見出し画像

ゲーミフィケーションで楽しく基本情報技術者試験に合格しよう!

こんにちは!TAKAです。

今回はプログラミング初心者の方がIPA(情報処理推進機構)が主催する基本情報技術者試験をいかに楽しく攻略するかをテーマに書きたいと思います。

基本情報技術者試験を受験するにあたって、一番のハードルはプログラミングとアルゴリズムです。

とくにプログラミングをはじめて経験する人は、ひとつの壁を乗り越えていかないと合格は難しいでしょう。

僕は以前、JAVAというプログラミング言語をハローワークが主催する職業訓練で学んだことがあります。

その職業訓練についての話や、基本情報技術者試験を職業訓練校で勉強してみよう、と思っている方はこちらが参考になります。

また、基本情報技術者試験を受ける前にITパスポート試験で腕試しをしたい方はこちらをどうそ。

基本情報技術者試験はプログラミング初心者の方でも合格できます。

僕は受検のプロではありませんが、独学で半年間、ときにサボりながら勉強し、2023年11月に基本情報技術者試験を受験しました。

結果、基本情報技術者試験に一発合格できましたので、その合格にいたった経緯をふくめて合格のための方法論をまとめてみます。


基本情報技術者試験になんとか合格…!?

2023年11月28日、大分市のフレスポ春日浦にある試験会場で基本情報技術者試験を受けてきました。

フレスポ春日浦

B試験に集中力を温存する作戦でA試験は試験時間90分のうち30分のこして終了。
A試験の結果は合格ラインの600点はギリギリこえましたが、あやうい645点でした。

B試験は1000点満点中、700点。

B試験で700点取れたので作戦はある意味成功でしたが、A試験がギリギリだったので、もう少し見直しに時間を割くべきだったかもしれません。

基本情報技術者試験を今から受けようと思う方は、反面教師として参考にしてくだされば幸いです。

基本情報技術者試験の結果

この試験会場は簿記や情報セキュリティマネジメント試験などの試験も同時に行われており、20代~30代の若い人が15人くらい同時にCBT方式の試験を受験していました。

基本情報技術者試験はA試験が90分、B試験が100分と比較的ながめの試験なので、13時から受験して試験が終わるころには受験生は僕ひとりでした。

試験会場が近い人は午前中に一気に受けてしまった方が良いかもしれませんね。(ひとりで受験するのはかなり寂しいので)

翌月の12月14日に合格発表があり、無事合格を確認しました!

基本情報技術者試験

その翌月には合格証書が送られてきました。

合格証書

やっぱり合格証書を貰うとうれしいもので、コツコツ勉強した甲斐があったというものです。

基本情報技術者B試験対策のカギはゲーミフィケーション

ゲームをして遊ぶこどもたち

基本情報技術者試験でハードルになるのはプログラミングとアルゴリズムです。

ぼくもブログラミングを始めた頃、頭が痛い思いを何度もしました。

しかも、はじめて学んだのがJAVAというオブジェクト指向の言語だったので、まずオブジェクト指向という概念についての大きな壁にぶち当たりました。

JAVAエンジニア科の先生が言うには、プログラミング学習で一番大事なのは「あるがままを受け入れること」です。

大人になるに従って常識とよばれる固定概念が必ず付いてきます。

プログラミング学習を若い内にした方が良い理由はまさにコレです。

あるがままを受け入れる」言うは易いですが、行うのは難しい。

オブジェクト指向をオブジェクト指向のまま受け入れる。

プログラミング学習はふだん使った事がない頭の領域を使います。

それは言い換えれば、新しい言語をもう一つ覚えるのに似ています。

実際、英語が堪能な元日本語学校教師の生徒はプログラミング学習を難なくこなしていました。

筑波大学卒でオーストラリアに留学経験もあった人だったので元々地頭が良かったのかもしれません。

「あるまがままを受け入れる」とは何か?

プログラミング学習における「あるがままを受け入れる」とは丸暗記の事です。

まずアルゴリズムの概念について深くは考えない。

数学を学ぶ際にも公式をまず丸暗記するのに似ています。

まずは「あるがまま」受け入れて、やさしい問題から解いてみる。

解釈はその後からでも良いのです。

はじめから難しい概念を理解できるのは一部の天才だけです。

まずは丸暗記でかまいません

とにかく深く悩まずにどんどん覚えて公式を使っていきましょう。

プログラミング学習におけるゲーミフィケーションとは何か?

バスケットボール

ゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーションは、コンピュータゲームのゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。 ゲーミフィケーションは一般に、ゲームデザイン要素を用いてユーザーエンゲージメントや組織の生産性、フロー、学習、クラウドソーシング、従業員の採用および評価、使いやすさなどを向上させるのに用いられる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

ゲームが面白いと感じるのは、難易度が適切に設定されている時です。

やさしすぎず、難しすぎない。

プログラミング学習も、適切な難易度だと面白いと感じます。

まずは易しい問題からはじめて、つぎにちょっと難しい問題にも挑戦してみましょう。

問題は最初からアクセルを全開にせずに、じょじょにアクセルを踏んでいくことです。

なぜなら、最初からアクセル全開でいくと、つまずいた時に深く悩んでしまいがちだから。

そうならない為に3日坊主でかまわないので、とにかくコツコツと勉強を継続していく事です。

僕のおすすめの勉強法は、まず参考書をざっと読んで、アルゴリズムを覚えます。

アルゴリズムはいくつかのパターンがあるので、そのパターンを丸暗記でいいのでまずは覚えてください。

その場合、youtubeの動画を使うのもアリです。(youtubeの活用法については後述)

