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【水野学】センスは知識からはじまる【読書感想文】

この本は、センスを身につける方法を教えてくれます。

センスは数字で測れないもの


センスというのは単純に業績や売上などの数値では測れないものということです。

ファッションセンスなど数値化できるものではないのです。

その場面で一緒にいる相手、自分の個性に合わせて服装のよし悪しを判断し、最適化することはできる。

その能力のことを、センスがいいと言ったりします。

まずは普通を知る


センスがいい商品をつくるには、「普通」という感覚が大事となります。

普通がセンスのいい悪いを測ることができる唯一の道具です。

普通がわかると、いいものと悪いものがわかります。
その両方を知った上で「一番真ん中」がわかるということです。

センスのある絵は知識から


絵のセンスというのも決して特別な人だけが持つものではありません。

生まれつきなんの知識もなくいいえを描ける人はいません。
知識をちゃんと学ぶことで美的センスは良くなります。
自分に生まれつきセンスがないと嘆く必要はありません。

センスが世の中に求められている


時代は、量から質へ、質からセンスへと移り変わっています。
テレビは映ればOKの時代から、高機能、大画面、高画質なものが求められる時代になっています。

だが、この技術の向上はやがて頭打ちになります。

どの会社もどの国も技術力を高めていった結果、みんなが高品質なテレビやスマホを作れるようになりました。

個人も企業もセンスで差がつく


アップル社はコンピュータを単なる技術だけで作り出すのではなく、素晴らしい美意識とセンスのもとで製品に作り上げていきました。
機能でもデザインでもどちらの面でもセンスを形にした企業です。

人でも企業でもこれまで以上にセンスを磨くという意識が重要になります。

どんな職業にもセンスが必要


人間は瞬間的にものを見て判断をしています。

見え方のコントロールこそ、企業なり人なり商品なりのブランド力を高めることにつながってきます。
そのブランド力を高められるのがセンスのよさということになります。

センスとは知識の集積


どうやってセンスを身につければよいのか、という話になります。

センスとは知識が集まったもの、「知識の集積 」になります。

センスがいい文章を書くためには、言葉をたくさん知っていたほうが圧倒的に有利です。

王道と流行を知る


王道 ・・・つまり定番になっていたりロングセラーになっていて人気のあるものになります。

流行 ・・・短期間で人気があるもの、言ってみれば王道とは真逆のものになります。

人気のものや共通のことに一定のルールがないか分析することです。

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