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保険と資産運用

資産運用にはさまざまな種類がありますが、そのひとつが生命保険を用いる方法です。生命保険にも色々とあり、テレビCMなどで見られるものは掛け捨て型が一般的なものとなっていますが、一方で昔から行われてきた貯蓄型保険というものも今でも存在しています。昔に比べると条件の良いものが少なくなりましたが、それでも安定して行えるものとして、資産運用の手段にも使われているものです。外資系の保険会社ではドル建ての貯蓄型の保険もあったりしますね!

貯蓄型保険の仕組みは毎月の保険料を支払っていく一方で、最終的に満期を迎えた場合に、解約返戻金が支払われます。解約返戻金は保険商品によっては100%を超えることもあり、100%を超えれば積み立てた以上のお金が手に入るため資産運用をしていると言えるものです。ただし、あくまでも結果として条件が揃った場合のもので、定期預金とは異なって確実性のあるものではありません。

資産運用で生命保険を用いるメリットは、いざという時の保険と合わせて行えるということや、保険料は控除の対象となるので節税になるといったことが挙げられます。保険としては病気や怪我で治療を受けた場合の費用の一部を負担してくれますし、場合によっては保険料の支払いが免除になるといったものなどです。また保険料は税金の控除が受けられますから、その他の資産運用と比べると出ていくお金に掛かる税金が少なくて済みます。会社を経営している方で外資系の保険であれば会社の経費計上できるので大きな節税にもなりますね。


ただしデメリットもあり、ひとつは保険料が高いことで保険内容と比べても負担が大きいことや中途解約をすれば元本割れすることになります。さらに長期間の加入が必須ですから、長期的に高い保険料を支払い続ける能力がなければなりません。それと貯蓄型保険では必ずしも利率が保証されているものではありませんから、経済状況によっては利率が下がることも珍しくはありません。

生命保険で資産運用する場合には、投資同様、長期的な視点を持って行う必要があり、高い保険料を支払う能力があるか見極めた上で行う必要があります。なのでライフプランナーさんの話を鵜呑みにするのではなく、自身のプランをまずは明確にしてから運用してみてください!では!

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