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PAMで脚本を書いています

銭湯巡りの傍ら、PAMという団体で脚本を書いたりしています。

大学の頃から演劇を始めて、在学中に5つの芝居で演出をしました。(うち3回は役者も兼ねてた)
※OBに佐々木蔵之介やら西田シャトナーやらがいる学生劇団です。

卒業してすぐ、仕事もよく分からずぼんやりしていた頃、何か始めたいという気持ちが起り、「バンドしない?」と呼びかけて集まったのがPAMです。なお、当初は3ピースバンドを目指していましたが、今は主に4人で活動してます。

初めての活動

バンドを組んだは良いものの、やり方が全く分からず、その1年は結局流れてしまいました。

次の年。流石に何かやろう、ということになり、自分たちの得意な演劇を大阪は天王寺で行うことにしまして実質的にはこれが活動の第一歩目になります。

フル尺4時間半。ゲストシンガーのライブ▶二人芝居▶三人芝居▶一人芝居を一気にやり切りました。

PAMの代表ネルマイサゴ(@s_i_f_135)が全編通して出演し、ハード過ぎて熱が出たと言っていました。

なお、予算度外視の公演だったので、自分の財布は火を吹きました

二作目 心残りと気づき

翌年には二作目。大正時代をコンセプトにした、ライブあり、映画あり、プレゼンあり、演劇ありの公演をしました。

ただ、この公演は、協力してもらった人、助けてもらった人に対してうまく恩返し出来ず、失うものも多く、個人的に遺恨、反省の残る公演となりました。

また、それまで、他の人が書いた戯曲を上演することがほぼ全てだったのですが、もうそれでは立ち行かなくなってきたことも気づき始め、自主公演としては1年の空白が空きます。

音楽活動開始

一作目、二作目共にゲストシンガーとして出演いただいた方のバックバンドとして、初めてライブに出演することになりました。

初めて入るスタジオは湊川にある激安スタジオで、受付のお姉さんの雰囲気にメンバー全員魅了され、足繁く通いました。

貴重な経験をさせて頂いたこのライブからと言うもの、音楽活動に火が付き、何故か全員作詞出来るようになり、作曲は全て先のネルマイサゴが行う、という今に至るプレースタイルが確立されました。

その楽曲をもって、ネルマイサゴ単独ですが神戸のLIVEHOUSEにも立ったりするようになりました。

オリジナル脚本の上梓

音楽活動が板に付いてきた頃、自分は作詞がなかなかうまく出来なくて、それじゃあ代わりにと書き始めた脚本が、意外にもFitして、1日で書き上げてしまいました。

その後2,3日掛けて文書を練り直し、メンバーに発表すると、是非やりましょうということになり、行った公演が、PAM3rd「2月17日」です。

平成が終わりを迎える頃の、何となく閉塞感を感じる空気感を書いた芝居だったので、

「じゃあ平成から令和に変わる直前にやろう!」

と、2019年4月28日に上演しました。

この頃には自分の手から演出は離れることになりました。

GW真っ只中、しかも1日だけとあり、タイミングの悪さから、動員は本当に終わってましたが(1桁。なんなら2stage目はお客さん0だったので1回ビールで乾杯しました。)、初めてメンバーだけで生み出して世に送り出せたこともあり、かなり楽しかったです。

(動員少なかったのはもったいないということで)もう一度発表しよう、と演出を変えて5thでも上演しています。

上演台本は下のリンク(PAMのnote)を覗いて頂けたらと思います。

一時離れて…

その後、プライベートがかなり忙しくなり、積極的な参加がなかなか難しくなりました。

そんな中でもメンバーは積極的に活動を続け、同年8月には大阪の造船所の跡地で4th「Port」という公演を打ちました。

別団体の猿の左手さんとの共同公演で、それぞれがオリジナルの台本を出し、2つのお芝居とLIVEを上演しました。

低迷していた動員も上向きになり、新たな出会いもあり、次に繋がる公演だったと思います。

個人的にはLIVEに急遽出演することになり、カホンを叩きましたがリズム感に難があると共演者にダメだしされて凹みました笑

コロナの前に。

2019年12月と2月に、別の場所、別の日付、別の台本で1つの公演を構成するという、特殊な公演を打ちました

12月の方は、先程の「2月17日」の再演。

2月は、「Lotus_r...」という新作を書き上げまして、そちらを上演しました。

Lotus_r...は、船場にある防空壕跡という狭く、密な環境で、今では考えられない場所での上演でした。

その直後にコロナ禍が本格的に拡がり、緊急事態宣言に繋がったわけです。本当にギリギリでした。

上演台本はこちらです。

こちらの防空壕跡は、生地の製作をされている事務所でもありまして、なんとPAMのノボリを作ってもらえました!

コロナ禍とこれから

4月に入り、自分だけ関西から浅草に引越しになりました。

他のメンバーはというとシェアハウスで共同生活を始めました

こういう時、脚本担当は楽なもので、場所が変わったとは言え継続して続けられるから嬉しいですね

コロナ禍において演劇含む文化芸術関係は非常に大きな痛手を受けました

PAMとしても次の見通しが立たない状況が続き、途中YouTubeに短編作品を上げてみたりもしましたが全く世間に響かず…(泣

※あ、PAMにはもう1名脚本担当がいまして、Portや下の作品は彼の作品です。今PAMのnoteに上がってるのも、大半彼の台本かな。

まあ低迷してたんですが、自分は銭湯、サウナにハマり、今に至ります。

他のメンバーはと言うと、短歌にハマりまして、月1で歌会を開くという文化的な営みを楽しんでいます。

とは言え燻ってるのは事実なので、またボチボチ出来ることをしていきたいなぁと考えていて、ちょっとずつ活動再開している状況です

以下のような新曲を作ったり、

書き物系の企画、コロナが無事明けた後の公演等を検討しています

(短編ですが脚本のストックも大量にあります)

自分としては引き続き銭湯を楽しみながら、文化的なことにも携わり、日々の暮らしを充実させていきたいと思います

そんな感じで、以上、自己紹介でした。

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