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首肩こり、五十肩のセルフケア

PCスマホの普及により下を向くことが多くなり、首肩こりの患者さんが増えています。頭の重さは約5㎏、下を向くことが多くなると、その重さを支える首や肩の筋肉には相当な負荷がかかります。長時間のPCスマホの使用により、常に首肩の筋肉が緊張し首肩こりが常態化します。
さらに、PCスマホを使う時は顔を動かしません。眼球の動きが頻繁になり、眼球を動かすために働く筋肉ー『後頭下筋群』が酷使されます。
後頭下筋群は後頭部、首の付け根にあり、酷使されると筋肉のコリが生じ頭痛や首肩こりにつながります。
つまり、PCスマホの長時間使用が首肩こりを「増し増し」するのです。

では、どうやってケアしたらいいのか?
後頭下筋群は鍼治療がベストですがセルフケアとしては首の体操です。首の前屈・後屈・回旋を力を抜いてゆっくりおこなってください。
肩こり、五十肩には
『ストレッチポール』
がおすすめです。
特に、五十肩の予防になります。すでに五十肩になってしまった方は無理をしないでおこなってください。イタ気持ちいい範囲内にとどめてください。

やり方はこちら↓

ストレッチポールの乗り方


鳥の羽ばたき

手の甲を床につけ両腕をゆっくり上げて行きます。上げたり下げたり20回ほどします


拭き掃除

手の甲、または手のひらを床につけ腕を下げてお尻の横で20回ほど円運動をします。逆回転もおこないます


ロボット

肘を90度に曲げて片方の手は上、反対側の手は下に向けて、双方を入れ替えてロボットのように20回ほど動かします


前ならえ

前ならえをして指先を天井に向けて腕を伸ばします。次に、肘を曲げて行き脇を締めて肘を床につけます。曲げ伸ばしを20回ほどします

イタ気持ちいい範囲内でおこなってください。
肩や肩甲骨の可動域を広げます。
まき肩の方は猫背、姿勢の改善になります。

ストレッチポールは毎日就寝前に乗ってください。習慣にすると首肩肩こりの改善につながります。

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