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ファンを集める!Wantedlyの会社情報の書き方を考えてみた。

このnoteは、『Wantedly』の会社ページのキモといえる【なにをやっているのか】【なぜやるのか】【どうやっているのか】を、求職者に分かりやすく、御社の魅力を伝えるための書き方を、採用コミュニケーションのプロとしてこれまで4000件以上の企業の採用成功をお手伝いしてきた採用コピーライターがお伝えするものです。

今、「Wantedlyをはじめたけど、なぜか効果が悪い!」と頭を悩ませている経営者・人事担当者の方のお役に立てれば幸いです。m(_ _)m

※注意※
Wantedlyを採用に使っている場合の内容になります。
 

まず知っておくべきこと

分からない

①求職者は世の中にどんな産業や仕事があるかを知らない
②会社情報には分かりやすさを求めている
③求職者にとってコーポレートサイトに書いている文言は分かりにくい

一つ目。
求職者は基本的に世の中にどんな産業や仕事があるかを知りません。もちろん、書かれていることを読んでなんとなく理解はしていると思いますが、ピンとは来ていない。なぜなら、自分と接点がなさ過ぎて、想像しきれないことが多いからです。

そして多くの企業が、上記のような求職者の心境に寄り添ったコミュニケーションが出来ていません。

二つ目。
そのため、仕事探しをしている求職者は分かりやすい会社情報や募集情報に好印象を抱きます。なぜなら、「分かる」からです。

三つ目。
会社の情報はコーポレートサイトに書かれています。しかし、【事業内容】を読んで「なるほど!」と分かる人間は、社内の人か、同業者か、さまざまな職種に関わってきたHR業界の人間だけです。求職者には分かりにくい言葉であることをご理解ください。

少し話がズレますが、なぜ採用ページが必要なのか。それは、コーポレートサイトに書かれている内容を、求職者に分かりやすく翻訳してあげる必要があるからです。Wantedlyにも採用サイトとしての機能を求めるのならば、求職者に分かりやすく翻訳してあげる必要があります。
 

【なにをやっているのか】の書き方

外国人ビジネスマン歩く

【なにをやっているのか】は、「自分たちの会社が何をやっている会社なのかを伝えるパート」です。しかし、コーポレートサイトの事業内容をそのままコピー&ペーストしてはいけません。理由は前述したとおりです。

なにより、このパートは求職者を心を掴むパート。「長い」「つまらない」「分かりにくい」という感情を抱かれたら負けだと思ってください。

オススメは次の内容です。

▼ ひと言でいうと、何屋さんなのか
▼ やっていることをもう少しくわしく説明
▼ 同業との差別化ポイント


【なぜやるのか】の書き方

コンサルタント

【なぜやるのか】は、前項【なにをやってるのか】で書いた事業を行なっている理由を伝えるパートです。経営理念やトップの考えを伝えることが主目的になるでしょう。

注意すべき点は、前項【なにをやってるのか】とリンクした内容でなければ意味がないということです。

ここで書くオススメ内容はこちらです。

▼どんな社会的な課題があるのか
▼その課題に経営者はどんな思いを抱いているのか


【どうやっているのか】の書き方

仲間

【どうやっているのか】は、前項【なぜやるのか】のアンサーとなるパートです。崇高な思いだけを語っていても仕方ありません。大切なのは、行動しているかどうか。そして、その行動の中身(こだわり)にこそ、会社の本質が現れます。

ここで気を付けるべきことは、

▼【なぜやるのか】とリンクしていること
▼【なにをやってるのか】の差別化ポイントともリンクしていること

ここまで読めば分かると思いますが、

【なにをやっているのか】【なぜやるのか】【どうやっているのか】はそれぞれ連動しており、一貫性があるべきです。その一貫性を分かりやすく伝えることが、求職者の会社理解・仕事理解に繋がり、ひいてはそれがファンとなる応募者を作ることになります。
 

画像について

サイトで使う画像

当然のことですが、項目内容に合った画像を貼らなければ、会社理解・仕事理解から遠のいてしまいます。

【なにをやっているのか】では、提供している商品やサービスが分かるような画像、もしくは商品やサービスを社員の方たちが提供している様子の画像が望ましいです。

【なぜやるのか】は、内容が経営者の考えや思いに関することなので、経営者自身の画像や、会社として向き合っている社会的な課題が分かりやすい画像(イメージ画像っぽくなるかも)が良いと思います。

【どうやっているのか】には、まさに第一線で活躍している社員たちが楽しそうに働いている様子が伝わる画像が良いのではないでしょうか。
 

さいごに

それぞれの企業様ごとに採用戦略や採用に関する事情はあると思います。このnoteに新しい気づきや参考になる箇所がありましたら、自社のWantedly運用に活かしていただければと思います。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!

このnoteでは、これまで4000件以上採用成功させてきた採用コピーライターの僕が考えてきたこと・やってきたことを発信しています。学び・気づきがあると感じた方は、このアカウントをフォローしていただくと、定期的に学び・気づきがある情報が届きますので、ぜひご検討ください。

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