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自分の夢を将来の現実として可視化 持続可能なアプローチとは

現在のインプットポートフィリオ

生きのびるための事務
優しい音楽
夜明けのすべて
書いてはいけない
スマホ脳
メンタル脳
暇と退屈の倫理学

これらの本が、今、目の前の本棚に鎮座している。毎日少しずつ読んでは内容を楽しんでいる。

生きるのびるための事務について

「生きのびるための事務」(坂口恭平)は、やりたいことをするためには事務(ジム)が必要で、主に時間スケジュール管理、お金の管理を可視化するもの。

ただただ好きなことだけをして生きていても無駄なだけ、に対する実用書、マンガ風でもあり軽く読めるのと、人生の基本を教えてくれる。

普通は自分の夢はノートやスマホに記すが、多くはたった短い一言だけ。これだと何をして過ごせば夢に近づくのかは指南されていない。
・お金持ちになりたい
・自分が会社を経営して儲けたい
・サッカーのプロになりたい
・美容師になって店を持ちたい
・You Tuberになりたい
もっと具体的に可視化していきたい

自分の夢を何かに記すまではいいが、このように短いセンテンスだけだと漠然として今の自分を動かすパワーまでいかない。夢と現実との距離があり、どのようにアプローチしたらいいか迷ってしまう。

例えば、私事ですが、5年後に億り人になりたいという願望について、これらの願望を言語化、数値化してみる=本の中ではこれを事務としている。

5年後億り人は夢のまた夢なのか

例えば<5年後の億り人>の内訳を作ってみる

NOTE>>
貯  金2000万円
運用資産6000万円
その他    2000万円
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今の貯金は500万円
年間300万円を貯蓄 ✕ 5年間=1,500万円
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今の運用資産は1000万円
5年後に6,000万円を想定
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その他 2000万円

全部合計すれば1億円になる

自分の事務作業

億り人へのアプローチ、かなり強引にひねり出した感じがあるが、ぼーっと過ごす毎日と比べて、理屈的には億り人になる可能性が高まった。これらができるできないではなく、継続可能な努力を可視化したに過ぎない。

「生きのびるための事務」の副題には「未来の夢ではなく未来の現実を決める」と書いてある、現実を把握するという意味ではやや残酷な面もあるが、いろいろと空想するので楽しい!

NOTE>>
そもそも年間300万円の貯蓄って可能?
月々に換算すると25万円
対策)
無駄の一切を排除する(言うのは簡単)
無駄とは何か
衝動的な飲み代(食事代)、バカ借金
バカ借金とはリボ払いやカードローンの総称

自分の事務作業

人には欲というものがあって、これを満たしていくことも重要だが欲を抑えていくことも大切だ。欲に任せて行すると散財して破産してしまう。

バカ借金とは、リボ払いやカードローンやフリーローンの類、一度利用するとなかなか抜け出させない便利なものであるが、いつまでも利用を続けるわけにはいかない。

なんと一時利用残高が1000万円くらいに膨らんだが、今はその3分の1程度までに減ってきている。これをバカ借金と呼んでいる。

暗号通貨への投資残高が伸びる

資産運用で1,000万円を6,000万円まで増やすという目標だが、これは本気である。

NOTE>>
3年前から暗号通貨に投資を開始
以下がそのポートフォリオ
・ビットコイン
・イーサリアム
・ソラーレ
・リップル
・トンコイン

自分の事務作業

ネット上において暗号通貨への投資はかなり一般的になっているが、身の回りでこれを行っている人は非常に少ない。興味本位で少しばかりやっている人はいると思うが、資金をしっかり入れている人は皆無である。

海外ではETFが発行されたり確固とした投資対象となっているのに、日本は言葉に出すのも怖いくらいの雰囲気もある。「そんな詐欺まがいのものに手をだして・・・」と疑惑の眼差しで見られるのだ。

