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ヘッジファンドって?投資の選択肢

今まで投資の基礎知識の投稿が多かったですが、今回は少し専門的な分野の記事を皆さんに届けたいと思います。ヘッジファンドとは投資に関係する言葉で、ファンドの1つです。主に絶対利益の追求をメインとして、相場の上げ下げ関係なく利益を追求します。ヘッジというだけあってリスクヘッジをしながら先物取引や信用取引を積極的に行います。ファンドというのは投資家から資金を集めて株式などに投資を行う運用のプロを指すものです。一般的には投資信託というサービスがファンドに該当するでしょう。具体的にどのような物を扱っているのかというと株式がメインです。(厳密にはリスクヘッジの為に株式以外にも投資はします)


株式といえば市場の動向により利益や損益が大きく変動します。ヘッジファンドは市場の動向などは関係がなく常時、最高のリターンを追求して活動を行います。基本的に投資家を集めるときには大規模な活動を行わないのが特徴です。インベスターを限定して少人数でインベストメントを行います。その大きなメリットは大規模な宣伝をして人を集めないので広告費がかからない部分です。


また販売手数料は無料もしくはかなり安く設定されています。規制がほとんどないことを利用して多くのリターンを得ようと考えるのがヘッジファンドと考えておきましょう。ちなみにヘッジファンドはファンドマネージャーも多額の資金を投資している場合がほとんどです。そのため『ファンドマネージャーが儲けるということは=インベスターも儲ける』という仕組みをしています。


マネージャーの受け取る報酬が多いほどインベスターも儲けるので理想的な仕組みです。そのためファンドマネージャーは運用実績を上げるためのモチベーションが維持されていて、高い実績を出すために活動を行います。ちなみに少人数で活動を行うので資金が少ないときもあります。そういうときは金融機関から借り入れをして運用をするところもあるので知っておくと良いです。


レバレッジ効果によりリターンを大きくする場合は、ハイリスクですがハイリターンを見込めます。ヘッジファンドはどのような方向性で投資を行うのか気になる人は多いでしょう。基本的に上がりそうな銘柄を購入して、下がりそうなものは売りさばきます。売る(ショート)時は空売りをするので、下がれば下がるほど利益が上昇する仕組みです。株の空売りとは信用取引などで借りて株を売ることを指します。株価が高く、これから下がることが予想されるときに空売りをして、その後予想通り株価が下落したところで買い戻して差額の利益を得るものです。

引き続き、入門編や基礎知識記事はあげていきますが、今後は少しずづ専門記事もあげていきますので皆さんの投資リテラシー向上につながれば嬉しいです!!では!

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