タンポポコーヒーが選ばれるおもな2つの理由

ときどきスーパーで見かける「タンポポコーヒー」をご存じですか？

「タンポポコーヒーって何？」
「美味しいの？」

今回は、タンポポコーヒーが気になる方に読んでいただきたい記事です。

タンポポコーヒーは、カフェインを避けたい方や健康志向の方が選びたくなるコーヒーの代替飲料。

■タンポポコーヒーとは？

タンポポコーヒーは、タンポポの根などを焙煎して作った飲み物。
コーヒーの代用品として親しまれています。

味はコーヒーというよりお茶に近い味で、タンポポ茶と呼ばれることも。

味には好みもありますし、商品によって味に違いがあります。
なので、一度味見をしてもらいたいところ。
ネットなどで購入されるときは、口コミなどを参考にすると選びやすいです。

【 出典：たじ 】

■「タンポポコーヒーが選ばれる理由」を考える

タンポポコーヒーが選ばれる理由は、大きく分けて２つあります。

理由１：安心して飲めるドリンクだから！

タンポポコーヒーからはカフェインが検出されていないとされています。

【 カフェインとは 】
カフェインは、適切な量を摂取すると体に良い効果をもたらす可能性あり。しかし、過剰に摂取すると体に害を及ぼすため十分注意するよう呼びかけられています。

【 カフェインの良い効果 】
・覚醒効果
・脂肪燃焼効果
・がん抑制

　など

【 カフェインを過剰摂取した場合の悪い効果 】
・中枢神経を刺激：不安、めまい、不眠、興奮など
・消化器症状：嘔気・嘔吐、下痢など
・胎児への影響：低体重児

　など

カフェインは、覚醒作用があるため不眠症の方も要注意です。
他にカフェインに注意が必要なのは、妊産婦さんや妊娠予定の方、そして子ども。

" 米国食品医薬品局（FDA）は、健康な大人では、1日当たり400 mg（コーヒーでは4~5カップ程度）までであれば、カフェインによる健康への危険な悪影響はないとしています。ただし、妊婦、授乳婦、妊娠予定の方や服薬している方は、カフェインの摂取による影響を受けやすくなる場合があるため、かかりつけ医に相談することが推奨されています。また、FDAでは子どもでのガイダンス値を設定していませんが、米国小児科学会（AAP）は、子供はカフェインを含めた刺激物の摂取を抑制すべきとしています。 "　　　　　　

引用元：農林水産省「カフェインの過剰摂取について」

国からカフェインの摂取は注意するように呼びかけられています。
そのため、タンポポコーヒーは、代替ドリンクの一つとしてカフェインを気にしなければならない方に選ばれるようです。

理由２：体に良いとされる栄養成分が含まれている！

コーヒー豆と同じようにタンポポからも「クロロゲン酸」が抽出されました。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、抗酸化作用などが注目されている成分。体を錆びさせず、健康維持に効果があると期待されています。

しかし、厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』では、タンポポについて以下のように述べていました。

” 健康に対するタンポポの効果についてはほとんどわかっていません。タンポポに関する科学的証拠（エビデンス）はほとんどありません。 "

引用元：厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

とはいえ、タンポポにはイヌリンやビタミン、ミネラルなど栄養成分を含んでいます。また、漢方や民間療法でも利尿・胃健・解熱・母乳分泌作用などの効果があるとして利用されています。

実際に、コーヒー好きな友人はカフェインを気にして妊活中にタンポポコーヒーを選んでいました。また、母乳分泌作用もあるとされているため、授乳婦さんなどに選ばれやすいのかもしれません。

「タンポポコーヒーが選ばれる理由」を考えた結果
　①カフェインが含まれない
　➁体に良いとされる栄養成分が含まれている

タンポポコーヒーが選ばれる他の理由として、「味が好き」「自家製造している」などもあるでしょう。

■まとめ

タンポポコーヒーに興味がある方、カフェインを避けたい方など
よかったら一杯いかがですか？

ブタクサなどに反応してアレルギー症状がでたことがある方は、タンポポ茶も注意してください！

最後までご覧いただきありがとうございました！