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「備中鐘乳穴」探検記【岡山県・真庭市】

備中鐘乳穴びちゅうかなちあな岡山県真庭まにわにある文献に残る日本最古鍾乳洞です。洞内では数億年かけて造形・形成された鍾乳石の神秘的な姿を、年間を通して9℃前後の冷んやり空間で鑑賞することができます。・・・と言うことで、今回は備中鐘乳穴びちゅうかなちあなの探検レポです。🤠👍




備中鐘乳穴

備中鐘乳穴びちゅうかなちあな岡山県真庭まにわカルスト(石灰岩)台地にできた鍾乳洞です。付近の石灰岩は2~3億年前のものですが、平安時代(901年)に書かれた「日本三大実録」にその名の記載があり、文献に残る日本最古の鍾乳洞として知られており、現在は県の天然記念物に指定されている名洞です。🙂

鍾乳洞の全長は現在開発中を含めると700m以上ですが、一般向観光洞の約300mが公開されています。一年を通して9度前後の洞内には「夢の宮殿」や「吉備津彦の評定の間」などの広間があり、高さ3m・直径5mある大石筍せきじゅん洞内富士」や、鍾乳石22階層からなる「五重の塔」など長い年月を掛けて造られた神秘的で冷厳さが漂う眺めは 全国的にも類のないものです。🤓


備中鐘乳穴へのアクセス

■所在地
 〒716-1411 岡山県真庭市上水田8854-1

アクセス

 現地へのアクセスはお車が便利です。
  中国自動車道 北房ICから 約10分(4.2km)
  岡山自動車道 有漢ICから 約15分(7.6km)

オフィシャルホームページより抜粋、加筆修正
最寄りのインター
備中鐘乳穴所在地


洞内探検用マップ

洞内は照明が手摺があり、道も舗装されていて迷うこともないのですが、

家族でお出かけ「備中鐘乳穴」 (plala.or.jp) の「案内図」や;

案内図

備中鐘乳穴 (verse.jpn.org) の「備中鐘乳穴の説明」画像が便利です。

備中鐘乳穴の説明(看板)の画像より一部抜粋


探検記

備中鐘乳穴券売所前からスタートです。🙂👉🪨🥶🪨

入洞券販売所/大人800円です。(ここで洞窟探検用の杖を貸してくれます)」
「明らかにあっちだ!」
鐘乳と書いて、かなちと読む!🥸」
備中鐘乳穴の説明看板/洞内略図が参考になります」
洞入口/ここから200m下るようです・・・」
「坂道を下りま~す🙂👉」
「左カーブで~す😕」
「ちょっと急坂になったので手すりを使おう!😊」
「さらに下ります🫡」
「入口が見えてきました!🙂」
「ぞろぞろと中へ入って行きます😀」
「おっ、いきなり狭い高い岩の間だ!🙄」
「洞内に入ってすぐ右に【鐘乳穴の歴史】の説明看板があるぞ!🤔」
くらげ岩/あー、なんとなく・・くらげっぽい?🙄」
「おっ、三角トンネルの向こうに朱塗りの唐橋が見えるぞ!😮」
「おお~っ!いきなり夢の宮殿に入りました!😀・・・右側の順路を進みます」
御神前の一部(頭の部分です)」
御神前と賽銭箱😌」
七町田/斜面を流れる水から沈積した流石の一種で 畦(あぜ)石(リムストーン)と呼ばれます」
「その上部は鍾乳石のカーテン🙄」
「朱色の橋を渡ります🙂」
「細け~😮」
洞内富士/高さ3m・直径5mは日本一の石筍せきじゅんだそうです・・・😮」
夢の宮殿全景」
白絹の滝
夢の宮殿内は照明で結構明るい😎」
五重塔(左)と白絹の滝(右)」
五重塔(側面)/・・・壁をういもむしみたい🙄」
五重の塔のドアップ(・・・ちょっとグロいかも?😕)」

夢の宮殿」の雰囲気をお楽しみください(56秒の動画です)。


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しだれ柳五重塔の向い側の壁にあります」
五重の塔と人の大きさとの比較/・・・やっぱり大きいなぁ🙄」


月世界入口
月のクレーター/これもリムストーンです」
釣鐘/あ~、なんとなくね」
不動の滝/お不動様と関係あるのかしら?🤔」
こんぶ岩/すみません、暗くてよく分かりませんね🤔」
昇龍/見上げると結構高い!🙄」
「先へ進みます(足元濡れているので注意してください!)」
「壁がこんなデコボコで道幅が狭いぞ~😮」
大黒柱/鍾乳石(つらら石)と石筍が繋がって石柱になります🫶🙂」
お不動様/(進行方向から振り向いた所)」
「天井からつららのような鍾乳石が垂れ下がっています😮」
「プレートの解読ができません!🤔」
「それのアップ!😮」
「何杯もの干しイカが垂れ下がっているみたいです・・・😋」
「さらに奥へと進みます。道は舗装されていますが・・・😨」
吉備津彦評定の間へ行くにはかなり狭いトンネルを通ります」
吉備津彦評定の間の伝説・・・看板は読めん!😕→桃太郎のモデル吉備津彦命きびつひこのみことが鬼(モデルは温羅)退治の作戦会議をしたとされる場所です🤔」→参考記事
吉備津彦評定の間/奥の青く光ってるところが一般公開エリアの最終端😐」
「壁~天井のゴツゴツ度がスゴイ・・・🤨」
「立入禁止穴🥶」
「ここが一番奥の穴です(この先開発中・・・)😑」


吉備津彦評定の間にはマリア様の像があります😌」


・・・公開エリアのどん突きに到達したので、入口方面へ引き返します!

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「で、出口だ~!😀」
ヒメボタル生息地の看板/洞内と外との温湿度の差で撮影レンズが曇ってます😓・・【金ボタルとも呼ばれ日本特産。毎年7月5日前後に飛び交う情景は異様なまでに美しい】とあります🙂」
「入口に戻って来ました。券販売所の左に喫茶店が併設されており、女将おかみさんが入れてくれたドリップ珈琲(一杯百円!)がとっても美味しかった!😋」



・・・備中鐘乳穴の探検記はここまで。


感想

鍾乳洞」と聞くと、山口県秋吉台の秋芳洞が浮かびますが、今回探検した備中鐘乳穴にも日本一とされる「五重の塔」や「洞内富士」などと名付けられた鍾乳石石筍石柱他の自然造形物が本当に見事で、見どころが多い鐘乳穴(洞)でした。🙂

ちなみに・・・
 鍾乳石:鍾乳洞の天井から下方へ成長した石、岩石
 石筍せきじゅん:天井から滴下する水の中の炭酸カルシウムが洞床上に沈澱し上方に成長した石、岩石
 石柱:鍾乳石と石筍が一つに繋がった石、岩石

後で調べた所、洞内には30以上の名前付き鍾乳石・造形物が点在しており、ただただ自然の織り成す千変万化な姿・形に目を見張るばかり。実は案内図や看板にも記載がない石・岩が沢山あり、一つ一つのユニークな名前と現物を見比べながらじっくり鑑賞するのも楽しみ方の一つです。😊

真夏に訪れたなら洞内と外との温度差はゆうに20℃以上。日光を一切通さない薄暗く肌寒~い洞内に一歩足を踏み入れたら・・紛れもなく非日常的異空間!冷んやりと涼を取りながら・・ちょっと普段では味わえないトワイライト体験が楽しめること請け合いです!😱

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

移動ルート


おまけ

備中鍾乳洞穴で印象深かったもの・・・😮


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