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田中みな実という女の子から考える

雑感で書いてます。いつもそうなのですが…
いつも通り脱線し違う着地をします。
あしからず。すべからく。すべからず♡

昨日、男性と田中みな実の話になりそれからぐるぐる考えていた。
田中みな実好きですか?と聞かれすぐ答えられなかった。
好きとか嫌いとかの対象ではないのだ。
女の子さを全面に出してる、困り眉とか気に食わない印象だったのだけど、すぐ冷静になって彼女の何が好きなんだろう、はたまた何が気に食わないのだろうと考えたの。(気に食わなかったのは勝手なこちらのイメージのみ。)

私のもつイメージ
①未だヤンマガ感がある。《女の子》
男子目線の、女の私でさえも恥ずかしくなるようなフレーズが載ったあのグラビアだね。ドキドキするね。

②男子が背伸びする《きれいなお姉さんは好きですか的なお姉さん》

ここぞというタイミングでFlashで魅せた!感があるんじゃないかな?衝撃は、杉田かおるや貝殻ビキニをさらりと超えてる。

メガネ女子だった子がある日コンタクトにしてきた。はっ、きゃんわうぃうぃ♡学校に来るのが楽しみになっちゃったん。みたいな。

これだけやるから、それ相応に仕上がるんですよ。とか、本当の私はこうなのよ。としっかり言うところは言っている彼女に好感が持てる。頑なにこれからもSNSはやらないと言っているけれど、そもそも媒体が違うだけで唯一違うのは、直のレスポンス受けません。反応も致しませんよ〜。ってとこなんだ。それを写真集という形で発信する、本音が沢山詰まっている。
ここ、彼女のここが好き。役割をわかっていて、すごく潔い。多分色んなところで言っている事に嘘や謙遜はないんだろうなと思う。

見た目とギャップがあるって、キュンキュンポイントでもあるのだけど。
個人的な考えでは、単純に性格と備えている見た目が伴ってないところがあると思うのだ。
自分に備わっているパーツに相応しい眉の在り方があって、自分の肌に合うベースの色があって、流行りをとり入れながらパーツを活かすメイクを施すとどうしても内面の自分でなくなることがある。

そんな写真集が爆売れ、これこそ今ならではなのだと思う。本意と受け取る側のズレも顕著にみられる。SNSをやっていようがいまいが、この旋風を止められないのである。

そもそも女が嫌い。な私でも憧れはある。

はい。よりによってグウェン・ステファニー♡自分の中の厨二的な部分もくすぐられる人なのだけど。なれないのは分かってる。憧れているのだ。あまりバックグラウンドは知らないし、人となりもわからない。ギャップ萌えではなく、美しさ。

最前列でとち狂って号泣しながらシンガロングするくらい好きなのだ。はっ脱線。


私が化粧を始めた頃、ガングロギャルの友達が面白がって私をギャル化しようということになった。ベースを黒く塗り、つけまつ毛にロングマスカラで毛虫のように。
大きな輪っかのピアス。
E.G Smithの一番長いルーズソックスを履き、膝上まで短くたくしあげたスカート。HARUTAの靴。めちゃくちゃ面白かったけどいやぁ、似合わなかったー。武装という感じでエネルギーはわいてきたのがわかる。気持ちじゃギャルの友達と負けないくらい勝ち気な私だけど、全細胞がギャル化を拒否をしていた。

それまではHYSTERIC GLAMOUR、SUPERLOVERS、キャンディーストリッパーが好きな原宿系を気どっていたのだけど。
それも似合わないことに気づいていた。
道端三姉妹が雑誌を賑わしていた頃。彼女たちはまだ幼く露出こそなかったのだけど、ガーリーで素敵だった。
けど参考にならなかった。
身体も幼児体型から抜けきらないころだったし、胸だけは主張していてなんともちぐはぐな自分自身にコンプレックスを抱えていた。

私は、Sex and the cityの主要人物で例えると、見た目はキャリーが好きなのに性はサマンサ、心はシャーロットで憧れる考え方はミランダのようなサバサバなのだ。わかる?これ。

InRedの頃になるとようやくナチュラル系が市民権を得てきた。
好きな古着と掛け合わせて、ようやくしっくりくるものに出会えた気がする。
ボンバーパーマに古着のさらりとしたブラウスとヴィンテージジーンズでピンヒール。これが多かった。中のタンクトップやキャミソールをロックバンドプリントにするとああ、古着屋のおねえさん。といった具合でオシャレっぽく見られる。
個性って大切なのだなと気づき、ひしひしと噛み締めていた。
が、個性を出しすぎて全然モテない期間が長かった…
今では古着も衰退し、雑誌のキャプションに踊らされるのも疲れた。今は着心地がいいものばかりになってしまったのだけど。安価にスライドするのだけは許せない。これ、この世代ならではなのではないか?

だんだんと自分はこうだ、とわかってきたのと、足掻いてもアンチエイジングに限度があるのも分かってきた。諦めではないけどね。
たまに「女の人は35からっすよ。」と言ってくれる熟女好き(アラフォーを熟女というあたりは失礼)男子に慰められながら肩肘張らず頑張っていきます。

そうだ、分かったぞ。
私が田中みな実を羨ましく思うところは、発信できるところだ。発信できるところまで登りつめた彼女が羨ましい。


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