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【ジェームズ・クリアー】ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣【読書感想文】
目標を忘れて、習慣を作ることから始めよう
目標とはいってしまえば、ゴールを決めることです。
だが、目標を達成した人もできなかった人もみんな目標は同じだったのではないでしょうか?
しかし、実際同じ目標を立てたのにうまくいった人といかなかった人がいる。
つまり、目標を立てたからといって、夢が叶うわけではないということです。
目標を立てることは大切ですが、それを叶えるためには、毎日行動を続ける「習慣」を持たなければならないわけです。
習慣にしてしまえば、多少大変なことがあってもできるだけ少ないエネルギーと努力でそれを実行することができるようになります。
習慣を作るには「きっかけ・欲求・行動・報酬」が必要
まず、「きっかけ」とはそのまま、何かを始めるきっかけのことです。
たとえば、スマートフォンが鳴った
そして、「欲求」とは「スマートフォンに届いたメッセージの内容を知りたい」ということです。
そして、「行動」はスマホに手を伸ばしてメッセージを読むこと。
そして、「報酬」はメッセージの内容を知ること。
この4つ、「きっかけ・欲求・行動・報酬」を利用することで習慣を作ることができます。
逆に悪い習慣をなくしたければ「きっかけを潰し、つまらなくして、行動するのを難しくて、満足できない報酬にする」ことです。
この方法は、自分が続けたい「勉強」「運動」などを習慣化して、自分がやめたいことを習慣化させなくすることでなんにでも使えます。
1つの環境に1つの行動を結びつけておく
環境が人間の行動を作っていると言えます。
つまり人それぞれの性格やモチベーションが違っていても、環境さえ整えば、特定の行動が起こりやすいわけです。
だから、勉強がしたければつい勉強してしまう環境に身を置くことです。
特に1つの環境に1つの行動を結びつけておくと行動しやすくなります。
やるべきこととご褒美をセットしておく
勉強する行動などを魅力的にする必要があります。
行動するのに、ご褒美が必要となります。
ちなみに、ご褒美が魅力的であればあるほど、毎日行動する習慣がやりやすくなります。
少し注意なのは「すぐに手に入る」ご褒美を設定しておくことです。
人間は「いつか手に入るご褒美」ではなかなか動き出せないが「今すぐ手に入るご褒美」だと行動を起こしやすいわけです。
やるべきことの難易度を下げる
習慣にする鍵を握るのは「頑張って行動する」のではなく「楽に行動する」ことです。
人間にとってエネルギーは貴重なものだから、脳はできるだけ使わないようにしています。
だから人間は楽な方へ流されやすいわけです。
習慣化するためには、できるだけ難易度を下げて楽に行動するようにしなければいけません。
楽しく続けるには毎日小さな成長を見逃さずに記録をつける
人間が満足感を得られるには「成長を感じているとき」です。
ゲームをはじめてレベルが上がって新しい技を覚えると、楽しくてどんどんプレイしてしまう、というものです。
人間にとって「成長を実感すること」は「最高の報酬」を得ることです。
毎日1%改善し続ければ、1年後には37倍になります。
大切なのはその1%の小さな成長を実感して行動を止めないことです。
そうすれば、コップから水があふれるように「大きな成果」が出ます。
新しいことを知ったり、気づいたりすれば、それをメモに残しておく。
そうすれば、今日という1日にも意味があったと思えます。
だから小さな成長を日記やメモ帳、カレンダーなどに書いておくことです。
そうすれば、成長を実感することで行動を続けられるようになります。
見張ってくれる人を用意して怠けられないようにしておく
習慣を作るときに重要なのは、見張ってくれる人を用意することです。
人は人にみはられていると、その場にそぐわない行動を取りたがらないものです。
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