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今こそ見直したい!免疫力をあげるために質の良い睡眠をとる方法


#おうち時間 を楽しむ工夫をしたりと、みなさんコロナ感染拡大防止のために取り組んでいますよね。
他にも感染防止のためにできることといえば、一人ひとりの免疫力をアップさせることではないでしょうか。

免疫力向上のため一番簡単にできること。それは『睡眠』です。
睡眠は身体の疲れを取ることはもちろん、脳や心のメンテナンスにもつながります。

そこで今回は質の良い睡眠をとる方法をいくつかご紹介していきます。


睡眠に良い夕食のとり方

基本的に夕食は寝る3時間前までに済ませましょう。寝るまでには食べたものの消化を終え、胃が落ち着いた状態で眠りにつけることが質のいい睡眠につながります。
なので、なるべく胃に負担のかからない消化の良いものを取ることが良いです。胃に負担のかかるものはそれを消化しようと胃が活発に働きます。このとき身体の深部体温も上昇し、睡眠の質が下がる原因となります。

睡眠にいい食事としては、香りの高い香草(セロリ、パセリ、三つ葉)などを取り入れると良いです。セロリの「アイビン」やパセリの「アビオール」という成分が精神安定や不眠改善に繋がり、三つ葉の「クリプトテーネン」は鎮静や不眠症、ストレス解消にも効果があるとされています。
その他にも、消化を促す酵素が豊富な大根タンパク質を分解する酵素が豊富な生姜もオススメです。

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寝つきを良くするための入浴

質の良い睡眠を取るには身体の内部の温度、深部体温を下げることが重要となります。朝から日中にかけて深部体温は上昇し交感神経が優位になり活動モードになります。そして夜間には深部体温が下がって副交感神経が優位になり眠くなるというリズムをもっています。
お風呂に入るとまず皮膚温が上昇します。その後温まった手足の皮膚温から深部体温が放熱されることでスムーズな入眠を後押しします。この効果を得るには寝る60〜90分前までに入浴を済ませておくと寝入りがスムーズになります。
またシャワーではなく湯船に浸かることには様々なメリットがありますが、そのうちの一つとして浮力効果が挙げられます。水中での浮力効果は、安らぎや精神安定、血液やリンパの循環を促して気持ちを落ち着かせる効果があります。

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就寝前までの習慣

食事、入浴の後はくつろいで過ごすのがポイントです。

まず寝る前は照明を落とし薄暗い部屋で過ごすと良いでしょう。暗くなることで夜が来たことを脳が認識してメラトニン(睡眠作用を持つホルモン)の分泌が盛んになります。また照明の色は蛍光灯などの白色の光より、やわらかい温かみのあるオレンジ色の光が適しています。間接照明などを利用してみるといいかもしれません。

そしてパジャマは身体を締め付けないゆったりとした服装でくつろぎましょう。綿やシルクが良いと言われていますが、自分で心地よいと感じられる服装が一番です。またスウェットやジャージ、フード付きの服は寝返りがうちにくくなるのでNG。

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他にも温かい飲み物でリラックスするのも効果的です。ハーブティーは香りが立ちアロマの効果もあるためオススメです。睡眠にいい香りとして、ラベンダー、イランイラン、カモミール、ネロリ、サンダルウッドなどか挙げられます。嗅覚と脳はダイレクトに結びついているので、自分が好きと思えるものが本能的に求めている香りと言えます。睡眠に良いからと苦手な香りは無理に使わないようにしましょう。


ぜひみなさんも質の良い睡眠をとり、心も身体も健やかな毎日を過ごせるように心がけてみてください。


また何かお身体でお悩みの症状があればお気軽に太陽堂までご相談くださいね。


漢方薬局 太陽堂



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