小田鯛至

読んでいただきありがとうございます。 ぼちぼち書いていく所存です。 フォローのご検討よろしくおねがいします。

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ある老人、カフェで激怒

カフェでの実話を、語りたいと思う。 この日も、夕飯の時間でありながらコーヒーを一杯だけ注文し、作業をする。居座るという都合上、お店に迷惑が掛からないようになるべく空いている時間に行きたいため、午前中か夕食時以降にいることが多い。夕食時の店内は程よく空いていて、ゆったりと作業がはかどった。暖かな照明に照らされ、常に夕方を思わせる。こんなに居心地がいいから居座ってしまうのだ、とお店にも難癖をつけたくなる。 そんなことを思いながらパソコンと向き合っていると、何かが後ろを、馬のよ

    • お湯は止まれど心は温か

      12月中頃、自宅で、トラブルが起きた。お湯が出なくなったのだ。 それに気がついたのは、朝、顔を洗う時で、いつもは暖かい水で顔を洗うのだが、冷たい水で洗顔した。12月も半ばを過ぎ、冷蔵庫内よりも冷たい水が肌の表面を凍らせるようだった。とはいえ、暖かい水で洗顔をするという贅沢なことをし始めたのはこの冬からであり、冷たい水には慣れていたため、特別苦しいとは感じない。そして、朝で急いでいたため、お湯が出ないこともあまり気にかけていなかった。というわけで、そのまま家を出た。 帰って

      • 飽き性の新年の目標の立て方

        年末、そして新年とくれば、心を新たに、目標を立てるという人も多いと思う。僕自身は、目標があったほうがより充実した一年になるのだろうな、と思いつつも、この一年の目標、というものをこれといって立ててこなかった。が、年末年始に祖父母の家に行ったときには、祖父に、今年の目標を聞かれることも多かった。 小さいころから、一年単位で目標を立ててこなかったし、祖父に聞かれたときにも、「勉強を頑張る」くらいであしらっていた記憶があるから、目標を立てるのは難しい。というか、学生である段階では、

        • 年末の 達成感と 焦燥感

          年末になると、なんとなく、達成感のようなものを感じる。一年を過ごしきった、やりきった、という気持ちになる。問題集を解ききったような、本を読み切ったときのような気持ちである。決して、この一年で何かをやり遂げたというわけではない。逆に、今年はダメ人間に一歩近づいたような一年であった。 例えば、去年よりも明らかに、朝に起きられなくなった。どうしても二度寝してしまうことが多かった。それに、明らかにあらゆることへのモチベーションが下がっていた。noteという、新しいことを始められたこ

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        ある老人、カフェで激怒

          コーヒー一杯粘りーまん

          カフェに行くと、勉強とか作業とか、家にいるときも積極的に、やるかー、という気分になる。というのもあり、なるべくカフェには居座りたい。コーヒー一杯とはいえ、数百円するし、高いときにはその値段だけで一日分の食費くらいになる。だから、悪いな、とは思いつつも、コーヒー一杯で時間を忘れて作業し、4時間居座ったこともある。さすがにそれは居座りすぎなので、その一回きりだ。 居座る時には、なんとなく、コーヒーをカップに一口だけ残したまま作業をする。居座りたいという気持ちはバレバレであるだろ

          コーヒー一杯粘りーまん

          火災報知器は、たいてい誤作動なんですかね

          前日夜深くまでゲームをした関係で、寝坊をしてしまった。今日入っている大学の2限の授業は 10 時 30 分から始まるが、起きたときの時刻は 10 時 47 分。アラームをかけずに寝ていたわけではない。二度寝したのである。 寒くなってくるほどに、ベットから出ることができずに二度寝してしまうことが増えた。 いや、この言い方はちょっと適切ではないかもしれない。 僕は、いわゆるライフハックと言えるのかどうか、布団から出ないとアラームを止められないように、スマホをベットから少

          火災報知器は、たいてい誤作動なんですかね

          「何か食べたいものある?」

          僕の一番好きな食べ物はお寿司である。 「一番好きな食べ物」というものを決めておくと便利な場面があるため、どこかのタイミングで、一番好きな食べ物はお寿司と決めた。 実際にお寿司は大好きである。 コミュニケーションがそこまで得意でない人同士が会ったとき、 いや、得意な人でもそうかもしれないが、話題のために一番好きな食べ物を聞いたり聞かれ たりすることがたまにある。聞いた方はそこまで相手の一番好きな食べ物を知りたいわけではなく、そこから会話を広げたいという気持ちからそう聞いて

          「何か食べたいものある?」

          「ケーキでも食べるか?」

          父は甘いものが好きだ。チョコレートなどの甘いお菓子、コーラなどの甘い飲み物(甘い お酒も)。だから当然、ケーキも好きだ。だからと言って、よくケーキを買ってくるという わけではない。甘いお菓子はよく買ってくるが、さすがにケーキはたまーにである。たとえば、うちでは何かの記念日にケーキを食べる。誕生日や結婚記念日、クリスマスも当然である。 父は、よく記念日を覚えている。といっても、家族の誕生日と結婚記念日くらいか。僕が 小さいころから、父は、記念日が近づくと、「ケーキでも食べるか

          「ケーキでも食べるか?」