4年半伸ばし続けた髪の毛をほぼ全て寄付した話【男性ヘアドネーション】
こんにちは。東京でカメラマンをしているTAISHO(@taisho_jp)です。
この髪の毛をほぼ全て寄付(ヘアドネーション)し、
こうなりました。(セルフポートレート)
下記の記事でも書きましたが、髪の毛を伸ばすことにかなりの信念を持って伸ばし続けていた僕がこの度ついに髪の毛を切りました。
その切るに至った経緯や、ヘアドネーションという髪の毛寄付の存在をご紹介出来たらと思いnoteを書きます。
男性でヘアドネーションを知っている人も少ないですし、実際にやったことある人はもっと少ないと思います。
この記事がヘアドネーションの認知向上や少しでもお役に立てましたら幸いです。
・なぜ切ったのか
界隈一般的なロン毛歴だけでいうと17年ほどロン毛を愛し続けてきましたが、実はこの4年半前にも一度同じくらいの短髪にしており、そのときは福岡県から上京するということで「福岡で育った髪の毛を東京に持っていくのは失礼だ。」という理由と決断の意を込めてほぼ全て切りました。
ここから4年半伸ばし続けて...
ここまで伸びた...笑
元々は足元まで伸ばす予定でしたが、今回切るに至った心境としては「時代は令和になって変わったのに、自分は何も変わることが出来ていない。このままでは行けない自分を変えよう。」というある種の虚無のような感情と決断の意を込めて切る事にしました。
また、今回伸ばしている最中に「ヘアドネーション」という世界があることを知り、前回伸ばしたときには知らなかったので非常に後悔しました。
髪の毛を愛しているからこそ、無い人を侮辱することはなく、むしろ先天性乏毛症や無毛症の方を助ける海外の団体への資金的な募金を行っておりました。
そして、今回もし切ることになったら「ヘアドネーション」で髪の毛を寄付しようと決めておりました。(想定よりも時期としては早くなってしまいましたが...)
・ヘアドネーションとは
ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。(国籍・性別を問わず、どなたでも参加可)
wikipediaより
実際に寄付するまでの流れは下記の通りです。
・寄付場所、切る場所を決める
・寄付する髪の毛を任意の長さに切る
・ドナーシートへ記入
・82円切手を貼った返信用封筒を準備する(受領証を希望するのみ)
・レターパックに入れて投函
・寄付場所、切る場所を決める
今回、初めてヘアドネーションを行うにあたり、どこに寄付をすれば良いのか/どんな寄付先があるのか。ということから全くわかりませんでした。
色々調べた結果、「JHD&Cさん」のwebがとても親切で分かりやすかったので今回はここにすることにしました。
(今回ご紹介するスクリーンショットは今回の寄付先のJHD&Cさんのホームページより使用させて頂いております。)
また、切る場所ですが、ヘアドネーションを経験したことのある美容室であれば流れを知っているかと思いますので、お知り合いの美容室やwebの「賛同サロン検索システム」で調べてみると良いかもしれません。
今回、僕は知り合いの美容室でカットして頂きました。
(写真などを撮影させて頂けるので知っている場所の方が都合は良いかも?)
・寄付する髪の毛を任意の長さに切る
今回僕はほぼ全てを切るという前提で行きましたが、通常は下記の項目をクリアしていればOKです。
・31cm以上の長さがあること
・カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK
・完全に乾いていること
・ドナーシートへの記入
髪の毛と一緒に送付するものとしては、ドナーシートと返信用封筒というのがあります。
ドナーシートは性別や年齢、髪の毛の状態などを記入するだけなので印刷して記入すればOKです。
(予約している場合は美容室が用意してくれる場合もあります。)
・82円切手を貼った返信用封筒を準備する(受領証を希望するのみ)
というのが一連の流れになっています。
・実際に切ってみた
伸ばし続けていたので毛量が多すぎて美容師さんに少し引かれながらも束にしてヘアゴムで結んでいきます。
結んだ1cm以上上からカッティング
(ウィッグにする際、30cmは必要なのに加えて1cmはウィッグを付ける根本の部分で使用するために、31cmが最低必要な長さになっているそうです)
どんどんカゴに髪の毛が置かれていきます...
(長すぎてはみ出してる...笑)
そして刈り上げたので後ろはこんな感じになりました。
実際に手に持ってみたらこんな感じ。
本数にして15本の束になりました。
(レターパック一つでは入りきれなかったので2枚にわけました。笑)
ドナーシートと返信用封筒を入れてレターパックに入れる。
(袋に入れたりすると出す作業や管理の問題から直接入れるのが良いらしい。)
ポストへ投函。
この時、ついにか...と、どことなく悲しい想いが込み上げてきました。
そして現在は、受領書が届くのを待っているというステータスです。
以上が今回のヘアドネーションの一連の流れになります。
髪の毛があるということは当たり前のことではなく、自分の髪の毛を寄付するという行為の大切さや重要性は確かにあると思っています。
ヘアドネーション自体の認知や、男性寄付がもっともっと広がるのを心より願っています。
(今回のnoteを作成中にYouTuberの「フィッシャーズさん」がヘアドネーションをしているという情報を知り感動しました。)
最後に
一部有料購入のスペースを用意しました。
購入後に表示される文章はありませんが、こちらで得た収益は全て今回寄付した場所へ募金させて頂きます。
髪の毛への直接的な寄付以外にも貢献出来る部分はあるかと思いますので、もしヘアドネーションへの興味や貢献への想いに共感した方は下記の有料購入をして頂けましたら幸いです。
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