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【浅田里花】50代からの「確実な」お金の貯め方、増やし方教えてください【読書感想文】

「老後資金2,000万円問題」に惑わされない


老後資金2,000万円問題

この「2,000万円問題は」は一体どこから出てきたのか知らない人が意外と多い

これは金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」という報告書が元

無職の高齢夫婦の毎月の赤字額が約5万円

20年→約1,200万円
30年→約2,000万円

不足すると記載されていた

「30年の不足額が約2,000万円」の数字がひとり歩きして大騒ぎに・・・

毎年の調査結果で大きく変動しています。

2020年に調査された数値ではなんと「毎月1,111円の黒字」になっています。

大切なことは、2,000万円という世間に出回る数字ではなくて「自分はどうなのか」「我が家はどうなのか」をしっかりと考えることです。

どれくらいお金が足りないのか?
これは個々の家庭の家計状況やライフスタイルによって左右されます。

世間に出回る数字に振り回されないようにしてください

年金制度を大切にする


年金制度については「財政検討」が5年ごとにおこなわれている

人口構成や社会・経済情勢の変化に応じて制度改正も行われている

おおむね100年という長期の見通しを立てて年金財政が健全にまわっているかどうかを検証している

生きている限り受け取れる公的年金は、完全にリタイアして収入がなくなったときにそのありがたさがわかります。

年金制度は長い目で見れば生活者にとって有益な内容です。
しかし、制度改正が行われるとネガティブにとらえた情報が発信されがちです。

ネガティブにとらえることによって「大事な情報」を見落としてしまう可能性があります。

年金制度をポジティブにとらえて損をしないように使用来のマネープランをしっかりと立てるようにしてください。

夫婦で家計のことを話し合う


ここで財布の紐を緩めずに家計管理をしっかりとやっていくことが大事

夫、妻のどちらかが主体となって家計管理を行ってもう片方は信頼して任せているというケースも多い

普段からコミュニケーションがとれないまますぎるとますます改まって話し合うことが難しくなる

今後のプランについてお互いの思いを話し合って折り合えるようにしておくことが大切

プロが勧める金融商品を疑う


現在、取り扱われている金融商品は昔よりも格段に多様化している

1996年から「金融ビッグバン」と呼ばれる金融自由化が本格的に進みプロしか扱えなかった金融商品が個人向けに小口化されたり銀行でも投資信託や保険を扱ったりしたため、現在の状態になった

民間の企業は公的機関ではないためかかった経費以上の収益を得ないと経営が成り立たない

金融商品を販売して得る手数料

金融商品や保険を言われるがままに購入するとライフプランに合わずに失敗する可能性があります

それを防ぐには今後の大夫プランを確認しておくことです。

運用や保険に関する基本的な知識を身につけてください
また、安全かつ高利回りな商品なんて存在しないです。

高利回り、つまりハイリターンを得るためには何らかのリスクを負わなければいけない

これを絶対に忘れないでください

支出を見直す


支出を見直すことで将来残せるお金が変わってくる

月に3,000円であれば10年だと36万円

この36万円が残っているかいないかで生活の質は変わる!

生活費の見直そう

ポイントは使途不明金を明らかにする

使途不明金を探し出して今後はムダ使いを無くす方向で支出管理をする

生命保険料を見直す

外した方がいい保障まで残しておくのは無駄な出費

すぐに減額か解約をして節約できた保険料は今後のために貯蓄に回す方が合理的です

自動車関連費を見直す

車が生活必需品でないなら思い切って手放すことも検討してみてください

いつでも車にの輝利便性を確保しながら
コストは月会費やリヨ量のみで済むためコストダウンを測ることができる

生活費、生命保険、自動車関連費この3つを見直すだけでかなりの金額を節約することができます。

投資信託を始める

積立投資ができる投資商品の中でオススメなのが「投資信託」

少額の資金でも分散効果の高い投資を行うことが可能

100円単位で積立ができるものもある

インデックスファンド
日経平均株価のような市場全体の動きを示す指標に連動するように
システム的に運用される投資信託です。
インデックスファンドは運用コストはほとんどかからないです。

運用コストは実質的な収益に関係してくるため
長期投資にはインデックスファンドがおすすめです。

「つみたてNISA」を利用する

つみたてNISAは税制優遇制度が利用できる投資信託です。
投資商品の収益にかかる20.315%の税金を非課税ににしてくれる制度です。

20.315%といえば収益の約1/5になります。
それが手元に残るためメリットはとても大きいです。

つみたてNISA以外にも「一般NISA」20歳未満専用の「ジュニアNISA」がありますが併用ができため
積立専用の「つみたてNISA」を選んでください

20年間も非課税で積立ができる

投資可能期間が長いことがつみたてNISAのメリット

20年後、40年後の資金を準備しようと考えた場合にもつみたてNISAを活用するメリットがある

20年間で最大8000万円の非課税枠がある

投資信託が選びやすい

つみたてNISAでは販売会社それぞれが長期の積立・分散投資に適した投資信託に絞って提供しているため選びやすくなっている

解約がいつでも自由

つみたてNISAではでは20年経たないうちに解約することができる

解約が自由な点は使い勝手良いという意味でメリット

「iDeCo」を利用する

iDeCoは「個人型確定拠出年金」のことで
老後資金をつくための年金制度

投資信託を分散効果の高い組み合わせになるように選ぶといい

20.315%の税金が非課税

月額の掛け金は5,000円以上で1,000円単位で決めることができる

所得税・住民税の節税ができるメリットもある

注意点は積み立てた年金資金は原則60歳になるまで受け取れないことです。

また、解約することも減速できないです。
解約する可能性があるならつみたてNISAを利用したほうがいいです。

iDeCoは加入期間が10年以上必要です。
50代で始める場合は、受け取り開始年齢がいくつになるかを確認しておく必要があります。

国が推奨している税制優遇制度をうまく活用して老後資金づくりをしてください。

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#浅田里花 #お金 #貯蓄 #読書感想文 #まとめ #推薦図書

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