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SNSや報道との距離の取り方について。

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2021年6月の記事一覧

もっとも稀少な資源は集中力/大人が勉強をしてて思うこと

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしています。 いま、木曜夜の漢文の予習が終わり(夕方に見直す予定)、木曜3限が始まるまで20分くらいあるので、noteを書いちゃいます。 ひとにとって、もっとも貴重な資源はなにか。貴重ということは、尊くて大切であるという意味です。往々にして、貴重なものは、稀少です。少ないものは、尊くて大切になりがちです。 キチョウとキショウという音も似てますけど、それは偶然っす。 日本社会のなぞのテーゼに、「学生は時間があるがカネがない、社会人は

実名でネット発信するメリット/仮面はなるべく薄く少なく

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしてます。 どうでもいい情報ですが、このnoteを始めたころ、本名の漢字と読み方を併記して、佐藤大朗(ひろお)って名乗ってたんです。読めない不便な名前。ぼくの場合は、戸籍もこれです。 先日、note経由でお目にかかった人に言われたんですけど、 「実際に会ってみると、とくにどうということもなく、noteのまんまの人でしたね」とのこと。 そうなんですよねー。わりと、このままです。 ウソはダメという強い規範意識があるとか、ウソがつけない

研究者はツイッターで研究内容を発信すべきか

佐藤ひろおです。会社を休んで、三国志を研究しています。 ぼくが通っている早稲田の研究室で、ときどき(しかし定期的に)出てくる話題に、研究者は、ツイッター(短文投稿形式のSNS)で研究内容を発信すべきか??? というテーマがあります。 これは研究室という、一種のクローズな場で交わされている会話です。ほかのひとの意見を吹聴するのは、アンフェアだと思いますから、ぼくの考えだけを書こうと思います。 ぼくの答えは、「NO」です。研究者は、ツイッターで研究内容を発信すべきではありませ

予測不能なネット上の「バズ」/偶然に翻弄される投稿

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしています。 先週と今週、それぞれ予測不能なバズがありました。noteの公式に取り上げていただいた記事が、通常の好調な記事の10倍以上も閲覧され、10倍以上「いいね」もたくさんいただきました。 noteのダッシュボードの画面キャプチャをサムネイルにしてます。ダントツに差が付いてますね。 今回だけ特別いいことを書いた、キャッチーに書いた、センスが冴えた、お得な情報を書いた、ということはなく、いつもどおりなんです。 noteの公式に、

ウェブマーケターになるな/アクセス数や反応を気にするな

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしています。 SNS発信者への数字の供給過剰近年は、個人でも気軽にウェブで発信できるようになりました。 それにともなって、 アクセス分析ができる情報が、プラットフォーマーから発信者に提供されますね。noteの「ダッシュボード」もそれです。youtubeのアクセス分析なんて、その最たるものです。 アカウント全体の「トータルのアクセス数」ぐらいならまだしも、記事や動画ごとのアクセス数、反響の数を見せて、記事や動画ごとにランキングで競わ