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【数学】どのように勉強するのか

こんにちは!

京大医学部医学科のShimonです!😃

昨日は急な雨に降られて風邪をひいてしまい更新できませんでした。すみません

さて、気を取り直して今回は科目ごとの記事第5弾ということで

「数学」についてお話していこうと思います

私は数学はかなり苦手な方で、一般的にいう「数学的センス」のかけらもありません

しかし、勉強方法を確立してからは京大系の模試でも8割をとることができるようになりました

(ちなみに本番の数学は大失敗してしまい半分ほどしか得点できませんでした。計算ミスにはくれぐれも気をつけましょう)

さて、私が行った勉強法は

「問題を解く方針の数を増やしていく」⤴️

というものです

この勉強法はあくまで東大や京大志望の受験生向けです。自分の志望校の数学の問題はある程度誘導形式だという方には余裕があればやってください

東大や京大といった難関校の数学はぱっと見ですぐに方針を立てることが難しい問題があります

ここでどれだけの方針や解法を用意できるかが勝負のカギになってきます

この方法がだめなら、あの方針ならどうだろかと試行を繰り返す勉強を普段からしていなければ本番で実践することはできません

たとえば、図形問題を見てパッと方針が思い浮かばないとき

特に誘導がなければ、ベクトルで方針を立ててみたり、座標をおいてみたり、はたまた幾何的に解いてみたり、様々な方法が考えられます

このようにすべての解法を試してみるという勉強を繰り返していると、センスのいいひとはいち早く正解の方針にたどりつけるようになるのでしょうが、私はセンスがなかったので割としらみつぶしに方法を試していくという感じから抜けきれませんでした

しかし、数学で堅実に得点していくためにはこのような勉強がかかせません

本番レベルの問題を使って演習を行う時はわからないからといってすぐに解答を見るのではなく、自分が出しうる方針すべてを試してから答え合わせをするようにしましょう

知っている方針をすべて試してみたが、うまくいかなかった

これは全然いいことです。大事なのは思いつきうるすべての方針を試したのかどうかです

試行の末に解けなかったのであれば、解答から新しいことを吸収すればokです

ここで注意してほしいのは「この勉強法は本番レベルの問題を扱う時のみ」に行ってほしいということです👈

青チャートや標準問題精講などのいわゆる「方針をたてる力ではなく、数学的道具を使いこなす力を養う問題集」ではこの勉強法を行ってはいけません

このような問題集で問題が解けないという時は「解法が思いつかないのではなく、解法を知らない状態である」ということを覚えておきましょう

このレベルの問題集でわからないときはすぐに解答を見て「数学的道具」を一刻も早く習得してしまいましょう⚒

巷で数学は暗記だとか言う人もいますが、それは数学の学習の一段階目でしかありません

問題のレベルが上がってくると暗記力ではなく、試行力(思考力)が大事になってくるということを忘れないでください

今回の記事のまとめです

1.初期の段階ではとにかく数学的操作を覚えるべく基本的なレベルの参考書で数学的道具を使う練習をする。わからなければすぐに答えを見てもよい。

2.数学的操作をマスターしたら問題の方針を立てることに重きを置く勉強をする。ジャンルごとに解答の方針をまとめたノートをつくっておくことを推奨。わからなくてもすぐに答えを見てはいけない。自分が思いつきうる方針をなるべく出し切ってから答え合わせをする。解答を作成するなかで数学的操作で自信がないと感じる部分があれば1に戻って復習を重ねる。(私の場合数学Ⅲの操作があいまいになったときはすぐに青チャートなどで確認していた。)

それではまた次回もお会いしましょう!👋




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