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自分の足で歩かないと、わからないこと

どうもこんにちは。崇(たかし)です。

ぼくは一か月ほど前に引っ越しをしました。これまでよりも少し郊外のエリアに移った形です。

ようやく生活も落ち着いてきたので、最近はお休みのたびに近隣のエリアを散策して、土地のことを理解しようとしています。

これはぼくの持論ですが、知らない街のことを知りたい、感じたいと思ったら、とにかく「自分の足で歩いてみる」ということをとても大事にしています。

どうしても今はスマホなどで「おすすめスポット」だったり「映えスポット」だったりを簡単に検索出来てしまうので、外出するときもいかにそのスポットを多く効率的に回るか、という目線になりがちです。

そしてそうした姿勢では、そのスポット間に存在する物事がすべて「背景」になってしまいます。

それはあまりにももったいないし、結局自分の目ではなく「情報」を処理しているだけになってしまう気がするのです。

なので最近の休日はこんな風に過ごしています。

①なんとなくターゲットを決めて、そこまで移動する

近隣のまだ行ったことのない街や駅を一つ決めます。「ちょっと聞いたことあるけど行ったことがない」場所を選ぶのがよい。
いまは引っ越したばかりなので、ぼくの周りはそんなエリアだらけです。

エリアを決めたら、そこまでは公共交通機関で移動します。
ぼくは車の運転ができないので、基本的にはどこでも電車かバスです。

②その街を歩いて探索する

特に下調べはしません。駅の周り、街の周りをぶらぶら探索します。

街の空気を感じ、どんな人が歩いているかを見る。
お年寄りが多い街もあれば、学生が多い街も、子ども連れの夫婦が多い街もある。

どんなお店があるかを見る。
飲食店、スーパー、クリーニング屋、ショッピングモール。

どんな家があるかを見る。
マンション、アパート、一戸建て。古いもの、新しいピカピカのもの。

そこで暮らす生活を想像する。
電車で帰ってきたら、ここで買い物して帰るのかな。
一人身だったらここで食事をすることになるのかな。
そんなことを考えて街を見る。

③その街から自宅に向けて歩いて帰る

街を一通りみたら、自宅の方向に向けて「歩いて」移動します。
大まかな方向をGoogleMapで調べ、通るべき道を確認したら、ぶらぶらと歩いて移動する。

そしてその途中で出会う色々なものを楽しみながら歩きます。
大きな川があったり、公園があったり、巨大なショッピングモールがあったり、美味しそうなラーメン屋があったりする。

何も下調べをしていないので、そういうもの一つひとつがとても新鮮で面白いです。
何もなかったとしても、それはそれでそういうエリアなんだなと思うことができます。

そうすることによって、電車で移動するのではわからない街と街の間の「距離感」というようなものが分かってきます。
電車では一瞬で通り過ぎるエリアの一つひとつにある色々なスポットや人々の生活を感じることができます。

ぼくはこの過程がたまらなく好きなのです。
冗談かと思われるかもしれないですが、本当に楽しくて仕方ない。
自分の足で歩くことによってしか、この感覚が味わえないです。

そんな調子で歩き続けます。
10kmくらいは歩くこともあります。

途中で休憩したり、偶然見つけた店で食事したりしながら、調子が良ければ自宅までそのまま帰ることもありますし、疲れたと思ったら途中で電車に乗って帰ります。

そうすることによって、少しずつ自分の身の回りのエリアに対する解像度が上がっていき、地図が埋まっていくような感覚を覚えます。

恐ろしく非効率なことをやっているような気もしますが、これがぼくの「知らない街の歩き方」です。

引っ越して一か月。ぼくの周りには「未踏の地」がまだまだ数多く残されている。
これからも街歩きが楽しめそうです。

ちなみにこの方法だと結構な距離を歩くことになるので、カロリー消費量も相当なものになります。
ダイエット効果もあるので、そっちメインで試してみるのもいいかもしれませんね。

今日は以上です。
ありがとうございました。

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