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これからの時代の幸せと価値観について

もし世界中の人がアメリカ人と同じ生活をしたら地球は何個必要か。5個必要らしいです。では、日本人と同じ生活をしたなら、2.8個必要らしいです。

人類は近年、物質的に豊かであることを幸せと考え、そのために、ものを沢山作って、それを買うために沢山働くようになった。

貧困の根絶に向けて各国のリーダが議論している。しかし物質的に満たされることが豊かさの基準だとしたら、それを満たすことは不可能だ。地球のリソースは限られているのだから。

つまり、物質的な豊かさが幸せという価値観は、必然的に変わっていく。事実今まさに変化していることを感じる。だから僕はいまこのnoteを書いている。

企業も同じ。物質的な豊かさを追い求める状態では、利益を上げることこそが企業活動の全てだ。ものを沢山作って売りまくること。そこで働く人たちは、物質的な豊かさを満たすために、沢山働く必要があった。したし物質的に満たされることが幸せという価値観が変われば、必然的に企業と働く人の価値観も変化していく。

新型コロナのパンデミックによってその変化のスピードは相当加速されたと思う。

物質的な豊かさの次の価値観は何か。人類は何に幸せを感じるようになるのか。

フランスの経済学者ジャック・アタリが、「他者のために生きるという人間の本質に立ち返らなければいけない。協力は競争よりも価値があり、人類は一つであることを理解すべきだ」と言っている。(利他主義)

協力、つまり人のために何かをするという行為こそが、次に我々が求める幸せの価値観となるだろう。
人のために、という価値観のもとで自分の仕事を考えたらどうなるだろう。人のために、という価値観で普段の生活を考えたらどうなるだろう。今までとは全く違う姿が想像できそうだ!

#幸せ #協力 #利他主義 #価値観 #エコロジカル・フットプリント #SDGs #持続可能性 #資本主義 #ゆたかさって何だろう

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