見出し画像

読書119 『黒バイ捜査隊-巡査部長•野路明良』

   松嶋智左著

姫野警察署の開署準備室担当者だった野路明良。ところが、大きな事件が起きてしまい姫野警察署は閉鎖。一年遅れてようやく開署された(『開署準備室-巡査長•野路明良』)
野路は昇級試験を受けて、巡査部長になった。
昇任異動に伴い、希望を聞かれた野路は、運転免許センターに願い出た。

白バイ隊員であった野路は、白バイの安全運転競技大会において、所属チームを全国一位に導く活躍をした。
ところが、ある出来事で白バイに乗ることができなくなってしまう。

野路は警察学校の恩師から、センターの技能試験監督を勧められて、運転免許センターに異動して半年になる。
そこで、新設された「黒バイ捜査隊」の訓練も担っていた。
その黒バイが追跡した不審車両が、事故を起こしたことから偽装運転免許証が発覚する。
さらに、その直後にセンター係長が庁舎から飛び降りる。

事件はさらに波紋を広げていき、内部の組織的犯行が疑われるが•••。

『開署準備室-巡査長•野路明良』の続編です。
今回は犯人のにおわせがあり、まんまと乗せられてしまいました🤭
そして「これだけはやめてほしかった」展開に、野路さんの怒りが爆発します。

おすすめポイントは、白バイ隊を退き、自棄になっていた野路さんに、変化が見られるところです。
なおさら、許せなかったのだと思いますし、周りもさりげなく野路さんのフォローをしてくれて、動かせてくれます。
そんな人と人との関係性も見どころのひとつだと思います。

ミステリーのところは、だいたい見当違いな予想をしてしまいます🤭今回も、大いに裏切られてしまいました🤭

#読書 #読書記録#読書日記#読書感想#読書ノート#読書倶楽部#本#本が好き#本棚
#おすすめの本 #本のある暮らし
#黒バイ捜査隊 -巡査部長•野路明良#松嶋智左

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?