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好きなことを仕事にする

※この記事は5分で読めます。

「自分が本当に好きなものを見つけてください。
見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。
きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう。」

これは映画監督、黒澤明さんのお言葉です。

黒澤明さん

「好きなことを仕事にしよう!」
というと一定の反対意見が必ず生まれます。

「好きなことで食っていけるほど世の中甘くない」
「自分の好きと”仕事”は関係ない」
「それができるのは一部の天才だけ」

私も30歳までは、そう思って生きてきました。

ただ37歳の今、私は好きな事を仕事にしています。好きな事以外やってない。とも言えます。

ちゃんと好きな仕事を通してお客様と向き合い、価値提供をして信用とお金を稼いでいます。

仕事なのでもちろん大変な事ばかりですし、問題も山積み、毎日必死なんですが、好きなので全然辛くも苦痛でもないです。むしろ楽しくて仕方ない。

毎日努力することが楽しく、日々一生懸命生きているので自分が誇らしく、仕事すればするほど自分のことをどんどん好きにもなれています。


好きな事や好きな仕事はつくれる

私は天才ではありません。驚くほどの凡人、むしろ凡人以下の人間です。

中高の学生時代を思い返しても、何にも1番になったことがなく、頭も学年で下から1〜2番の底辺を常に彷徨ってきた人生でした。

そんな私でも、好きなことを仕事にした事で今はどこの成功者にも負けないと言い張れるくらいの「充実した生き方」が出来ています。

だからみんな、絶対に好きな事を仕事にした方がいいと心から思っています。

好きな事ってなんだっけ?

「好きな事を仕事に!」

というと、そもそも「好きな事がみつからない」と言って、悩む方なんかもいらっしゃいます。

そもそも「好き」ってなんでしょうか?

ChatGPT

好きは「感情」であり、この感情はこれまでの「経験、価値観、興味、文化的背景(教育など)」に基づいてる。ということが書かれています。

ということは、今ある「好き」は生まれ持って決まったものではなく、生きているうちに身につけたものである。と考えることができるわけですね。

ここが、大きなポイントであると個人的に考えています。

自分の好きな事は、どこかに偶然落ちているものではなく、自分の人生導線上にある。「今からでも新しく作れる」ということです。

好きな仕事の見つけ方

好きな事は偶然落ちているものではなく

・人生導線上にある

という事を理解した上で、話をすすめます。

最近、自己分析ブームでありとあらゆる本や教材が出ていますが、たくさん自分と向き合い、他人と向き合い、自己分析系のコンテンツにも大量投資しまくった私から言わせると、自己分析ノウハウは結論不要です。

本題のゴールとズレるので解説は省略しますが、そもそも、過去の経験ベースでの好きと仕事を結びつけ、好きな仕事をつくるのはとても難しい。という結論に至りました。

過去を起点に考える思考が働くと、例えば「ゲームが好きだったからゲームを仕事にしよう!」みたいな、超短絡的な仕事の決め方になってしまうんです。

これは自分の人生の可能性を狭くする事に繋がり、自分探しの迷路へ自分を誘う危険性があるなと感じました。

※自己分析自体を否定しているわけではなく、自己分析で好きな仕事を発掘する事に無理がある。という意味です。自己分析をして、自分を知ることはとても大切だとは思っています。

では、どうすればいいか?

ここで本題の結論に入ります。

好きな事を仕事にするためになにをすればいいか?の問いに対する結論として、私が推奨したい方法は、

「憧れに繋がる興味あることに全力トライする事」
「目の前のやるべきことに一生懸命取り組む事」

の2つが最適解であるということです。

今私が興味あるのは「フィットネスイベント」
これは絶対に仕事にします

自己分析で過去起点ばかりにすると、これから先の未来への可能性が狭くなり、面白味のない人生になります。

それだけでなく、自分探しの迷宮に入り込む事にも繋がります。

過去を起点にすると、能力も現在できる事に絞られてしまうので、なんとなくワクワクしない感覚、伝わりますか?