日本だけが江戸時代なのだ、いつまでも鎖国をやって村社会である。日本でのETFは2030年になっても無い気がする。又、日本においては税制も追いついておらず、未だに総合課税となる。

参考となるウェブサイトを貼っておきます。


今の未来も地味な毎日の連続だが

何も5年後に突然億り人になるわけではない、そのアプローチは毎日の積み重ねであり、今とあまり変わらないだろう。

しかし、そんな毎日の中でも少しずつ芽が出てくる場合がある、将来の自分の実現化ということは、そんな毎日の繰り返しということになろう。

NOTE>>
5年後の平日の自分
は何をやっているのだろう
朝起きて本を読む(投資)
朝起きて記事を書く
朝起きてゴルフの練習に行く
仕事(会社)に行きまっすぐ帰る
夜はご飯を食べて本を読む(小説)
たまに一人カラオケに行く
たまにデートをする
仕事の会食はあまり入れない

自分の事務作業

今とあまり変わらない日々だが、先程の億り人になるアプローチは描けているだろうか。ただただこれを繰り返すだけだ。朝のルーティンは毎日ではなく曜日を変えて行うことになる。

「生きのびるための事務」にはこのように現在や未来を可視化して、日常生活のスケジュールをカスタマイズすることを推奨している。

生物は一度に獲物を獲得できない

あとは毎日これらのNOTEを思い出しては眺めるだけだ、5年後はまだ現役だと思うしまだデートもしていると思う、人生は長い!

人間の能力というのは一度にお金を稼げるようには作られていない、24時間毎日働くことはできないのだ、すぐにお金を作るのであれば違法なことばかり考えてしまうだろう。

例えば、10万年前からの人間(動物)はサバンナにおいて、いつ獲物を獲得することがわからないので、一度獲物を獲得したら、しばらくそれで生き延びられるようにできている。

続けて、すぐに次の獲物を捕ることも必要がなく、一度に食料を捕食すると栄養過多になるように作られている。コツコツとコンスタントに捕食するのがベストなのだ。

必要なのは毎日の習慣や努力、考え方の整理であろう。それらを常にNOTEに可視化して数値化して認識することこそ近道だと。

手書きの円グラフを書いてみる

「生きのびるための事務」では、これらのNOTEは実際に紙のノートに記載することになっている、また「スマホ脳」でも手書きのノートの方が記憶力や理解力が増したというデータもあるそうだ。

しかし、本章ではパソコンやスマホでテキストベースの記述を行っている。確かに、紙のノートだと手軽に時間割りを円(丸)で作ることができる(落書き風に)。一方で、パソコンでもスマホでも手書きのグラフはできるので試してみるのも手だろう。

投資は10年〜20年で行うもの

5年後の億り人プロジェクトでは投資運用への依存が大きい、仮に運用に失敗すると梨の礫だ。だが、億り人になるにはこれらのリスクを取る必要があることも事実だ。

NOTE>>
3年前から暗号通貨に投資を開始

自分の事務作業

投資は10年〜20年単位で考えることが合理的だ、目の前の値動きは把握するも無視していていいと思う。自分の手元においても、20年間でその価値が2倍以上に上がったものがある。

皮肉にもこれらは投資目的で買った訳ではないが、今となっては貴重な財産となっている。教訓なのは、ものの価値とはゆっくりゆっくり何年もかけて上がっていくことが真理だ。

5年後、暗号通貨への投資は8年目を迎える、その時の世の中はどうなっているのだろう。それは誰にも分からないが、少なくとも20年前に現金だけの貯蓄に回していたら、今のモノの価値の向上には遭遇しなかっただろう。

まだこの傾向は今後も続いていくと確信する。

但し、暗号通貨も直進的に上がっていくとは考えていない、今後暴落することもあるだろう。モノの価値とはそのようなサイクルを消化しつつ上がっていくものだと思う。

今の行動が将来の自分を助ける

今は自分にとって価値のあること、楽しいこと、面白いことに集中した方がいい。それはいつか役に立つから。スティーブジョブズ が2005年にスタンフォード大学卒業式で行った有名なスピーチにその一説がある。

