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🔴いつも大安吉日230 〜草の根のようにしっかりと絡みじっくりと広げていきたい〜

【草の根のようにしっかりと絡みじっくりと広げていきたい】

「バタバタっ」
鶏小屋の方から烏骨鶏の鳴き声と、めずらしく暴れている音が聞こえてきた
小屋の外に猫のロクがいるのも見えた
「まさかっ」と思って急いで小屋に行くと、なんてことはないいつもの光景だった

烏骨鶏が特別ビビってる感じもなく、なんなら「やる気」にすら見える
ロクも呼んだら「ニャー」とか言って振り向いたけど、いつもとそんなに変わらない
どっちもそろそろ慣れてきたかな

間にあるのは目の細かい網だけ

ロクが烏骨鶏を襲わないように、普段は庭に烏骨鶏を放し飼いにしてはいない
だんだん慣れたらいけるかなとは思う

でもさ、もしかしたらやつらは離ればなれの恋人のように、ほんとはもっと、もっと近くで相手を感じたいと思っているのかもなあ
そんなことはわからないし、可能性としては低いだろうけど、もしほんとにそんなことがあるのなら、あの網越しに会う必要はない
昼間なら烏骨鶏を庭に放して、好きに草や虫を食べてももらいたい

間にあるあの網の意味は、飼い主のぼくと当事者のやつらの間で、まったく違う意味をもっている可能性もあるんだよな

鶏小屋の中で一日いっしょに過ごしたら、また違う網の意味が見えるんだろうか?


🔴ありがてえー

ぼくは昨日のあさイチで、またお話しの時間をつくってもらっていた
ぼくと五人で向かい合って座る
さすがに三回目ってこともあって、緊張はかなりなくなって、少しリラックスしていた

話しをはじめてまず、集まってくれたみんなに「ぼくのことで大切な時間を使ってくれてありがとう」の気持ちを伝えた
話しが進んで、「みんなともいっしょにやっていけたら⋯ 」って話したときに、前の日の大切な学びが頭にまた戻ってきた

ぼくの想いを汲んでくれて、この話しの場をさらにすてきな場所にしてくれる仲間
それだけで、もうぼくは思いっきりチカラになってもらっていたんだ
ちがった角度から見ている人の意見を聞いて、また大切にするべきポイントが見える
ちがった意見を聞いて、ぼくは自分の想いを再確認してまた磨きをかけられる
目の前にいるみんなと、話しを聞いてくれたみんなと、直接まだ話せてもいないみんなに、ぼくは「ありがてえー」が溢れた
不覚にもまた泣けてしまった

まだまだもっと上手く伝えなくちゃならないんだけど、三回の中ではいちばんよかった
やりながらしっかりひとつずつ伝えていこう

🔴草の根

話しも終わって「ふぅーっ」とひと息
そこからはザックバランに話しをしたり、たのしく未来のプロジェクトを語ったりした

今回三回お話し会を開いて、そこに来てくれたのは二十五人くらいだったかな
ぼくはありがとうのメールを送りながら、みんなの顔を思い出していた

ここで先につなげていきたいことが見えた

約二百人弱が登録しているページに発信したぼくの投稿に、反応してくれたのは三十人弱
残りの人の中にいるのはどんな人だろう?

「読んでくれたけどいまはそこまでの人」
ここには賛成も反対もあるだろうし、興味なしの人ももちろんいると思う
そこはこれからのぼくのやり方ややった結果で、どうにでも変わっていく可能性はある

「読んでない人」
ここには読めなかった人や読まなかった人、普段からまったくノーチェックな人がいる
それぞれの事情としては、仕事が忙しかったり、人と絡むことが苦手だったり、旦那さんや奥さんに任せてるってのもあるかもしれない
そこに入りたいけど、入るきっかけをなくしてしまった人もいるかもしれない

この届かなかった人にも届けたい
そのきっかけになる「広くゆるい入り口」を、ぼくからどうにかしてもみたい

ぼくのお話し会に来てくれた人は、ほとんどが仲良くしている人たちだった
はじめましてや、顔と名前が一致しない人は二人くらいしかいなかった
ぼくが何者かをある程度わかってくれている人が、「ひろしさんの作戦なら聞いてみたい」ってな感じで集まった率が、割合からいけばかなり多いような気はした

ぼくがもっとひとりひとりとしっかりつながっていれば、もっとたくさんの人に話しを聴いてもらえたかもしれない
そこはしっかりやっていくしかない
と同時に、もうひとつ思ったことがあった

例えば昨日の朝に集まってくれた人との、話し終わりでの質問タイムやザックバランタイムに、「あの人はそんなこと考えてるんだ」とか、「この人はこんなこと知ってるんだ」てのがお互いにあったように見えたんだ
ぼくはそれぞれとは仲良くしていたけど、あのメンバーで集まったのはもちろんはじめてで、あたらしい交流がはじまった気がした
さらに、ぼくにそんなともだちの「わ」があるように、それぞれにも気の合う仲間や飲みともだちやパパ友ママ友がいるだろうとも思った

この気付きはおっきな収穫だった
ぼくのことをわかってくれてる人を中心に、みんながお話し会に集まってくれたように、ぼくからは声が届きづらいけど、そこに声を届けられる可能性がぼくよりずっと高い人がいるような気がしたんだ

ぼくの話しも学校のことも、その関係を気持ちよく使っていけば、それはそれでまたたのしい未来に向かうひとつの技になる気がする

どの道やるのは地道なことのくり返し
すぐに結果が見えるものではなかったりするけど、そんな一歩一歩を大切にしていこう


地上に生える草はひとりしっかり立っているように見えるけど、地中でしっかり根を絡ませてお互いを支え合っている
土があって雨が降って、それをしっかりチカラにして生き抜いていっている
自立することは大事だけど、何かあったときに支えてあげられる仲間、素直に「助けて」を言える仲間でありたい

ぼくは「草の根」を大切にしていこう

🔴おやじの背中

最後のさつまいもをそうげんとタマと掘った

さつまいもひとつ掘りあげるのなんて、ぼくなら「ザクッ」といって「ひょい」だ
しかしやつらはそうはいかない
何度も足でスコップをキックして深く挿す

ガシガシやってチカラでいって、何度も繊細なさつまいもを傷つける
絡みあった根っこと土を軽く落として、やっとさつまいもの収穫の味を知る

畑先輩は口ではなく、受け入れることと受け止めることでたくさんのことを教えてくれる
畑先輩の懐はとても深く、こどもたちはあそびながらも「生きること」を学ぶ

ぼくもやってる姿を見せたいんだ
それなら本気を出したらいまからできる

しっかりやっているかっこいい姿も
酔ってつぶれてそこらで寝てる姿も
全部ふくめた「あほな親父」を見せたいな
そしてそんなあほな親父でも、「しっかり生きていることができて、まわりにはいつも最高な仲間がいる」ってのを見せていたい

いつか人生に参ったときや、大切なものをなくした辛いときに、「あの親父はいつもとりあえず楽しそうだったな。あんな感じでも生きてたなあ」なんて、少しでも気分が晴れるようなきっかけにでもなれたら最高だ

さあ今日もやりましょうかね
ではみなさんめでたいいちにちを


五穀豊穣 子孫繁栄 
大安吉日や さかいひろし

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