そこで、憧れややるべき事を起点に一生懸命努力する。と言う選択肢を取る事で、「これから好きな仕事を作っていく」という感覚を持ち生きていくことが出来るようになるわけです。

作っていく。というのは可能性が無限に広がるのでワクワクしますよね。

憧れや目の前のことに全力を尽くす。そのために

・興味が湧いた事は全力でやってみる
可能性を切り拓く
・今置かれている環境で一生懸命努力する
自分を磨く

この2点がとても大切です。

足りない能力は身につければいい。
今ある能力は思いっきり使えばいい。

知識やスキル、経験も総動員して、今置かれている環境で全力を尽くし、興味がある事にガンガントライして、可能性と実力を積み上げていけばいい。

とてもシンプルでわかりやすいですよね。

私の経験を思い出してもたしかに、無我夢中になって、一生懸命努力(失敗と改善)を繰り返しているうちに、自分の強みや得意、苦手や嫌いな事なんかがわかるようになってきました。

また、自分が本当に大切にしていること(価値観)なんかも分かるようになってきました。

その結果、今の仕事に繋がったなと

私自身、自分がビジネスを教える「教師」のような仕事をするなんて考えもしなかった事ですし、まさか人と話すのが苦手で、恥ずかしがり屋で人見知りな自分がコミュニティをやったり、YouTubeで話したりしてるなんかは想像も付かなかったですし。

フィットネスジムやアパレルブランドの経営をするとかも昔は考えもしなかったわけです。

人はいつからでも生まれ変われるは本当です

転職先の会社で必死にビジネスを学んでいくうちに、未来を予測しストーリーを作ることが得意なんだと知りました。また、人に何かを教えて喜んでもらうことが好きなんだと知りました。

集客のためにYouTubeを始めて努力した事で、書くことより話すことのほうが得意なんだと気づきました。また、繰り返し改善して、成果に繋げる工夫をする事が好きなんだと知りました。

病気で入院した経験から、命の危険を感じ、健康になるために必死に努力した事で、そもそも健康的で充実した生き方が好きなんだと気づきました。

憧れの社長(アパレル会社)に興味を持ち、必死に勉強したらアイデアを形にする楽しさを知りました。

全て最初から好きなわけではなく、その時々に置かれている状況で目の前のことを全力でやりきった結果、楽しくなり、気づけば大好きになり、それが必然的に仕事になっていきました。

これがもしも、好き嫌いを選り好んでいたら、過去の自分を起点にして「好きな事を仕事にする」をやっていればせいぜい

・サッカーにまつわる仕事
・焼鳥をやくこと
・飲食店の運営にまつわる事

くらいなので、今考えるととんでもなく面白味のない仕事になってそうだなぁと感じるわけです。※もちろん、本気でやればなんでも好きになる。という前提があるので、それはそれで楽しめたとおもいますが

そんな事を考えていると、昨日読んだ本にこんな一文が出てきました

本多静六「人生を豊かにする言葉」

まさにそうだと思いました。

好きな事を仕事にする。というのは、自分の今の好き嫌いで選り好んで仕事を選別することではない。ということ

今目の前に置かれている環境で、全力を尽くし努力してみること。興味が湧いたことには蓋をせず、本気でやってみること。

その先に好きになることが出てきたら、それは本物の自分の中から出た好きな事ということです。

※すでに好きな事がある人はビジネスを学び、好きな事でビジネスをやってみるといい


「自分が本当に好きなものを見つけてください。
見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。
きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう。」


本当に好きなことはどこかにあるのではなく、一生懸命努力した先に「生まれるもの」

好きな事を仕事にする!というと、楽で簡単な今の自分の延長線のような感覚を得てしまいますが、実際は真逆

「泥臭い努力の積み重ね」の先にしか、本当に好きな事はなく、それを活かした仕事もない。という事は肝に銘じておくべきだと思いました。

何かの参考になれば嬉しいです。


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