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テイドー式少し変わった異業種転職法①

なんとかしてクリエイティブ系の仕事に就きたい。

でも前職の仕事はおろか専門学校や美大も出てないし、ましてや趣味もレベルが…そんな感じの私がつい先日、サブカルチャー事業の運営兼イラストレーターとして内定をいただきました。

ちなみに前職は地方のインフラ関係で、クリイエティブな業界とは全くの無縁の人間でした。そんな私がなぜ未経験のサブカル事業に就くことができたのか、簡単にノウハウをまとめてみました。お蔵入りになる可能性もありますが2〜3部構成に分けていきたいなと。

初めに断りを入れておくと、他人のノウハウというのはどうしても人によって活かせる活かせないが出てきます。しかしそれは行動に移さないと分からないと言うことでもあり、私も色んなところで見聞きしたノウハウを実践して試行錯誤を積み上げてきた結果、今に至ります。

私の経験は少し特殊ではありますが、悩みを抱えている人が一歩でも良い道に歩めることを願って、こんな方法もあるんだよーというのを書き記したいと思います。


①広く求められている職種から本命を狙う

インフラ関係の仕事が合わないと感じた私は、どうにかしてクリエイティブ系の仕事、あわよくばゲームや漫画、VTuberなどのサブカル関係のところに就きたいと思いました。しかしツイッターなどを見ると、どのクリエイター系の職種も専門学校卒や美大卒、業界経験者じゃないと厳しいと言う現実…独学でプロレベルになったフリーのイラストレーターさんでさえゲーム会社不採用というので話題になったことも覚えています。

そこで私はひとつの考えを出しました。

どの業界でも必要とされる職種はないか。
そこからサブカル系の会社に入り込むことができないか。

会社によりけりですが、希望を出せば会社内で別の職種に異動できるという例もあるので(前職もそんな感じでした)私はそれを狙いました。まずはなんとかして土俵に立つことを第一に目指しました。

現状どの業界にも入りやすい職種、それがいま右肩あがりの「Webデザイナー」でした。未経験から転職する人や求人も多く、Webサイトはどの会社も自社で持っているため、サブカル関係の仕事に就くためには一番の近道ではないかと考えました。今までにあげた記事にもありますが、つい最近までWebデザインを学ぶ転職スクールに通っていました。

まずは手段は問わず業界に入ることが最優先。
そのためには世間でとにかく求められている職種を狙うのが良いと思います。

あれ?だったらWebデザイナーとして働くんじゃないの?
そこの詳しい話はあとに回させていただきます。


②学校の力はやはり強い

これは当時かなり頭を悩ませました。
①でちらっとあげた学歴・経歴問題です。

少し話は逸れますが、私は高卒の身で専門学校や大卒などの学歴がないため転職にあたって「勉強をいっぱい頑張ってきた!」という証明ができませんでした。資格は一応色々取ってるんですが当然学歴より弱い…やりたいことがないけど「大卒」の称号を得るためにとりあえず大学に行くという話をよく聞きますが、あれは現代において理にかなっていると思います。異業種の転職を考えるときは少しでも強みを持ちたいところです。

Webデザイナーは需要があるという話をしましたが、企業側としては誰でも採用したいかと言われれば独学で業界未経験だとちょっとなぁ…というのが現実だと思います。採用するところがあったとしてもブラック企業が多いでしょうね…。

よく調べるまで知りませんでしたが、クリエイターになるための転職スクールが各地にあり、転職後のサポートもしっかりやってくれるところも。業界未経験でも転職スクールで勉強してきたという実績を証明できれば印象はとても良いと思います。スクールにも良し悪しがあるのでしっかり見極めるのが大切ですけどね。

私は転職スクールの利点をフルに使いました。


③本音とコミュニケーションは重要

早々に本記事では最後の項目ですが、ここからが重要なのかなと。転職スクールに通っている間、私はWebデザイナーの勉強よりもあることを重要視して動いていました。

スクール内で出来るだけ目立つ。

とにかくテイドーはこういう人間なんだということを周りにアピールしました。厳密にいえば運営のスタッフさんや講師など業界の関係者に、です。入学する前から正直に「Webデザイナーになりたいというよりはサブカル系の会社に入るための手段として考えています」と包み隠さず打ち明けました。

更には萌え系の少しエッチなイラストが好きだとか、趣味でイラストを描いていてコミケなどの同人誌即売会に参加してるなど、毎日雑談がてら自分の今までの経験や好きなことをアピールしていました。そういう分野に興味がない人にもです。

なぜそんなことをしたのか。理由はいくつかあります。

「クリエイターは常識のある唯一無二の変人が注目される」
「誰がどんな繋がりを持ってるか未知数」
「この人は○○の人と定義されれば、話を回してくれる可能性が高くなる」

長々と書きましたが要は印象付けです。

Webデザイナーというのはどの業界でも必要とされる職種です。
ということはもしかすると運営のスタッフさんや講師で過去にサブカル関係の仕事に関わってた人がいるかもしれませんし、知り合いに関係者がいるかもしれません。まさに「誰がどんな繋がりを持ってるか未知数」なのです。

毎日少しずつ色んな人との距離をつめていった結果、ある日1人の講師から突然イラストの着色のアルバイトの話をもらうことになりました。

結局そのお話は断ることになりましたが、これが今後大きな転機につながるきっかけにもなりました。

「これがやりたい!!」と公言していれば自分に話を回してくれる可能性は1%でもある。この小さな確率は侮ってはいけないと実感しました。


とりあえず本記事はここで区切らせていただきます。
限定的なノウハウなのは承知の上ですが、もし余力があれば続きを書いていきます(お蔵入りになったらすみません)。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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