SaaSやPaaSなどX as a Serviceの概要となぜ普及したのかその背景を理解する。
数年前から急激に「SaaS」や「PaaS」などの
言葉を耳にする機会が増えたように感じません
か?
(え?感じない?でも知っといて損はありませ
んよ。)
これらは購入する事なく定額制で提供される
利用形態の事で、近年急激にこの形態が普及
しだしました。
最近急激に普及したのサブスクリプション
サービスもその中に含まれる一つです。
ではなぜこの利用形態が普及しだしたのか?
それは、世の中が「モノ」から「コト(体験)」
の時代へ変化したことに起因します。
例えば車を例に言えば以前は所有する事が当たり
前でしたが、カーシェアリングなどの様に共有す
る事が一般化してきました。
つまり、必要な時に必要なだけ利用することで資源
を無駄なく最大限に活用する意識が広く一般化して
きた事により、「as a service (アズ・ア・サービ
ス)」=モノを所有せずにサービスとして利用する と
いう考え方が浸透してきたわけです。
この形態の始まりは1990年代末に顧客管理などの機能
をWebサイトで提供するサービスが始まった事に端を
発し、2000年代に入ると仮想サーバーなどを提供する
IaaS、PaaSの中間的なPaaSが登場。これによりクラウ
ドの時代へと突入しました。
そしてこれらを包括する総称としてXを持ち入り、XaaS
という呼び名が一般化しだしました。
Xaasの主な種類については以下の通りです。
・SaaS(サース)・・・ソフトウェア、アプリケーションをサービス化
・Iaas(イアース)・・・インフラ(サーバーやストレージ)をサービス化
・PaaS(パース)・・・プラットフォーム(開発環境、実行環境)をサービス化
・Daas(ダース)・・・デバイス(機材の導入から廃棄まで)をサービス化
・MaaS(マース)・・・モビリティー(移動手段全般)をサービス化
このXaaSこれからますます普及が進むにつれ、
種類が増えたり、枝分かれしたり、一部が融合
し新たなサービスが現れる様な気がします。
でも、先にこれらの概要を軽く知っておくだけ
だけでも社会構造の変化への感度が敏感になり、
情報のキャッチも素早くなると思いますので、
是非是非軽く頭の片隅においといて頂けたらな
と思います。
引き続きこの形態で新しいサービスが現れたら
ご紹介したいと思います。
ではでは。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?