つぎに簡単な問題を解いていって、じょじょに難易度を上げていきます。

解説を読んでも分からなかった場合は、参考書に戻ってもう一度復習します。

ここで大事なポイントは深く悩まない事

問題が分からない場合はまだ難易度的にレベルが高すぎるので、無理をせず解説を読んで復習します。

そういった事を繰り返していくと、ある日とつぜんブレークスルーが起きるのです

分からなかった問題がいつの間にか、すいすい解けるようになってます。

プログラミングの学習曲線

学習曲線

学習曲線は1次曲線ではなく2次曲線です。

リニア(直線)で成果は出ず、長い我慢の時が必要になります。

コレがプログラミング学習における時間のハードルです。

この時間のハードルを越えるには、逆説的ですが我慢をしない事。

なるべく無理をせず楽しく学習する癖を身に着けましょう。

プログラミング学習にはyoutubeなどの動画学習が有効

前述の「無理をしない」という意味で動画を見て学習する方法は有効です。

一般に「読む」学習は脳にとって負荷が高いと言われています。

なぜなら、頭の中で文字を音に変換して読んでいるから。

動画視聴は、音で「聞く」学習なので、文字を音に変換する必要はありません。

音で直接意味を理解するので、脳への負荷が低いのです。

また、youtubeの基本情報技術者試験向けの動画をアップしているのは、ほとんどは塾の講師ですから授業のプロです。

それなりに視聴されている動画のパフォーマーは声もいいですし、内容も分かりやすい。

動画なので変化があって、飽きがこないのもメリットです。

以下、僕が基本情報技術者試験試験で使った動画チャンネルを上げています。

〇基本情報技術者B試験用

〇基本情報技術者A試験用

基本情報技術者A試験対策のカギは毎日コツコツと

勉強する人

基本情報技術者試験の学習範囲は広いです。

IT初心者の方はITパスポート情報セキュリティマネジメントを先に受験してから基本情報技術者試験を受けた方が良いかもしれません。

なぜなら、ITパスポートと情報セキュリティマネジメントは基本情報の学習範囲と重複しているからです。

つまり、ITパスポートと情報セキュリティマネジメントが基礎編だとしたら、その応用編が基本情報になります。

ちなみにそのまた応用が応用情報です。(ちょっとややこしいですが;)

参考書を繰り返し読む

基本情報技術者A試験のおすすめの勉強法は参考書を熟読する方法です。

暗記するのに一番効率的なのは朝起きてからの10分と寝る前の10分だと言われています。

その効率の良い時間帯にちょっとずつ参考書を読みすすめていきます。

この参考書には各章の章末に問題がついています。

その問題を繰り返し解くことによって基本的な知識が身に付きます。

参考書に飽きた時には、上述のyoutubeの学習動画を併用しましょう。

ずっと本を読み続けるよりも新鮮な気持ちで学習できます。

おすすめは参考書を3~4回繰り返し読み込む方法です。

2回目以降になると読まなくても分かる部分もあるので、その場合は読み飛ばしてOK。

過去問を解く

1~2回参考書を読んだら過去問に取り組みます。(参考書読みは毎日継続)

〇過去問はこちらのサイト一択です。

時間がない方は直近10年分で構いません。

とにかく時間がある時に過去問に取り組みます。

20~30問とかずつでも良いのでとにかく多く問題を解きます。

本番の試験1~2ヵ月前くらいになれば、本番を意識した90分の模擬試験を受けてみても良いかもしれません。

基本情報技術者試験は基本問題さえ解ければ受かる

B試験もそうですが、A試験対策として基本問題さえ解ければOKです。

試験を受けた感じでは7割くらいが基本問題なので、それを9割正答すれば良いだけです。

難しい問題もありますが、どうあがいても解けそうになければ飛ばすのもアリ。

時間内に余裕をもって答えましょう。

基本情報はA試験対策と同時にB試験対策もはじめる

基本情報に合格するにはA試験とB試験、どちらも合格点を取らなければいけません。

とくにプログラミング初心者の方はB試験がハードルになる事が多いので、A試験、B試験の学習を同時にすすめる方法をおすすめします。

ITパスポートと情報セキュリティマネジメントを先に合格した人は、プログラミングとアルゴリズムの学習に時間の大部分を割いても良いでしょう。

試験をパスするコツは質も重要ですが、単純に量も大切です。

問題を多くこなす事で量が質に転化します。

そのブレークスルーが起きる瞬間を目指して、コツコツやっていきましょう。

基本情報技術者試験の対策まとめ

生涯学習
  • プログラミング学習のコツは「あるがままを受け入れる」

  • B試験対策はゲーミフィケーションを取り入れよう。

  • プログラミング学習には学習曲線がある。

  • B試験対策には動画視聴が有効。

  • A試験対策は参考書を熟読する。

  • 基本情報は基本問題さえ正答すれば受かる。

  • A試験対策とB試験対策は同時にはじめる。

以上7つでした。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

この記事を読んで参考になった方いましたら、「いいね」フォローの方、よろしくお願いします。

ではまたnoteの別の記事でお会いしましょう!

よろしければサポートお願いします!頂いたサポートはクリエイターとしての活動費用として使わせて頂きます!