[否定の否定の否定]で一周回って受け入れる

『あー…ココできてないやん。
できてないところ直さないと。』

練習を進める中でこの流れはよくある。

あと、レッスンを受けて先生から指摘された時にも、
『あー…ココがアカンのんか。直さないと。』
になる。

個人的にこの流れにちょっとした違和感を持っていた。

この違和感の元がよく分からないからスルーしていたけど、
ようやく糸口を見つけた!


この流れをよく見ると、

あー、やってしまった(否定①)

もー、そんな自分アカンやん。。(否定2)

直さないと。

になっている。


根底に否定を含んだままで、
モヤモヤした気持ちを引きずったまま改善しようとするから、
練習が、面白くない・楽しくないものになるのだ。

私が感じていた違和感は、否定による練習をしているからでした。


私には、

練習をする=悪いところを直す

という意味付けが、長年の習慣でこびりついています。

さらに、自己否定グセもある。


それで思いついたのが、
私には「起きたことを否定して、それをまた否定する」のが当たり前になっている節があるから、
更にそれを否定したらいいんじゃないかっていうこと。


あー、やってしまった(否定①)

もー、そんな自分アカンやん(否定②)

いや、でもそれが素の私なんやん(否定③)

はい、じゃあどうする?


この[否定の否定の否定]って流れは、
結局、一周回って受け入れることになる。

そうすると、
「直さなきゃ」ていう呪縛からの改善ではなくて、
「じゃどうする?」ていう前向きな改善に変わる。

否定の否定に気づいたら、否定する。

私には否定癖があるんだから、もうその習性を使っちゃおう。笑

うん、これがいいや( ・∇・)


泉山民衣

*「音楽」「演奏に関わること」はお教室ブログにも


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