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「元伊勢籠神社・眞名井神社」参詣録【京都府・宮津市】

京都府宮津市にある天橋立あまのはしだては「日本三景」の一つで、風光明媚な景勝地です。この地には 神代より信仰がある神社仏閣があり、多くの神話が語り継がれています。天橋立北部にある「元伊勢籠神社もといせこのじんじゃ」と「眞名井神社まないじんじゃ」は、近年 強力なパワー・スポットと認識されつつあり、これらの神社を順に参拝することで、祈願成就のご利益アップが叶うと言われています。今回は この二神社の参詣録です。🙂👍



元伊勢籠神社眞名井神社

籠神社このじんじゃの正式な名称は「丹後一宮 元伊勢 籠神社」です。これは、三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮ないくう外宮げくうへ遷った「もとの神社」と言う意味です。籠神社奥宮おくのみや眞名井まない神社がある地、眞名井原には豊受大神とようけのおおかみを祀る匏宮よさのみやがありました。その頃、全国を旅していた天照大神あまてらすおおみかみ(天岩戸の神隠れで有名)は、豊受大神とのご縁からこの地に遷り、共に4年間一緒に宮号吉佐宮よさのみや宮号ぐうごうは神社の称号)で暮らすことになりました。その後、天照大神伊勢神宮・内宮ないくうへ遷られ、その約450年後天照大神に呼ばれるかたちで豊受大神伊勢神宮・外宮げくう天照大神の食事を供する神(御饌都神みけつかみ)として遷りました。豊受大神外宮へ引っ越された後、吉佐宮よさのみや籠神社かのじんじゃと名前を変え、天照大神の孫にあたる彦火明命ひこほあかりのみことを主祭神に現在の地へ遷りました。(実は天照大神は日本全国を旅したため 全国に元伊勢神社が残るのですが、伊勢神宮の内宮天照大神外宮豊受大神二神一緒に祀られた元伊勢は、ここ宮津市籠神社だけなのです。)🤓


元伊勢籠神社・眞名井神社へのアクセス

[住  所]
 
〒629-2242 京都府宮津市大垣430
 元伊勢籠神社

[交通機関]
お車ご利用の場合
 ◎大阪・神戸方面より
  中国自動車道(吉川J.C.T)→舞鶴若狭自動車道(綾部J.C.T)→京都縦貫自動車道(与謝天橋立I.C)→R176→R178→元伊勢籠神社
 ◎京都方面より
  京都縦貫自動車道(沓掛I.C)→(丹波I.C)→R27→京都縦貫自動車道(京丹波わちI.C)→(与謝天橋立I.C)→R176→R178→元伊勢籠神社

高速バスご利用の場合
 ◎京都駅より
  天橋立駅着(最大所用時間 3時間30分)
 ◎大阪駅より
  天橋立駅着(最大所用時間 3時間32分)
 ※詳しいご利用方法は「丹後海陸交通」へお問い合わせください。
  0772-42-0321

丹後一宮 元伊勢 籠神社 公式HP→アクセス より抜粋
「元伊勢籠神社・眞名井神社の所在地_全体図」
「元伊勢籠神社・眞名井神社の所在地_拡大図」


境内マップ

二神社境内の散策には 公式HPから参照できる下記「境内図」が便利です。「境内図」は、以下のURLより参照/ダウンロードできます。🙂

丹後一宮 元伊勢 籠神社公式HP/境内案内

↓境内図内番号の意味↓
境内図


眞名井神社 参拝

先ずは、籠神社の奥宮・眞名井神社まないじんじゃを参拝します。入山料は無料です。元伊勢籠神社正面の石段を上り、最初の鳥居をくぐった後、手水舎の正面から茶房の脇道を抜け、籠神社境内側面の道路へ出ます。その後道沿いに、左折→右折→左折すれば、眞名井神社入口の石段へ到達します。🙂👉⛩️

