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毎日使いたくなる食器。お気に入りのカップ・グラスを紹介

今回は、最近お気に入りのカップとグラスたちを紹介しようと思う。
個人的には日々の生活の中で、ティータイムやコーヒータイムをかなり大切にしていることもあり、いつも気に入ったカップやグラスを使いたい。

紹介するものの中には、長い間使っているものもあれば、最近購入して使っているものもある。
こう見えてあまり物を増やしすぎないように気をつけているので、買いすぎないよう整理の意味も込めて記事としてまとめておきたい。
日本の作家が手掛けたものの紹介が多くなるが、良ければ食器選びの参考にしてみてほしい。

気に入っているカップ・グラス

おおやぶみよ スピカグラス

最初に紹介するのは、沖縄で制作活動をされているおおやぶみよさんのスピカグラスとスピカミドルグラス。

一つずつハンドメイドで作られており、ガラスのいびつさや気泡の入り方などにすべて個体差があり、佇まいが本当に綺麗。
スピカグラスは彼女の代表作。星座のスピカから名付けられており、その名の通りガラス内の気泡が星のようにキラキラしているのが特徴だ。

アイスコーヒー

キャッチーな見た目だが、やりすぎていないのが上品で良い。
光が当たると綺麗なので、夏は毎日でもこのグラスでアイスコーヒーやアイスティーを飲みたいぐらいに好きなグラス。暖かくなってきた季節に使うのが楽しみだ。

木村硝子店 ソバ ロックグラス

二つ目に紹介するグラスは、木村硝子店のソバというロックグラス。
僕が持っているのは7ozの小さめのグラスで、その名の通りそば猪口みたいなデザイン。

マシンメイドのグラスだが、薄くて軽い上に価格が数百円と安いので、日常使いしやすく頻繁に使っている。
薄いとは言っても割ってしまうんじゃないかと心配するほどの薄さではないので、扱うときにそこまで気を使いすぎる心配も少ないと思う。

僕は夏にこのグラスを、仕事中の飲み物用として使うことが多い。
氷を入れたソバに冷たい飲み物を入れて飲むのだが、グラスの容量が小さいので、氷が溶けてしまって飲み物が薄まりすぎる前に飲みきることができるのが気に入っているポイント。
デザインも洗練されているので、飽きが来ずに日常使いにピッタリなグラスだと思う。

岩田圭介 コロ碗

三つ目に紹介するのは、岩田圭介さんのカップ。
通称コロ碗と呼ばれているカップで、僕が持っているのは白のコロ碗。名前の通りコロンとしていてすごくかわいい。

このカップは手のひらへの収まりがすごく良いのが特徴で、凄く手に馴染む。釉薬が一箇所だけかかっていないデザインがチャームポイントだ。
見た目のユニークさだけにフォーカスされがちだが、実際に使うと持ちやすさや口当たりの良さなどもすごく使いやすい器なので、ストレスなく毎日使うことができている。

サイズは小さめだが、お茶やコーヒーなどの飲み物なら何でも楽しめるカップだと思う。サーバーやポットに入れた飲み物を、コロ碗に注いでちびちび飲みたくなる。

池田優子 蕾の茶器

四つ目に紹介するカップは、池田優子さんの蕾の茶器。
花の蕾のような、もしくは涙を逆さにしたような形がすごくかわいいカップで気に入って長いこと使っている。

蕾の茶器は容量が少なく、元々は煎茶を丁寧に入れて飲むのに作られたカップ。
僕は煎茶も飲むが、エスプレッソを蕾の茶器に入れて飲むことが多い。
マットな質感の釉薬がかかっており表面の手触りが滑らかなので、飲み心地が気持ちいいカップだ。

繊細なデザインで、透き通った飲み物を入れるとカップの底に溜まった釉薬がキラキラ光って美しい。
使うと優雅な時間を過ごせるような気がするカップだ。

大森健司 黒土マグ

五つ目に紹介するカップは、大森健司さんの黒土マグというマグカップ。
グレーとピンクの配色が素敵で、割とキャッチーな見た目だが長く使っても不思議と飽きの来ないデザイン。

内側はつるつるしたピンクの釉薬でコーティングされているので、口当たりが良い上に洗いやすい。コーヒーを飲んでもあまり着色しないのが使いやすくて気に入っている。
またマグの外側には釉薬がかかっておらず、チャコールグレーのマットな質感がかっこいい。

容量的にはコーヒー一杯分に丁度いいぐらいの大きさなので、日々の生活でいつも使いたくなるようなマグだ。

石井直人 抹茶碗

六つ目に紹介するのは、石井直人さんの抹茶碗。
あまり色のついた器を持っていないが、この抹茶碗はビビッドすぎない落ち着いた緑のカラーリングで気に入っている。

抹茶を点てると、茶碗の緑色が抹茶のグリーンといい感じのグラデーションになって、すごくきれいなのがお気に入りポイント。
釉薬のかかっている部分とかかっていない部分の雰囲気も素敵だ。

石井さんの抹茶碗は深さや大きさがちょうど良く、抹茶を点てやすい。
抹茶は健康にも良いし、休日の朝などに数分だけ時間を使って抹茶を点てる時間を作ると、メンタル面でも無心になれる時間を作ることができるので、結構おすすめ。
作者の石井さんは京都で作陶していて、すごく雰囲気のある焼き物を作っているので、他の作品もぜひチェックしてみてほしい。

八木橋昇 丸カップ

七つ目に紹介するのは、八木橋昇さんの丸カップ。
八木橋さんのカップは丸い形でかわいく、持ったときに手のひらに収まるので持ちやすい。軽くて取り回しやすいので、かなりの頻度でお茶やコーヒーを飲むために使っている。

このカップは、個人的には釉薬の色合いや質感がとても気に入っている。
外側の深い藍色と内側の乳白色のコントラストの相性が良く、藍色はよく見ると濃淡が絶妙なグラデーションになっている。

繊細で温かみのある雰囲気のカップなので、使うほどに愛着が湧いてくる。この冬もかなりお世話になった。

村上直子 黒錆マグ

最後に紹介する作家さんの器は、村上直子さんの黒錆のカップ二種類。
どちらも色と質感は同じで、マットな黒色が雰囲気ある。カップの形はそれぞれ違っていて、一方が三角形型。もう一方がU字型。

三角形の方は飲み物の香りが溜まるので、コーヒーなどのアロマを楽しみたいときにおすすめ。
U字型の方は、持ち手がカップの上に飛び出しているようなデザインでユニークなのがお気に入り。
どちらのカップも持ち手部分が指一本入るぐらいの大きさで指にすごくフィットするのが使いやすいと思う。

一見するとキャッチーな見た目だが、質感が上品で飽きが来ないのも使いたくなる理由の一つだ。

まとめ

そんな感じで、今回はおすすめのカップについて紹介した。

作家の作品がほとんどになってしまったが、ハンドメイドの食器は温かみがあって使い込むほどに雰囲気が育っていくので、気に入ったものを使い込むのが醍醐味な気がする。

日々のティータイムやコーヒータイムを楽しむための参考になったら嬉しい。

お皿などのうつわ編の記事も書いたので、良ければご覧ください。


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