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私の思ったこと

2,026
1日の中で、感じたこと、思ったこと、考えたことを毎日更新しています
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#ブログ更新

謙虚さとは何か?

謙虚さとは何か?

謙遜は美徳ではないよ。

と、かの有名な名探偵シャーロックホームズは話していた。

思うに過度な謙遜を続けていると、じぶんの能力や現状を正確に把握することが難しくなり、かつ伝えてくれた人のじぶんに対する意見を否定、または疑っていることになる。
そうすると忌憚のない意見やフィードバックをもらいにくくもなってしまい、じぶんの正確な微調整がしにくくなる。

だからこそシャーロックは、(過度な)謙遜は美徳

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同じものはできない

同じものはできない

僕はかつて自主映画を撮ったことがある。

予算もコネもスキルも経験もない。

友人の俳優に相談したところ、たまたまその彼が脚本家で、弟が動画の編集ができたことで、ある程度撮影前後のノウハウは聞くことができ、あとはどう撮るか、だ。

そのときしたのはじぶんのように監督をしたい人を集めるということだった。

じぶんの作品のときは他のメンバーがスタッフに、他のメンバーが監督のときはじぶんがスタッフに回る

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友だちとは?

友だちとは?

上の写真は、友だちからもらった雑誌の写真だ。

この雑誌をもらったときに、友だちって、と考えることがあったので、今日はそのことについて書こうかなぁと思っています。

彼がバンクシー (Banksy, 生年月日未公表、イギリスを拠点とする匿名のストリートアーティスト)の特集の雑誌を僕にプレゼントしてくれたのは、昔『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』というドキュメンタリー映画の上映会に、彼を誘って参加し

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おもしろさは真剣の先にある

おもしろさは真剣の先にある

一昨日のバレンタイン。

僕はビックリして、でもおもしろくて、そしてスゴいなぁとも思ったので、その場でツイートしたのが、このツイートです。

映画「スターウォーズ」のエピソード5にて、ハリソンフォード演じる人気キャラクターのハン・ソロが人質として固められてしまうシーンがあるのだが、このチョコレートは、それを忠実に再現したチョコレートで、その試作と完成品を見せてもらった。

妻は日曜日から生牡蠣に当

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隙間時間の善しと悪し

隙間時間の善しと悪し

隙間時間という言葉や考えはかつてなかったもので、スマホの登場で一般化した言葉だと思っています。

歩いている時間、トイレに入っている時間、自転車に乗っているとき、タクシーの移動中などなど、スマホが登場してからはその時間にすらも、情報を仕入れたり、メッセージのやり取りができるようになったために、生まれた言葉であり、隙間時間という言葉によって改めて自覚した時間感覚でもあります。

だからこそ人々の時間

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じぶんの取り扱い説明書

じぶんの取り扱い説明書

人付き合いがサラッとしていますよね、と時々言われますが、僕は人が苦手なわけでも嫌いなわけでもないです。

人と二人でもごはんに行くし、お酒は飲まないけど飲み会にも行くし、ウインドウショッピングも六時間くらい付き合えるし、頼まれごとも相談にも基本的に真面目に向き合うし、一度仲良くなると余程のことがない限り縁を切らないので、小学校からの友だちとも未だに付き合いがあるくらいです。

けれど反面大勢で集ま

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我慢の量の限界

我慢の量の限界

聞いた話しなので、確かかはわかりません。
最初にことわっておきますね。

友人が最近食欲ヤバくて食べ過ぎてしまう。とツイートしているのを読んで、あることを思い出した。

「人が一日に我慢できる量には限界がある」という話しだ。

だからなのか、一日を通して様々な箇所で我慢をして過ごしたせいか、一日の終わりの夕食で、じぶんのための夕食なのだからと、抑制が効かなくなって食べ過ぎてしまうという理屈らしい。

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できるかなぁ?と思えることはできる

できるかなぁ?と思えることはできる

なんか強気なタイトルでごめんなさい。
別におらおらしたことは、いつも通り書かないし、書けないので安心してください。

僕は多くのことをできるとは思えないタチだし、ほんとうに実際やるとなるとできないことも多いです。

では、どうして「できるかなぁ?と思えることはできる」というタイトルにしたかというと、できるかなぁ?と脳裏をそもそもよぎったからです。

つまり人間はできないことなんてそもそも思い付きも

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進歩とは選べること

僕は進歩とは、選べる選択肢が増えることだと思っている。

昭和の時代というのは、家で家事を担う専業主婦と呼ばれる女性の姿がスタンダードで、じぶんのお母さんは家に居たという経験をしている人は多いと思われる。

これはひとえに工業化、製造業の影響(ベルトコンベアーや車の生産ラインを思い浮かべるとわかりやすいはず)で、みんなで長時間働くことによって、品物を大量に作り、大量に売ることで豊かになれた時代であ

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人は人に大切にされたい

人は人に大切にされたい

人の本質、その人のほんとうというものは、一体どこに出るのだろうか?

じぶんが会いたい人や、じぶんよりいろんなことを知っていたり、できる人。社会的な立場がある人、お金がある人など、社会的に強いと言われる人に対して人は最低限の敬意は忘れないし、身体も心も緊張感を保っていられるはずだ。

つまり強い者に対したときの人というのは、そんなに大きく立ち振舞いは違わないということでもある。

では、その人の本

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人は人と仲良くなりたい

人は人と仲良くなりたい

どうして昨日返信くれなかったの?

なんだか雲行きの怪しい質問だなぁと、きっと多くの人が感じると思う。

けれどもこれは言い方の問題というだけで、ほんとうに伝えたいことは、「あなたからの連絡があるとうれしいし、ないとどうしたのか?と心配してしまう。
だってあなたが好きだし、大切な存在だから」

という気持ちが内包されていて、本人も自覚せず、だからこそ相手にも伝わらず、その気持ちがねじれて表に出てし

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明日は明日の風が吹く

明日は明日の風が吹く

毎日noteを始めたばかりの頃、明日はもしかしたら書けないのではないか?

という不安とか焦りみたいなものが、日々の生活の中で頭によぎることが、よくあった。

そういうときに次の日の分も今日書いて、少なくとも明日はそういう気持ちを感じないようにしたい、と思って、二日分の文章をしたためようとしたことが時々あった。

書きたくて止まらない、ということならいいのだけど「書かなきゃ」で、終盤の歯みがき粉み

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気の持ちよう

気の持ちよう

「(始める前から)気持ちで負けるな。」

これは『水曜どうでしょう』という番組で、マレーシアのジャングルに歳を取った出演陣が、再度リベンジするという企画で、これから歩き出すぞっという時に、ディレクターの藤村さんが歩ききれないと不安を吐露していたところに、大泉洋さんがズバッと放った一言だ。

歩ききれないことがあるかもしれない。
道半ばで、歩けなくなるかもしれない。

そうなったときは、そうなったと

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笑顔の奥

笑顔の奥

「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」という言葉が、アランの「幸福論」に載っている。

僕はこの言葉を時々思い出すようにしている。

子どもの頃は、目の前の人が今日機嫌がいいのは、たまたま今日がご機嫌な日で、不機嫌な人は今日たまたま不機嫌な日なんだなぁ。
というふうにしか思っていなかった。

あの人の笑顔も、彼のしかめっ面もただの偶然である、と。

だけれど大人になるといつもニコニコして

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