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スポーツがくれたもの③~継続の価値を知る~

こんにちは!

昨日は元心理学部の先輩経営者と飲んでて、僕の分析をしてくれたのですが、僕は「ドライな陽キャ」らしい。矢上です。


「スポーツがくれたもの」というテーマで記事を書かせていただいておりますが、今回は第3弾、ラクロス時代の「苦難の2年目」を振り返ります。

前回の記事はコチラ!


苦難の2年目

ラクロス部に入部し、新しい仲間達、環境、スポーツ、生活、全てが新鮮で毎日グラウンドに行くのが楽しみでした。

1年目は先輩達とは練習が別、新しいスポーツの面白さもあり、同期とバカ笑いしながら本当に楽しい1年でした。

12月の新人戦が終わり、ここから新チーム体制になり、チーム全体で練習し始めてから試練が始まります。

1年だけでぬくぬくやってきた僕たちは先輩と練習し始めてからボコボコにされます。

「へたくそ」「帰れ」は普通に言われ、ミスった後の先輩の顔は怖くて見れません。冬の朝寒い中、日が昇る前にきついラントレもあり、やる理由がわからず、ここで同期の半分以上がリタイアします。

僕はありがたいことにAチームに入ることができ、オフェンスでは2年生が僕ともう1人だけでした。

当時4年生に日本代表が2人いてほんっっと怖かった。笑
今では本当に大尊敬で一緒にプレーできていたのが僕の誇りです。

副将が神みたいな人で僕がどんなミスをしても「お前ら2年のミスは全部俺のミスだから気にすんな」と言ってくれて、僕も後輩に慕われるような先輩になろう!と思いました。

グラウンドいきたくないなとか思う日もありましたが、1日も休まず先輩達と練習し続けました。


そしてその年に千葉大学は関東ラクロスリーグで悲願の1部昇格を果たしました。立教大学グラウンドで勝利した瞬間を今でも鮮明に覚えています。先輩達ともみくちゃに泣きながら、最高の達成の瞬間を味わいました。

この瞬間、僕は「継続してきてよかった」と心から思いました。
この瞬間のために先輩達は厳しい言葉を言い続けてくれたんだと実感しました。

おそらく苦難もなく、葛藤もなく、毎日ゆるく練習していたとしたら同じ結果でもあそこまでの達成感は得られなかったと思います。

今、何かに悩んでいるとしたらそれは何か喜びを得られる予兆だと思いますし、そのことは振り返った時に財産になり、ネタになります。

きつい言葉をかけてくださった先輩には今でも感謝です。
この2年目を通して僕は「継続の価値」を知りました。

辞めていった仲間もたくさんいますが、一緒に乗り越えた仲間は今でも最高の財産です。

そして千葉大学10年振りの1部の舞台での上級学年が始まります。

つづく

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