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コミュニケーションスキル その13

抵抗されるフィードバック#1

理由として考えられるのは、我々が自分たちの問題点を自分自身に対して認めることが難しいということが考えられます。

ましてやそれを他人の前で認めることは、なおさら困難なことでしょう。

相手が我々にとって信頼できるかどうか、相手の観察にどんな根拠があるのかなどは確かなことではないと思います。

また、他人が自分たちをどう見ているか知を知るためには、一種の不安を感じる場合もあります。

我々は往々にして自分たちに対する肯定的な面を見逃し、否定的な意見を予測する傾向があります。

また、我々は独立的であろうと願い、そのため払ってきた努力が非常に大きいため、他人に依存的であっつてはいけないという考えが我々の内面を大きく支配していることも考えられます。

あるいは、過去一貫にして依存できる人を捜し求めてきており、このパターンを人との援助関係というこの場でも繰り返しているのかもしれません。

自分たちの問題点をはっきり見出すための援助を求めているというより、我々はむしろ同情や支持を求めているのかもしれません。

たとえば、援助者がその問題に対して援助者も非援助者も貢献できる方法を指摘しはじめると、その方法とその双方が変わらなければならないという方法であるかもしれません。

我々はすぐに聴く姿勢がなくなるかもしれない。

ひとつの問題を解決することにより、我々が避けてきた、あるいは考えたくないと願ってきた自分たちの側面を表面化することになるからでしょう。

また自分たちの問題を誰も解決できない、ましてや部外者には理解などできないユニークな問題があると考えている場合もあるでしょう。



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