることが多すぎて、緊張感がずっと続きました。

 登場人物も多いです。「これ誰だっけ?」と、見返しながら読みました🫢でも、ちゃんとていねいに全部回収していて、すっきり感はありました。

 『リボルバー・リリー』の作家さんです。
 わたしはおもしろかったです😊

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