【シドニー通信】メルボルンの誘惑
今朝の風は特別に冷たい。先日まで「心地いい、最高」と思っていたはずなのに、、、というのも、一年ぶりにメルボルンへ行ってきました。チケットを取ろうと思えば、次の日に県境が閉まり、コロナ0をキープしているオーストラリアは徹底して動きが早い。あぁ、、、そうこうしている間に、もうこんな季節。
風がいつも以上に冷たいのは冬が来たからではなく、多分、浮気がバレたから。朝6時からヨガ、8時にはヌーディストビーチで一風呂、変態が集まり始める時間まで日焼け。こんな風に一日欠かさず海と過ごしたこの2年。たった4日滞在のメルボルンでこんなに気持ちが揺れるなんて、、、
今では立派に、細い目でウインクができるようになり、金持ち白人特有、気持ちの全く入ってない大袈裟な挨拶「オーマイガー!ユールックゴージャス!バイビーw」にも慣れてきた頃。カフェでコーヒーを作り始め(今では別の店からスカウトがきます。)Airbnbのホストを始め(3期連続スーパーホスト)音楽は後回し、ブログなんて全く書く気なし。きっと充実しまくっているんだと思う。
そんなことは置いておいて。メルボルン、どんなエロい顔して歩いてたのか知らないけど、めちゃくちゃモテた。バーに行けばおすすめのお店を教えてくれるバーテン。隣に座る人からは番号をもらい、食事をしたら隣のカップルから自宅に招かれ、まさかのモテ期到来。
街の壁を埋め尽くす落書きからのエネルギーは凄まじく、道ゆく人のファッションは尖っていて、様々な色で溢れかえっている。そして知らない音楽でいっぱいのカフェ。「あ、僕もアーティストだった」そんな事を急に思い出した。
「す、す、住んでみたい」
今朝の風は特別に冷たい。Watermelon Sugarを口ずさむボンダイ のインスタグラマーを横目に色々考える。
つづく