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[DIY] 二人掛け仕事&勉強デスクを自作してみる

かねてから計画していたデスクをついに作製しました。
まだまだアップデートしたいところはたくさんありますが、ひとまずベースができたのでまとめます。

まず、今回の仕上がりはこんな感じになりました。
配線まわりもひとまずは隠せてスッキリすることができたのでよかったです。


・ ・ ・ ・ ・


設計|妄想を膨らませる


正直、このとき一番楽しいですよねw

どんなふうに使いたいのか考える

私はフルリモート勤務なので、小学生の息子が帰ってきたら様子を見ながら仕事をしたりしています。時には勉強をみたり、コミュニケーションしやすい環境を作りたいと考えています。

そこで、私の仕事用かつ息子の学習用に長いデスクを作り、並んで使えたらいいなと思い自作することにしました。

二人並んで座っても窮屈でないように、できれば広々とPCや学習テキストを広げられる広さがいいなと考えると、幅1800 mm はほしいところです。


必要な材料

・天板
・脚
・ケーブルトレー
・電源タップ
・天板の塗装するもの
・木ネジ
・工具類


【天板】国産杉ムクボード(1820 x 650 x 24 mm)

おしゃれなデスクをDIYされている方々は、マルトクショップさんで購入し加工もしてもらったという記事や動画をよく見かけますが、比較的お手頃らしいとはいえそこそこのお値段になります。

今回は近くのホームセンターで調達しました。
国産杉ムクボード(1820 x 910 x 24 mm)を購入し、カットして天板にすることに決めました。

パイン集成材(1820 x 910 x 18 mm)も売っていましたが、厚み18mmだと心もとない気がしたのと無垢材ならではの節がある方がいい味でそうという理由から杉ムクボードを選択しました。

奥行きはかなり悩みました。
これまではダイニングテーブルを使用していたので 奥行きが 800 mm とかなりゆったりでした。さすがにここまではいらないのですが狭すぎると快適に過ごせないだろうとリサーチを重ねました。
先人の情報をまとめると、どうやらワークデスクとしては600 〜 700 mm くらいが一般的なサイズのようです。

ということで、間をとって650 mm にしました。
650 あれば小学生の大きな教科書やテキストとノートを前後に並べてもギチギチにはならないだろうという判断です。
私サイドとしては、現在は外部ディスプレイを台に乗せて使っているのですが、奥行きが物足りなくなったらモニターアームに入れ替えてスペースを確保すればいいかなと思っています。

長くなりましたが、サイズは 1820 x 650 x 24 mm で確定。
カットは購入のタイミングでホームセンターのカットサービスにお願いしました。数十円でやってもらえるし、速いし綺麗し楽なのでおすすめです。


【脚】口型のアイアンレッグ

インダストリアルな感じが好きなので、かっこよさを求めて、黒いアイアンレッグがいいなと思っていました。
4本脚のものよりも口型の方が安定するらしいので口型にしました。

購入したのはこちらです。


【ケーブルトレー】サンワサプライのケーブルトレー

せっかくデスクを自作するので、配線周りも綺麗にスッキリしたく、匠達の情報をかなり調べました。

こちらを使います。

上記ではわかりやすいためamazon のリンクを貼っていますが、お得に購入できたのを記事にしているのでよかったら覗いてもらえるとうれしいです。


【電源タップ】エレコムの黒い10口電源タップ

これまで使っていた電源タップがかなり古いので安全面も考慮してこのタイミングで入れ替えようと考えていました。

全体のトーンと合わせると黒色のものがいいです。
ということで購入したのはこちらです。
一括スイッチはいらないけどケーブルも含めて黒いのとスッキリした見た目なのに10口ついているのが素敵です。
スイングプラグなのも使い勝手よくて最高です。


前述のケーブルトレーは幅がかなりあるので、ほんとは下記の電源タップを狙っていました。しかしながらずっと売り切れていて買うことができず、次点の上記としました。


【木ネジ】アイアンレッグ&ケーブルトレー取付用

先人の記事を見ていると鬼目ナットを埋め込んでからボルトで固定しているものをよく見かけました。
しかし、私は頻繁に脚を取り外すことは想定していないので、今回は鬼目ナットは使わずに板に直接ネジ留めしていきます。

黒いのはアイアンレッグ用、シルバーのはケーブルトレー用

脚やケーブルトレーに付属されているボルトはM6 だったのですが、ホームセンターを物色していたところM6 の木ネジの選択肢が圧倒的に少なかったのでやむなくM5 を使用することにしました。

アイアンレッグが黒色なのでネジが浮いてしまわないように黒色のものを選びました。
ケーブルトレーの固定フックはシルバーなので、フックに合わせてシルバーのネジにしました。