「籠神社の境内から外へ出た所の道路を左折します」
籠神社注連縄しめなわ鳥居
「標識を確認して、ここで右折します」
眞名井神社一の鳥居/この鳥居で左折します」
「現在は撮影禁止となっている眞名井神社本殿の写真🤔」
動物出没注意/熊、鹿、猿、猪、蛇が出没するみたい😮」
眞名井神社入口に到着🙂」
眞名井水/蛇口をひねると水が出る社→ペットボトルに入れて飲めます😋」
天の眞名井の水/その昔天村雲命あめのむらくものみことが天上から持って来たと言われるお水です(但しこの湧き水は飲めません😱)」
天の眞名井の水/この水は伊勢外宮の井戸へ遷され、1500年毎日両大神にお供えされているらしい😮」
なみせき地蔵/701年の大宝地震の際、津波がこの地点で切り返したと伝承されています😮」
残念ながらここから上は撮影禁止です😭

石段を上り切ると正面に眞名井神社の本殿。おやしろ自体はむしろ質素で大きくもないのですが、神秘的な雰囲気がありオーラを感じました。😱参拝の後、本殿の後ろ側へ回ると そこに鎮座するのは・・・なんと!主要神様そろい踏み;伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみこと天照大神豊受大神岩座いわくらこれは必見!😱)です。この場所は、縄文・弥生時代の古代から祭祀場さいしじょう(神や祖先を祀るための場所)だったと言われています😮・・・写真撮影禁止だったのが非常に残念です。😑


元伊勢 籠神社 参拝

眞名井神社参拝後、元伊勢籠神社もといせかのじんじゃへ戻って来ました。それでは籠神社も参拝しましょう。こちらも入場料は無料です。🙂👌

元伊勢籠神社へ続く正面の石畳」
大和さざれ石/君が代の歌詞にもある舞鶴市で採掘された重さ10トンのさざれ石😮」
二の鳥居
「鳥居をくぐると二匹がお出迎え・・・」
狛犬(重文)・鎌倉時代/この狛犬はその昔天橋立で暴れていたが、剣豪岩見重太郎が一太刀浴びせた所、以降大人しくなったそうな。左の狛犬の右前足に刀で切られた跡が・・・😮」
ここから先は撮影禁止です😭

正面に見える拝殿でお参りをした後は、境内内の末社神社(恵比寿社猿田彦社春日社眞名井稲荷社その他)をコツコツお参りすると、最後に倭宿禰命やまとのすくねのみことの所へ辿り着きました。😐

「境内外側から望遠で取った倭宿禰命像やまとのすくねのみこと像/浦島太郎伝説のモデルとなった海部氏あまべうじ4代目の方です」

両神社の参拝に要した時間は約1時間でした。・・・ちょっとはパワーを貰えた・・・かな?🤔

・・・元伊勢籠神社と眞名井神社の参詣録はここまで。


感想

過去、天橋立には何度か訪れたものの、籠神社眞名井神社の参拝は今回が初めて。😌両神社共 知る人ぞ知るパワー・スポットの名に相応しく、とてもスピリチュアルな雰囲気が漂う場所でした。😵‍💫特に、眞名井神社は、鬱蒼とした木々に囲まれ、その崇高で神秘的な雰囲気のお社には畏敬の念を抱かざるを得ず、お社の裏側にある天照大神豊受大神が鎮座する岩座いわくらの前に立ち静かに目を瞑ると、何だかパワーみたいなものを感じて気持ちが高揚するのを覚えました。確かに自然の気がみなぎる場所なのですが、パワー・スポットと言うよりスピリチュアル・スポット(精神が高揚する場・・・みたいな意味です😓)と言うのが私の印象です。勿論、ご利益があるに越したことはないのですが、参拝するだけでも自然の気に癒されたり、やる気アップに繋がるならそれだけでも十分で、霊験あらたか神社仏閣などを巡る聖地巡礼には そんな効験こうけんがあるように思われます。🙂👍

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の参詣ルート


おまけ

豊受大神の「吉佐宮」から「伊勢神宮 外宮」への遷宮にまつわる話・・・

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