関連図例「患者A 90歳 男性 気管支肺炎」
気管支肺炎とは、肺の空気の通り道である気管支の末端や、肺でガス交換の役割を担う肺胞に、細菌やウイルスが感染し、炎症が起こる状態となります。主な症状としては発熱、咳、痰などがあり、風邪と間違えられることもあります。
肺炎には様々な分類法がありますが、肺炎を起こす場所による分類の中には「大葉性肺炎」と「気管支肺炎」があります。大葉性肺炎は1つの肺葉全体が侵されている状態となり、一方、気管支肺炎は、肺に入った気管支が枝分かれを繰り返し、内径が1mm以下になった部分から先の細気管支