どちらもヘッドはトラスにしました。


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作製|手間はかかるが楽しい時間


超ざっくりいうと次の工程です。シンプルですね。

1.材料を揃える(購入&受け取り)
2.天板を加工する
3.組み上げる


【天板加工】ヤスリがけする

ひたすらヤスリがけをしていきます。
1820 x 650 mm もあるのでかなり大変でした。腕パンパン。。。
紙ヤスリでやったのでかなり大変だったのと、すぐ紙ヤスリがツルツルになり何度も取り替えることになりました。。。
120番をかけて、240番で仕上げました。

こういう節があるのも無垢材のいいところ♪
ただこのままだとかなりざらざらしていて肌触りがよくないので丁寧にヤスリがけします。


後から知ったのですが、ドレッサーというものを使えばもっと楽に作業できたのかもしれません。
次に大きめのものを作る際には買ってみようと思っています。


【天板加工】アンティークワックスで色入れ

以前も使ったアンティークワックスのチークカラーで色を入れます。

これまでは布を使っていたのですが、今回初めてスポンジでやってみました。布よりも伸びがよく扱いやすいような気がします。
私は今後もスポンジでワックスがけをしようと思います。

ワックス塗る→数時間から一晩くらい乾かす→余分なワックスを拭き取る
の工程を2度行いました。

そのままだと色移りしないか不安なので、クリアの蜜蝋で表面仕上げとしました(実際に色移りするのかどうかは知りません)。
こちらは1度塗りのみ。


仕上がり

いい感じの色になりました♪
節のところも陰影がよりはっきりついてとてもいい感じです。


【天板加工】脚やケーブルトレーの取り付け用の下穴あけ

ワックスが十分に乾いたらいよいよ、組み上げに向かいます。

頻繁に脚を取り外すことは想定していないので、今回は鬼目ナットは使わずに板に直接ネジ留めしていきます。

ネジの径が大きいのでネジを打ったときに天板が割れてしまうことを予防するために下穴をあけます。

M5 のネジを使うので、下穴は3.5 mm としました。
下穴用のドリルはダイソーのドリルを使用しました。耐久性はわかりませんがかなりいい感じに穴をあけることができました。
100円でこれが手に入るのはかなりありがたい。

取り付け位置を決めたら、下穴をあける場所に印を書いておきます。

アイアンレッグを仮置きし、鉛筆で印をつける

ドリルで下穴をあけます。
その際、貫通してしまわないようにマスキングテープなどでストップする目印をつけておくとやりやすいです。

ダイソーのドリルで下穴をあける



【取り付け】脚を取り付ける

アイアンレッグ

アイアンレッグを持ち上げると「しゃりしゃりしゃりしゃり」と何やら砂のような音が中から聞こえます。

少し気になったので、梱包されていた袋をかぶせたまましばらく振って音の正体を出してみました。そしたら鉄粉のようなものが出てきました。
どうやら製造時のバリやらクズが内部に溜まっている模様です。

結構でてくる


いよいよアイアンレッグをネジ留めしていきます。

電動ドライバーがあると楽です


アイアンレッグの穴に対して、用意したM5のネジだと頭の径が少し足らなかったので、アイアンレッグに付属していたワッシャを挟んで留めることにしました。
ワッシャだけ色が違い浮いてしまったことが残念です。。。


【取り付け】ケーブルトレー

アイアンレッグと同じようにケーブルトレーのフックも取り付けていきます。こちらワッシャなくても問題ない穴の径だったので、ワッシャなしで留めました。



・ ・ ・ ・ ・


完成!!


組み上げて、PCやらディスプレイやらを設置してみました。いい感じ♪

配線回りもわりとスッキリしまうことができたように思います。

写真では、ひとまず私のものだけを置いてみましたが、
右側が私のスペース、左側が息子のスペースとして使います。

やはり自作すると愛着もわくし、自宅の都合や自分達の要望を盛り込めまくるのでいいですね。使いにくいなと感じたらどんどん変えていけばいいですし。素材の経年変化も楽しみです。
今回ベースとなるものができたので、よりよくするためにどんどんカスタマイズしていきたいと思います。

数日使ってみていますが、大きな問題はなく、快適に過ごせています。
とはいえ気になることもあり、長辺方向にちょいと揺れるのです。
我慢できないほどではないにせよ揺れを抑えることができたら最高なので方法を調べて試していきたいです。

また、デスク上で使っているものの紹介などはできていないので、そのうちデスクツアー的にまとめてみたいなと考えています。
お楽しみにしていただけるとうれしいです。


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かなり長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
仕事&学習用の親子デスクのDIYでした。


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