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読書66 『バニラな毎日』

   賀十つばさ著

五年前に独立して開いた洋菓子店を、閉店することに決めた白井。
常連客の佐渡谷に、引き渡しまでの間「ここの厨房お菓子教室がしたい」と懇願され、提供することを強引に引き受けさせられることになった。生徒は一人。不定期である。

・最後のガレット・ブルトンヌ
・失敗は成功のタルトタタン
・混沌がおいしいイートン・メス
・完璧オペラと上出来ホットケーキ
・謙虚で自由なモンブラン
・バニラな毎日
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どのお菓子を焼くかは、生徒さんが決めることになっているそうです。
白井さんは、場所を提供することと、お菓子作りの間、一緒にいてくれるだけでいいと、佐渡谷さんに言われていたのですが、結局巻き込まれ、一緒に手伝うことになってしまいました。

実は、このお菓子教室に来られる生徒さんには、それぞれの事情がありました。
佐渡谷さんは一体何者なのか。なぜこんな提案をするのかも気になります。

お菓子作りを通して見えて来たものは?

毎回、焼くお菓子についての歴史や説明を交えながら、抱えている問題に向き合っていきます。

おいしそうで心があたたまるお話ばかりです。巻末にパウンドケーキのレシピが載っていました😊続編も出ているようです。

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