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【木下勝寿】時間最短化、成果最大化の法則【読書感想文】

この本な短い時間で最大の結果を出す方法を教えてくれます。

ピッと思いついたらパッとすぐにやる


今まで何度も言われていますが、成功者とは「実践者」です。

知識がなくても成功する人はいるが、行動せずに成功した人はいない。

当たり前ですが、行動しないと何も始まりません。
世の中ほとんどの人は知識があっても行動できない人がほとんどです。

たとえば、食事中に成り行きで「こんなことをやったらおもしろそうですよね」というビジネス話で盛り上がったとする。
しかし、大半の人は、その場限りの談笑をしているだけで行動しない。次の日には忘れてしまいます。

ただ、成功している人たちは次に会ったときに「あのアイデア試してみたけど、ここがダメだったよ」という感じで実行した後の話をします。

つまり自分と成功者はしゃべっていることは同じですが、しゃべっていることを実行している確率が違います。

著者は「成功しない人は10個思いついても全く行動しないか、多くても1個しか実行しません。
成功している人は10個思いついたら10個実行しています。」と言ってます。

成功者は「ピッと思いついたら、パッとやる

つまり、やるべきことが思いついたら、その場ですぐにやるか、どうしてもすぐにできない場合はいつやるかを今すぐスケジュールに入れて決めています。

たった、それだけの違いが決定的な差になっています。

それ以降、著者は「ピッと思いついたら、パッとやる」略して「ピッパの法則」を実践しています。

緊急度より重要度を優先して仕事をする


ここからは短時間で成果を上げる具体的な方法について説明します。

成果が上る人は、仕事の順位が明確で、「緊急度」より「重要度」を優先して仕事をすると決めています。

重要度が高い仕事を優先して片付けていると「重要度が高い仕事」が緊急になる前に解決することができるからです。

もし、今日中に終わらせないといけない重要な仕事が3つも4つもあったらきついでしょ?
このような切迫した状況に追い込まれないためには、普段から重要度の高い仕事を優先して終わらせるようにしておくべきです。

もし自分にとって重要な仕事が何かいまいちわからいのなら一度すべてのタスクを紙に書きだして、重要度が高い順番に並べてみることです。
このように成果を出したければ、重要度を優先して仕事をした方がいいということを覚えておいてください。

アラートを駆使してスケジュールを組む


私たちが日々こなしている仕事のスケジュールもこのアラートでこなすのがいい。

スマホに、「5分後に会議」というメモをアラート音とともに表示させておく。
そうすればスケジュールのことをすっかり忘れて仕事ができます。

著者は実際に前案件をスマホでアラート化させています。

やるべきことをアラートで設定しておけば、安心して忘れることができる。
その分、脳に空白を作れます。

チェックシートをフル活用しよう


「忘れ物をしない」ためにチェックシートを活用すれば
取引先の人に会うたびに何をすべきか迷わずに済むというわけです。

これ個人の話でも同じく朝にやることをチェックシートに書いておきます。

たとえば、「朝起きて、歯を磨く」などです。

このチェックシートを朝にチェックすれば、寝ぼけているときにテレビをつけたり、youtubeを見て時間を無駄に過ごしたり、何をすべきか迷わずに済みます。

実際にチェックシートを使えば、仕事のミスがなくなって、所要時間が減り、人に仕事を任せる事もできます。

本気で10回挑戦すれば必ず1回は成功する


能力が高かろうが、低かろうが全ての人が「本気で10回やれば9回失敗して1回成功できる」というものです。

実際成功していても、アホな社長は多い。

つまり、成功している人はシンプルに人よりも実行している回数が多かったというだけです。

ユニクロの柳井社長も「1勝9敗」という本があるぐらいですし。

そして、本気というのは、頭を使ってマーケティングを駆使したりして、70%くらいの確率で成功すると確信して行動することです。
考えなくても大勝負に出てもただ無謀なだけです。

頭を使って勝算があることを見つけて、本気で10回やれば1回は当たるということです。

10回前に心が折れる人・・・それは本気で挑戦していないからです。
普通の人は2,3回で成功したいと考える。だから、2,3回うまくいかないとすぐに心が折れて
「やっぱり自分には無理だ」「向いていない」「才能がない」と言う。
要はせっかちなだけです。

めんどくさいことの中にチャンスがある


ビジネスを作るときに考えておかなければならないことは2つ

  • 「他人にはできないこと」

  • 「めんどくさいこと」

これができると当たり前ですが、この世界で自分しか商品を供給できないわけだから、儲かる。

だが誰にも真似できないということはそれ相応の才能も必要です。だから人は限られています。

自分がめんどくさいと思ったことは、たいていの他人にとってもめんどくさいことです。
つまり、めんどくさければ、めんどくさいほど他人はやりたがらない。
やりたがらないから誰も入ってこない。

一流の人とだけ付き合う


「自分の人生を変えたい」「こうなりたい!」と強く思ったら
それを実現している人や実現しようとしている人とだけ友だちになるべきです。

逆に言うと成功するのに邪魔になる人とは距離をとったほうがいいです。

そして、そんな実現している人とか実現しようとしている人が身近にいない人は
シンプルに自分の目標としている人の本を読み込むことです。

読み込むっていうのは本を見なくても、内容が頭に入っていて、いつでも著者と同じ考えや行動がとれる状態にしておくわけです。
そして徐々に仕事で結果を出していき、あっちから声がかかるようになったら 知り合いになるのがいいわけです。

いつも礼儀正しくしておく


当たり前ですが、誰だって礼儀正しくて、親切な人に好感を抱くものです。
無礼な人よりもそういう人と接していたい。

基本的にお金持ちは礼儀正しい。

普段から挨拶をして礼儀正しく生活している人は、周りから好感を持たれて、仕事もうまくいきやすいし、結果的にお金もちになりやすい。

一方、挨拶をして返事がない人は、周りから好感を持たれないので、仕事もうまく行きづらい、結果的にお金持ちになりにくい。

言い訳をせずにいつも自責になる


成功者は自責です。
なぜ、自責なのか?というと、自分の責任にすれば成長できるからです。

例えば、「俺がモテないのは親や女のせいだ」「経営がうまくいかないのは従業員のせいだ」と考えると確かにその瞬間は楽だが、自分は成長しない。

自責がない人は「自分は何も悪くないってことになりますから、変わるのは相手ってことになります」
自分は悪くない、他人の責任だと考えているとなかなか成長できません。
それに出世もできなくなります。

仕事でトラブルやミスをしたとしてもそれを「自分の責任ではない!」あいつが悪い!」と必死で弁解しているのを見ると幻滅します。
そんな人に大きなプロジェクトを任せたいとは思わないわけです。

松下電器、松下電工を築き上げた松下幸之助さんは「雨が降っても自分のせい」と言っています。

成功したければ何があっても、自分のせいにしておくことです。

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