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読書45 『花束は毒』

   織守きょうや著

 中学生のときの家庭教師だった真壁と、四年ぶりに偶然再会をした大学生になった木瀬。
 真壁は当時医大生だったが、大学を途中でやめていた。
 そして今、差出人不明で脅迫内容を書いた手紙が真壁に送られて来ている。そのことを木瀬は知ってしまい、探偵事務所にいる中学校の先輩の北見理花に、真壁の手紙の件を依頼することにした。

 脅迫文にはどんな内容が書かれているのか。誰が何の目的で送って来るのか。
 調査を進めていくうちに、衝撃の事実が明かされていく。
*************
 真実が二転三転するんです。一体、何がどうなっているのか😞
 そして行き着いた先は「こんなおそろしいことはない」というくらい、おそろしかったです😞
 
 木瀬が正義感があふれる、誠実なひとなのが救いでした。それでも最後のシーンはこわすぎてホラーでした😢まんまとやられました🥲

 おすすめポイントは「すっかりだまされてしまう」であろうところです。いえ。ひょっとしたら「おかしい」ことに、気づく方もいらっしゃるかもしれません。
 
 題材が残酷ですが、話の流れ方や内容は、こわいのも含めて惹かれる作品だと思いました。先が見えそうでありながら、予測ができませんでした😔

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