誰もが将来に先回りして点と点を結ぶことができない、過去を振り返って、点と点を結ぶことしかできないのだ。だから、今の自分をしていることに確信を持って取り組まなければならい。いつか必ず役に立つ時が来るのだと。

自分でも点と点が結ばれた体験

自分にも昔やっておいて助かったということがある。私は大学時代にディベート(ゲーム)をしていた。あまり楽しいことではなかったが、4年間に渡りサークル活動の一環としてやっていた。

真夏の暑い中、夏休みに関わらず、題材に対して大学の図書館に通って調べたり、チーム制だったのでチームでロジックを構築したりしていた。まさに知的なゲームだ。

それが今、とても役に立っている。仕事ではロジックを組み立てることは日常茶飯事であり、その都度大学時代のディベート活動に感謝している。何故かと言うと周りの人たちには難しい様子が伺える。

無駄からの解放(食費を減らす)

NOTE>>
無駄を排除する
衝動的な飲み代(食事代)、バカ借金
バカ借金とはリボ払いやカードローンの総称

自分の事務作業

貯金のためには節約がマストである、これまで自分は金持ちではないのに金持ちの感覚で無駄に無駄を重ねてきた

全てに押し並べて考えると、一般的に本当に必要なものだけに留めると、今の3分の1で済むのではないかと思う。例えば、食材の買い物、飲食店での高級食材、お酒を飲む頻度、旅行の頻度など。

現代人は毎日のように高級食材を口にしている、テレビではA5ランクの牛肉を頻繁に流している、又、スイーツもすごい、人間ここまで高級食材を食べ続けると体が持つのだろうか

毎日の食卓も贅沢な食事ばかりじゃなくてもいい、たまにはお漬物とご飯とお味噌汁だけでもいい、シンプルでいい。高級食材もご褒美として年に数回で十分だと思う。

いきなり食費を減らすと家族も心配してしまうので、影響のないところから少しずつ減らしていく、例えばお菓子類(砂糖)は健康にも影響がある部分なので以前と比べれば買わなくなった。

また時には在庫一斉セールとして冷蔵庫にあるものだけで過ごすこともやっている。どうしても、買ったまま食べずに放置されているものは多い。

「闘争」か「逃走」かを選択する

生きのびるための事務では、未来の夢ではなく未来の現実を決めるという趣旨で持続可能な努力を可視化した。しかし、その過程においては絶対に到達しなければいけないものではなく、柔軟性も必要だと考える。

人間はストレスに直面するとそれ以外のことは全て後回しになって、「闘争」か「逃走」かだけを考えるようになる。従って、他のものに対しては寛容ではなくなってくるのだ。

従って、定期的にNOTEを見直して、少し緩くすることも必要だし、順調にいっていれば前倒しで努力していくことも必要だろう。重要なのは常に目の前にNOTEをおいて眺めることだろう。

もう変化は始まっている!

これからは多くのリスクが我々を襲ってくるだろう、日本人としてはかなり現実味があるのは自然大震災である。いつまでも東京にいていいのか、安住の地はどこなのだろうか。

ハイパーインフレが世界を、日本を襲ってくる。これもかなり現実味のある話としてSNSを賑わしている。貨幣価値が無くなってモノの値段が急ピッチで上がっていくのだ。

貨幣の崩壊といえば日本円であり、ドルも大きくその価値を落としている。
ペトロダラーの崩壊はその象徴でもあり、米経済の覇権の崩壊を意味していると言われている。

おそらく我々一般庶民は分かっているようで、分かっていない。これらによって明日が何かが変わるわけではない。少しじつ環境が変わっているのに気づいていないのが一般庶民なのである。

何かのトリガーが引かれて、突然その日がやってきた時、なにも準備をしてなければもう終わりなのである。少しづつでも行動を起こして未来の現実を実現すべきだろうと思う。














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