【山崎元】経済評論家の父から息子への手紙【読書感想文】
この本は「幸福な人生を歩む方法」を教えてくれる本です。
リスクを取りたくない人間から、リスクをとってもいい人間が利益を吸い上げるようにできている
この世界では、リスクを取りたくない正社員やアルバイトが安いお金で働いて、リスクをった投資家や経営者の大半のお金を吸い上げいいようにできています。
資本主義では適度なリスクを取らないとリターンも得られないということです。
他人と違う能力を磨き、それを仕事に活かすことが大事
時給が1000円で働いているとして、時給を1500円にあげてほしいと思っていても、他にどれだけでも時給1000円で働いている人がいるのなら、値上げ交渉はなかなかうまくいきません。
だから取り替え可能なありふれた労働者になってしまうと、給料はやすくなり、交渉力もなく、ただただ弱い立場で労働力を買い叩かれてしまいます。
とにかく知識、スキル、経験に自分の時間と努力を投資して、他と違ったスキルを身に着け工夫し続けることが大事になります。
社会に出たら早めに株と関わっていくこと
この資本主義では大きな富を築くときには必ず株が絡んできます。
日本の場合、働いて稼いだお金には最大55%の税率がかかるのに対して、投資で増えたお金に対する税率は最大で約20%になっています。
ここからも分かる通り、自分の資産を作るのには、働くだけじゃなくて株を持って増やすことが必須になります。
最終的には興味が持てて、倫理観に反しない仕事を選ぶ
倫理観とは、人間として守るべきモラルや正義感などの考え方になる。
自分が信じていないものを売る、これほど人の心を殺す行為はない。
なぜならお客さんに対しても自分に対しても多くの嘘をつかないといけないからです
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