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ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと

これ、アートディレクターの方が書いたブランディングの本です。
この本の興味深い点はアートディレクターの方が経営戦略について書かれている点です。

経営の本をアートディレクターの方が書くという事は経営戦略にデザインが不可欠になってきているという事。

いわゆる一般的な経営戦略は理性的、論理的に情報を積み上げていくイメージがあると思いますが、ブランディングの場合は理性的、論理的ではなく感情にフォーカスするのが特徴です。

ブランディングは人の感覚や情緒に訴求する経営戦略とも表現できますね。

だからこそ、ブランディングに関わるディレクターやデザイナーはアートやデザイン、クリエイティブに加え、経営についての知識や経験も必要になってきます。

自分がトレーナーとして所属している一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会の講座の中でもブランディングは経営戦略そのものといつもお話をしているのですが、この書籍は自分の今まで学んだ事や経験と照らし合わせる事で、新しい道について考える事ができたので、とても良かったです。

これをデザインやクリエイティブの仕事にとって機会なのか、驚異なのか?受け止め方次第。自分はチャンスだなあと改めて感じております。

今、関わっているプロジェクトでもがぜんがんばっていこう!
と個人的にはモチベーションを上げる機会をいただいた1冊です


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