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本の紹介③(複雑性PTSD篇)

複雑性PTSDに関する本が、コミュニケーションにどう関係するのかと思われるかもしれませんね。自分を責めがちな人や悩みがちな人は、コミュニケーションの勉強をする前に、この本を読むことが有益であるかもしれません。複雑性PTSDを負った当事者だけでなく、他の人々にとってもこのような知識を持っていることで、相手とのコミュニケーションをより良くすることができると思います。
敬称略。

複雑性PTSDとは

複雑性PTSDは、長期間にわたって継続的なトラウマ体験によって引き起こされる心理障害。従来のPTSDとは異なり、子ども時代の虐待、放置、または親または保護者からの支配や拒絶など、複数のトラウマ体験によって引き起こされる。複雑性PTSDは、長期間にわたって身体的、感情的、および社会的な健康に深刻な影響を与える可能性がある。この障害は、感情調整、人間関係、自己イメージ、自己認識、信念、および知覚に影響を与えることがある。

崔 炯仁

  • メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服

少し難しいと思っても読んでいただきたい。お勧めしたいあまりに当noteで以前紹介しております。

モナ・デラフーク 花丘 ちぐさ

  • 発達障害からニューロダイバーシティへ: ポリヴェーガル理論で解き明かす子どもの心と行動

こちらも良書。発達障害の当事者、当事者でなくても感覚過敏がある方、そしてそれらの養育者の方に特にお勧めしたいです。コミュニケーションに安心がいかに大切かということが繰り返し述べられています。

おわりに

実は今回紹介した2冊を読んだことで「自分を許す」、そして「人を許す」(表現が難しいけど気持ち的に容赦してあげるみたいな感じ)が起こり、結果、コミュニケーションの負担が減り以前より余裕を持ってコミュケーションができるようになりました。そういう思い入れのある本なのでこうして紹介できて嬉しかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次に紹介する本は身体性篇です。読んでくだされば嬉しいです。

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