LeverCraft Ultra Grinderのクセが強い!
どうもTakaです😄
前回の告知通り日本では中々話題にならない海外の最新の注目グラインダーを紹介していきます!
今回はクセしか無い最新コーヒーグラインダー
The LeverCraft Ultra Grinderについて紹介します!
このマシン…相当のキワモノ…!
テキサス オースティン生まれの新しいコーヒーグラインダー
このLeverCraft(レバークラフト)と言う企業の代表であるEric Mann氏は
元々レバー式エスプレッソに魅入られてビンテージのレバー式エスプレッソマシンを収集、レストアして販売している中々クセの強そうな方です
なんかfalloutに出てきそうなクラシカルさがありますね!
そもそもレバー式エスプレッソは最も古典的なエスプレッソマシンで
今のように自動で抽出を行ってくれるマシンとは違い
テコの原理を使って自分の感覚で抽出をする玄人向けのマシンです
La Pavoniのマシンが有名では無いでしょうか?
全自動マシンとは違い、自分の味が作れるので
蒸らしのタイミングや抽出時間のオリジナルレシピが作れるのが今も好んでマニアに使われる理由です
そんなマニュアル故の自由度がこのグラインダーにも散りばめられてます!
このマシンの特徴
そんなレバー式エスプレッソに並々ならぬ愛情を注ぐEric Mann氏が開発したのがこの
The Ultra Grinder
(和訳:超すごいグラインダー)
ソリッドなレゴブロックのような独特な見た目をしたマシンで
何やら謎のブラックボックスが横に大小2つありますね…
これがこのマシンの「クセ」です!
謎の箱
この小さな箱はスピードコントローラーのリモコンで、何と手動で、モーターの回転数(RPM)を変えることが出来ます!
そして大きな箱の方はその電源です!
デスクトップパソコンの本体みたいですね笑
(設計は中国の凄腕自動車技師のチャンさんだそうです いや誰?)
回転数は100〜1500RPMで調節できます
ちなみに歯科用エンジンが
大体100〜40000rpmです(参考にならんか…)
回転数を変化させることで、挽くスピードや風味を変えることができるそうです
ちなみにこのスピードテストの動画では
500RPMで10秒
1000RPMで4秒
1500RPMで3秒
という結果になってます
この3つがセットになって初めてこのコーヒーグラインダーは使えるようになります!
(因みにプロトタイプのものだとコントロールボックス一個に赤外線スイッチが付いていたのですが、製品版ではこのモデルに変更された様です)
コレがプロトタイプ
コッチが製品版
(ちょっと紛らわしかったので焦りました笑)
いやそこまでするか…?
確かにRPMを変更可能なマシンは他にもありますが、あんまり見ないですよね…
フラットカッターとモーター
このマシンの特徴は回転数だけではありません
大きさが98mmと言う業界ではかなり大きな径のフラットカッター(Burr)を使用しており、高い粉砕効率と精度を併せ持っています
Mahlkönig EK43やDitting等も同径ですね
そして、高い精度を保つために、上のカッターと下のカッターが完全に独立しており、バネで押し上げて固定することで意地でも接触しない様になってます
そして1.5kWの強力なモーターと合わさることにより実現した約20dBと言う静音性!!
大体人の話し声と同じくらいです
掃除機の音が約60〜70dB、一般的なコーヒーグラインダーや地下鉄車内の音が約90dBです
いやめっちゃ静か…
挽き目の調節は無段階で、小さい目盛りで一目盛0.005mmづつ粒度の調節ができます
エスプレッソからフレンチプレスまで自由に調節できます
そして粉のロスも極めて少ないそうなので、最近流行りのノンステップ構造で内部に粉が残りにくい構造になってます!
別売りアイテム
ここからはJames Hoffmann氏のお気に入りポイントも交えて解説していきます
このマシンの独創性はコレだけではなく
新しく追加されたホッパーも独特です
この独特な形をしたホッパーですがこのマシンはSingle-dosing つまり一回の抽出毎に豆を投入する方式になっています
説明するより見たら分かるでしょう
このようにホッパーに豆を投入した後
上から押仕込むと、開口して豆をブレードに送り込めます
頭いいね
次にこの攪拌器もHoffmann氏のお気に入りポイント
粉をポルタフィルターに投入した後、均一に抽出をするために一度粉をならす為のものです
シンプルに使いやすいそう
メンテナンス
グラインダーのメンテナンスは非常に簡単!
マグネット式なので、外してお掃除するだけ!
ただし、ブレード部は上部構造を慎重に外す必要があるのでご注意を!
欠点
ここまで紹介してきましたが、このマシンには大きな欠点があります
それは…
とにかく場所を取るという事
グラインダー本体にクセの塊である
ブラックボックスが大小2個付いてます
デスクトップパソコン並みですね
なのでこのマシンを置くときは専用のテーブルが必要かも知れませんね😄
もう一つの欠点は、メンテナンスの際に上部構造を外すのが少し大変な所です
先ほど言った通り、開口部は簡単にメンテナンスできるのですが、ブレードに辿り着くまでちょっと大変そうです
まぁ余りある長所があるので多少は目を瞑れる範囲かも知れません
気になるお値段は?
ここまで紹介してきましたが、この素人にはオススメできないクセの強いマシンのお値段はなんと
$26,000.00
日本円で約27万円です!
ミドルレンジくらいのお値段ですが、自分で回転速度を調節したいマニアな方や、静音性が欲しい方にはもってこいです
初心者向けでは無いことは確か
どうしよ編集しててめっちゃ欲しくなってきた
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はTwitterのリクエストで、日本語話者では中々ハードルが高い
英語がソースの内容を和訳してまとめてみました!
(Burrは分かりやすいようにフラットカッターと訳してます)
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