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新しいことを出来るようになるためには
新人さんが仕事を覚えてくれないなど、誰かが新しいことをできるようにならない…
または、新しいことを出来るようになりたいのにできない…という相談を耳にしますので、わたしなりの回答をします。
こういうときは
管理職→指導者→指導を受ける人
という構造があると思います。それぞれの構造について検討しましょう。
何かができないとき、まず最初に考えなければならないのが「基本的にそれが可能となる能力を備えて
これからの「学ぶ姿勢」について
今まで皆さんは、答えのある問題に立ち向かう日々であったと思われます。
しかし現実は、答えがない(あるかもわからない)問題で成り立っています。
これは臨床だけではありません。みなさんの普段の生活の中で、疑問に思うことや、解説されて納得することはたくさんあると思います。
しかしそれらは問題として存在するわけではなく、意識して注目しなければ着目されないまま、知らないまま人生が過ぎていきます。
病棟実習、どうふるまうべき?という手紙への答え
学生から「我々が忙しそうで、わからないことに対して質問する余裕がなさそう。質問時間などを設けることはできないか。また、医者になるにあたって必要な採血や画像など検査の解釈を学びたい。せっかく病棟実習をするだから、病棟でしか学べないことを学びたい。」との要望がありました。それに対するわたしなりの答えです。これが正しい答えかはわかりませんが、少なくとも我々のような「マンパワー不足で学生に割く時間がない中
もっとみる私の経歴~悩める人に捧ぐ~
この経歴は、私の下に回ってきた学生や研修医に送ったものです。しかし、必要な人はネット上にもいるのかも、と思い公開させていただきます。
ちょっとプライバシーすぎるので、本当に読みたい人だけ読めるように有料設定させていただきました。既出な部分も多いですが、悪しからず。
研修医へのメモ~問診と鑑別診断について~
注意!これは研修医を指導する際に使用しているメモです。実際の研修は指導医と行ってください。
問診のみでもかなりの鑑別が絞り込めます。早期からその方法を身に着けると便利です。
漏れもダブりもなく物事を考えることをMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)と言いますが、これはフレームワーク(既存の考え方)を使うことが有用です。
まず症状
自分の経験を交えた内科新専門医制度についてのあれこれ
内科専門医について、自分の経験からわかったことをざっくり記述します。
内科は興味あるけど新専門医制度がネックという方の参考になりますように。
結論から言うと、自分はそこまで心配しなくてはいいと思うし、要件さえ満たせば大学に所属する必要もないと思います。
内科専門医に必要な要項は以下の通り
・基幹病院のプログラムに所属すること(初期研修のように)
・最低半年(目安1年、これはプログラムによって異
りお式ドケチ国試対策
私の頃はテコムとメックというオンデマンド講座が人気でしたが、お高いんですよね…
しかも動画とか授業とか苦手な自分には向いてませんでした。
わたしが使ったのは「クエバン」「病みえ」だけ!
合う合わないがありますが、これで国試突破できそうなら、浮いたお金で学生生活を楽しみましょう!
・まずは読み物として使う
クエバンで勉強するのにいいのは、「具体的にどんな問題が出るか」「何に注目したらいいか」がひ
医学生・研修医のためのライフハック
医学生や研修医の困った〜
に対する、リオが教えるライフハック!
😭英語論文を渡されて、読めって言われた〜
英文がずらずら並んでたらパニクりますね💦
せめて自分の言語ならいいのに、あ〜アメリカ人が羨ましい😖
…って思いますよね。
そしたら日本語にしましょう✨
まずはその論文をpubmedでもgooglescholarでもいいので検索して、もとのページを出しましょう📕
ここから先は二択。
臨床初期研修マッチング作戦
初期研修。それは、医師として、そして社会人として最初の2年を過ごす大事な時期😱
もちろんマッチングだから、希望通りの所に行けるかはわからないけど…
少なくとも方向性を決めるのには必要だと思うので、作戦会議をしましょう📢
😗そもそも、初期研修って人生にはどれくらい影響する?
この答えは、後期研修をどう過ごしたいか、によります。
後期一年目になったら、まっさらの状態から頑張ります💣デキる
親と自分の、昔のこと(そして、克服するまでの過程)
奇跡的に克服するまでに至った、自分と親との話です。
自分にとって抱いてほしくない感情を抱かれかねないので、よほど仲の良い人にも話さないでいました。
しかしツイッターを始めて、自分の体験が誰かの心に響き、助けになるということを知りました。
自分のこととしてしまい込むことが一番楽ですが、誰かの助けとして昇華できれば幸いと思い、ここに残すこととしました。
そうは言っても、誰それ構わず見られたくはないので
医学部がしんどい人へ
医学部がしんどい人のツイートよく見るので、わたしの医学部時代を告白します。
わたしは大学でぼっちでした。
女性が少ない大学で、しかも大切に育てられたお嬢様ばっかだったので、実家にいられなくて東京に飛び出した自分との圧倒的な差があり、馴染めませんでした。
全学とつるんでたときはいろんな人がいてすごく楽しかったんだけど(今でも付き合いがあるのは全学ばかり)医学部に囲い込まれると同時に、あんなに好きだ